< works > 果樹の里山 デザインツール
明けましておめでとうございます。昨年より取り組んでいるデザイン案件、鳥取市鹿野町河内の「果樹の里山」が1月1日より販売デビューしました。私が育った鳥取市鹿野町は、まちにある資源を掘り起こして新しい事業を育てていく、という取り組みをされる人たちが多種の分野でいるなと、つくづく思います。そこにイラストレーションやデザインで関われることは、本当に幸せです。お声がけいただき、ありがとうございます。鹿野町は城下町のイメージがありますが、河内は鷲峰山という山の麓にある小さな集落です。耕す人がいなくなった畑に果樹を植え、人々が交流する里山を作ろうというプロジェクトは、自然を相手に地域の人と交流する学生さんたちとで、文字通り耕すように進んでいます。デザインは、プロジェクトの思いをどんな風に誰に発信し手にとってもらうかを考え視覚化し、道筋を描いていく仕事だと思います。そのためにはいろいろと丸っと必要なデザインツールを同時進行したいところですが、何せ自然は時間もかかり変化もし、またクライアントさんも急いで無理をしてはいけないと、普通なら販売の道筋を最速で立てて見通したりしたいところですが、その度ごとに「いや待てよ」ということに出会う案件です。それはなんだか子育てに似ているような気がします。私の突っ走りすぎてしまうところを、いつも「ちょっとペースダウンしたら」と気づかせてくれる人たちがいて、本当によかったなと思います。そのことで、このデザインがより愛しく感じます。現段階では商品は「いちじくのジャム」1種類ですが、他の果樹の生育に合わせてバリエーションが増えていく予定ですし、商品の販売を通じてその後のもっと大きな展望についても伝えていきたいと思います。鳥取市大覚寺のローランドマーケットさん、鹿野町の鹿野おもしろ市場、ゆめ本陣にて販売しています。













