話者というものは、目の前にいる人の属性に合わせ、かつ彼らの反応を見ながら話す内容を調整する。筆者もそうだ。今までさまざまな講演に呼ばれて登壇させてもらったが、仮に同じ演題を求められたとしても、どんな聴衆かによって話し方は変える。否、変えざるをえない。 60代以上の年配層が中心の会場では「今の若者ってこうなんですよ、難しいですね」などと言って同意を誘う。20~30代が中心の会場では「年配層ってSNSの本質を誤解してますよね」などと言って同意を誘う。新聞社やTV局などマスコミが中心なら、「リテラシー」「可読性」「トラフィック」「フィルターバブル」といった言葉を説明なしに使うが、そうではない会場では別の言葉に言い換える。 そのほうが話を聞いてくれるからだ。もっと言えば、ウケがいいからだ。
「虎に翼」脚本家のノイズ発言はなぜ炎上したのか?「原作改変」ではない本当の理由 | 「それ」って「あれ」じゃないですか? | ダイヤモンド・オンライン

















