2005 April 〜 2023.02.20 Rum (Tum Tugger)
私がまだ子供だった頃。
病気になって、中学校は入学から半年経った頃から通うことができずに家で療養していた頃。
今でこそ健康になれたのですが、当時の私は将来への漠然とした不安に心が押しつぶされそうで、なんというか毎日泣き暮らしていた。
当時は本当に不健康で。
そんな時に、生後二ヶ月で我が家にやってきたラムちゃん。
子猫らしく暴虐の限りを尽くしていた頃もあったけど(はちゃめちゃな噛み癖あったし、パソコンのキーボードやマウスもだいぶお釈迦にされた)
夜中に私が1人でメソメソ泣いていると、何だ何だと側に来て、しばらく寄り添ってくれた事を今でもはっきり覚えている。
彼なりに異変を察したんだろう。鼻を合わせてしげしげと様子を探った後、ゴロンと体を横たえていつも側にいてくれた。もし他意はなかったとしても、当時はそんな姿が、体温が、何よりもありがたかった。
あまり頻繁に甘えたりするようなタイプではなかったけれど。
主治医のような、兄弟のような特別な存在だった。
そんな最愛の家族であったラムちゃんが17年10ヶ月の生涯を終え、2023年2月20日に虹の橋を渡った。
2022年の6月ごろから大きく体調を崩し、もう永くはないのかも、歳も歳だしそろそろかもしれないな…と覚悟はしつつも、年明けまで自力で食事もトイレも頑張っている姿を見て、どこか現実味を感じられないでいた。
今までより頻繁に会いに帰っては、まだ食欲があるね、毛艶も良いねと、その時その時の様子を良い様に捉えていたんだと思う。
けれど2023年の1月末に痙攣発作を起こしたと母から連絡が入って、仕事の合間を縫って会いに行った時はもう、自力で瞬きもままならない状態だった。
それから経口での栄養摂取をほぼ受け付けることができず、輸液のみでの寝たきり生活を3週間ほど送ったのち、最期はそのまま起き上がる事なく息を引き取った。
ラムちゃんが息を引き取った当日は仕事が入っていたけど、実は前日から胸騒ぎがしていて、仕事後に何としてでも帰らなければ後悔しそうだと、重い機材をそのまま引きずって実家に帰った。
虫の知らせって本当にあるんだなと思う。
着いた頃にはもう冷たくなっていたけれど、肉体があるうちに最期のお別れをする事ができた。
まだ柔らかい毛をたくさんたくさん撫でた。
本当によく頑張ってくれたと思う。
身罷る前からこういう状況を色々想像して泣いてたけど、その比じゃないくらい涙が出た。いまだにトリガーがわからなくて危うい。
火葬後には家族全員揃って骨を拾うことができて、背骨の部分をいくつか分骨してもらった。
ものすごく小さくなってしまったラムちゃん。
黄金色の瞳と、シンメトリーなハチワレが美しかったラムちゃん。
家族になってくれて本当にありがとう。
もう何も苦しむことがないよう、安らかに眠れますように。











