セグメントをきれいに対称にするIllustratorのスクリプトを作りました(CS6以降)
精密なトレースや作図において、セグメント両端の方向線(ハンドル)を対称にしてカーブのバランスを整えることはよくあります。しかし、Illustratorには方向線をコントロールする機能が少ないため、正確な対称のカーブを作るのに工夫が必要です。この作業を楽にするためのスクリプトを作りました。セグメントの左右どちらか一方の方向線を基準として、もう一方を対称します。わかる人にはわかるニッチな機能ですが、便利そうと思ったらぜひ使ってみてください。
Illustrator CS6 〜 CC 2018
所定の場所に「セグメントを対称にする.jsx」をコピーします。Windows版ではお使いのIllustratorの種類によって保存する場所が異なりますのでご注意ください。
ファイル > スクリプト > セグメントを対称にすると表示されていればインストール成功です。
OS バージョン フォルダの場所 Mac 全 /Applications/Adobe Illustrator (ver)/Presets/ja_JP/スクリプト/ 32bit Win CS5まで C:\Program Files\Adobe\Adobe Illustrator (ver)\Presets\ja_JP\スクリプト\ 64bit Win CS5, CS6(32bit版) C:\Program Files (x86)\Adobe\Adobe Illustrator (ver)\Presets\ja_JP\スクリプト\ 64bit Win CS6(64bit版)以降 C:\Program Files\Adobe\Adobe Illustrator (ver) (64 Bit)\Presets\ja_JP\スクリプト\
(ver)にはお使いのIllustratorのバージョンが入ります
本スクリプトは、CS4以前では動作を検証しておりません
パスのセグメントをひとつだけ選択します。[ダイレクト選択ツール]でセグメントをクリックするか、ドラッグで囲めば選択できます。または、連続するアンカーポイントを2点選択しても、その間のセグメントが対象になります。
スクリプトを実行すると、ダイアログが表示されます。[変更アンカーポイント]で選択したアンカーポイントが、変更の対象となります。パスの進行方向に対して前にくる方が[前]、後にくる方が[後]です。変更対象のアンカーポイントと方向線は、プレビューで赤く表示されるので分かります。
[スムーズポイントにする]をチェックすると、アンカーポイントはスムーズポイントに変換されます。セグメント外側の方向線も同じ角度になるように連動して動かします。
複数セグメントへの同時処理は対応していません。複数のセグメントが選択されているときは、最初に取得できたセグメントが対象となります。
必要なオブジェクトが見つからないときは処理を中断します。
グループや複合パス、複合シェイプの全体が選択されているときは処理は行われませんが、ダイレクト選択ツールでセグメントが選択されている場合は動作します。
オブジェクトの種類や構造によって意図しない結果になる可能性もゼロではありません。
このスクリプトを使って起こったいかなる現象についても制作者は責任を負えません。すべて自己責任にてお使いください。
Mac版CS6とCC 2018で動作の確認はしましたが、OSのバージョンやその他の状況によって実行できないことがあるかもしれません。もし動かなかったらごめんなさい。
Copyright (c) 2017 - 2018 Toshiyuki Takahashi
Released under the MIT license
http://opensource.org/licenses/mit-license.php
Created by Toshiyuki Takahashi (Graphic Arts Unit)
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