【ad:tech NY 2013 レポート】ad:tech NYに参加して感じたメディアの今後
今年も残すところ1ヶ月で、そろそろコートが手放せなくなってくる頃ですね。
9月に開催された「ad:tech Tokyo」から2月経ち、
弊社adingoは「ad:tech NY」 に今年も出展社として参加して参りました!
ad:techへの参加は、毎年東京を始め、シンガポールや
サンフランシスコなどを中心に世界中で行っていますが、
ニューヨークへの参加は今年で3回目になります。
今回は、海外ad:tech初参加となったメディアコンサルタントの責任者から、
メディア向けのレポートをお送りしたいと思います。
ad:techNYに参加して感じたメディアの今後
(株式会社adingo メディアソリューション本部長 野口 剛)
はじめまして、株式会社adingoメディアソリューション本部長の野口です。
日頃からメディアの皆様には大変お世話になっております。
今回は、通常の「出展社として」に加えて、
私たちが日頃おつきあいさせていただいております
「メディアの皆様にとって」というテーマでレポートをさせて頂きます。
■ad:techNYでのadingo
ad:techNYは、11月6日、7日に開催され、全235社の出展社数となっており、
ad:techTokyoの127社と比較して、1.8倍の出展社が参加しております。
今回adingoでは、SSPのFluctのプロモーションを目的に出展してきました!
Fluct知らない方も多いかと思いますので、以下に簡単に説明してみます。
▽Fluctとは▽
Fluctはadingoが独自開発したSSP(Sell-Side Platform)です。
SSPはインターネット広告においてメディア様の収益を最大化させる仕組みで、
様々なアドネットワークやDSP(Demand-Side Platfoem)・アドエクスチェンジ
などと連携し、メディアにとって最適かつ収益性の高い広告配信を行う、
広告プラットフォームです。
また収益性の向上に加え、広告を一括して管理・配信できることによる
運用コストの削減もメリットとして挙げられます。
長々と書きましたが、簡単に言うと・・・
メディア様が利用すると広告枠の広告収益が向上して、
運用コストが減るということです。
ad:tech NYでは出展社も来場者も広告主側が多い中で
メディア向けのサービスとして出展してきました。
そんなFluctに対して、NYではどんなお客様が話を聞いてくるの?と
様々なメディア様から日頃ご質問頂くことがありますので、
こちらで回答させて頂きます。
どんな企業が・どんな事聞いてきくるの?
■どんな企業が編
Fluctのブースに訪れる方々は大きく3種類に分かれます。
1.出稿主側(アドネットワーク・広告主)
2.メディア側(メディア・アドネットワーク)
3.DSP
それ以外にも、実はヘッドハンティングの会社だったとか、
VC(投資家)だったなど、レアケースもありますが、大きくはこの3つです。
■どんな事聞いてきくるの?編
それぞれこんな事聞かれます。
1.出稿主側
→「良い広告在庫あるんだけど、Fluctに配信させて!」
→「動画の在庫いっぱいあるんだけど、どう?」
→「日本でどんなメディアが利用しているの?」
2.メディア側
→「サイト運用していて日本の人もたくさん見てるからFluctで広告配信しない?」
→「海外向けサイトなんだけど、配信できる?」
3.DSP側
→「RTBで接続しない?」
初めて参加して驚いたのが、意外にも
「良い広告在庫あるから、Fluctに配信させて!」
という出稿主側からのご意見が多いということです。
その際に、Fluctだとどういうサイトに配信可能かをお伝えすると
「良いサイトだ!是非!」と言って頂けることも実は多くあります。
今回はじめて参加してみて海外の広告主側は自分の国だけでなく、
世界各地(日本含め)のメディアを良くチェックし、自分達のビジネスに
活かそうとしていることが分かりました。
では、何か気になる出展社いた?
沢山いました!どの企業も自分の国だけで無く、
世界を相手にビジネスチャンスを作るかということを意識していると感じました。
アメリカは日本と比べ広告に携わる企業数が多い為、
どんなビジネスを選んでも多くの競合がいるからだと思います。
故にニッチなジャンルでの勝負を仕掛けるサービスもありました。
そんなニッチなサービスもad:techNYに沢山出展されてましたが、
私はメディアが大好きなので、メディアにとって面白そうなサービスを
1つご紹介します。
▽Get Response ▽
ご存知の方もいると思いますが、すごい端的に紹介すると、
簡単にニュースレターが作成できるサービスです。
このサービスの素晴らしい点を箇条書きにします。
・全世界で30万を越える顧客数
・豊富なテンプレート(500以上の豊富なテンプレート)
・管理画面上での操作が非常に簡単(英語わからなくても直感で操作出来る)
・配信に際してのテストツールの豊富さ(A/Bテストなども管理画面で実施可能)
・専用のランディングページも作成可能
…etc
沢山有りすぎて書ききれないですが、
無料トライアル版が公開されているので、是非使ってみて下さい。
特に、今会員を保有しているメディアを運営していて、
「ニュースレターとか送ったこと無いなぁ・・・」
「うちのサイトはECサイトとじゃないし、
ニュースレターとか会員に送っても意味ないしな・・・」
という担当者の方は是非使ってみて下さい。
全世界で多くの顧客に使用されるツールを利用して、
新しいユーザー(会員など)の囲い込み方が閃くかもしれません。
最後に
最後にメディア側に立つ者としてコメントしたいと思います。
ad:techNYに参加中に現地の広告代理店の方とランチする機会がありました。
その時に海外の広告主から好まれるメディア特性について
「PVとかimpは重要ではないと思います。
それよりも特定のカテゴリや専門性に特化したメディアが
高単価な広告が配信されますよ~」
と説明されることがありました。
現在、上記のようなメディアは、
アメリカを中心にプライベート・エクスチェンジを利用して
純広告と同じ水準の金額で広告枠が取引されています。
SSP経由ですので、広告収益向上のためのコストを抑えられ、
且つ純広告レベルの収益が発生する状態となっています。
日本だとどうしても
「純広告が売れない。だからネットワークで収益化だ!
でも、ネットワーク収益が低い・・・助けて!」
という声を良く聞きます。
ただ、日本のメディアは日本独特の素晴らしいコンテンツを生み出していると
思いますし、それは海外にも通用すると思います。
となれば、日本で生み出されたコンテンツで世界に勝負して、
広告取引の単価が高い、海外で広告収益を向上させるのも1つかもしれません。
そんな風にadingoのパートナー様が「よし!海外で勝負だ!」となった時に
広告収益以外でもメディアの皆様をサポート出来る会社であり、
メディア様のコンサルタントでありたいと思っています。
日本のメディアが生み出すコンテンツで、
世界をあっと驚かす事が出来たら、メディア好きとして魂が震えますね。
※写真真ん中が弊社野口です。
いかがでしょうか?
例年より、出展社も来場者も増え、大いに賑わったad:techNYでした。
ご来場、ブースにお立ち寄り頂きました皆様、ありがとうございました。
それでは、引き続きadingoをよろしくお願いいたします!












