展覧会「ridō(里道:りどう)― 農家の新しい暮らし」
長浜ローカルフォトは、株式会社お米の家倉とともに、3月22日(土)から3月30日(日)まで、長浜市小谷丁野町にて、展覧会「ridō(里道:りどう)― 農家の新しい暮らし」を開催します。
本展では、写真団体・長浜ローカルフォトが、農家家族・お米の家倉の暮らしや、彼らが新たに作った田んぼと人をつなぐ場「ridō」の物語を撮影・展示します。また、「ridō」を設計した建築集団・トミトアーキテクチャは設計模型やスケッチを展示し、真鶴出版はお米の家倉の物語を冊子にまとめ、その一部を紹介します。
本展は、写真家・建築家・編集者、そして農家という異なる分野の人々が、それぞれの視点から長浜の田園風景に関わり、一つの物語を紡ぐ合同展覧会です。ぜひご来場ください。
○展覧会の概要 日程:2025年3月22日(土)~3月30日(日) 時間:10:00~16:00(※3月25日(火)は14:00、最終日は午前中まで) ※3月27日は休館 会場:長浜市小谷丁野町 お米ラボridō・農業倉庫等 会場地図 ※駐車場は、下記にお願いします。 駐車場地図
○主催 長浜ローカルフォト・株式会社お米の家倉 ○協力 写真家「MOTOKO」、トミトアーキテクチャ、真鶴出版、 OMデジタルソリューションズ(株)
○トークイベント 日時:2025年3月23日(日) 14:00~16:00 会場:展覧会会場 農業倉庫内 ゲスト:写真家「MOTOKO」、トミトアーキテクチャ、真鶴出版 入場:先着20人(予約なし)
○入場料 無料
****************************** 長浜市の魅力の1つとして自然豊かな景観があり、とりわけ湖北平野に広がる美しい田園風景は見る人を魅了します。この美しい景観を維持してこられたのは、この土地で営みを続けてきた農家たちの賜物です。 しかしながら、高度経済成長期以降、食料の大量生産が求められる中で、機械化が進み、生産効率は格段に向上する一方で、田んぼと私たちの距離は遠ざかり、農業への関心が薄れ、人口減少と相まって農家の減少とともに、その景観も失われつつあります。 そんな中、農業を「生産」だけでなく、「食卓」や「暮らし」という多様な視点から捉え、「田んぼと自然環境」、「農家と消費者」の距離を縮め、農業への関心を高めていること。農業に「農作業」だけでなく、ブランディング、情報発信、商品開発、イベント企画などクリエイティブな仕事を取り入れ、夫婦ともに活躍できる「多様な働き方」を実践している農家夫婦がいました。小谷丁野町で「お米の家倉」を営む家倉敬和さんと愛さんご夫婦です。
米農家・家倉敬和さんは、就農して22年になります。農業や農家のイメージ向上を目指し、農家仲間とともに、大阪をはじめとする都市部で精力的に発信活動を行ってきました。その後、現在の妻・愛さんと結婚し、七本槍で有名な冨田酒造の酒米を作ったり、県産米「玉栄」や在来種「滋賀旭」の無農薬米栽培にも取り組み、生産者としての技術を磨いています。 また、この小谷丁野集落に住む皆さんは、美しい田園風景のある集落の景観を守ろうと、年25回以上水田、水路、農道等の清掃活動をされています。
家倉夫婦の取組みや損得なしに活動されている集落の皆さんの姿を見て、これこそが、持続可能な農業へ新たな可能性を切り開くのではないかと思い、その姿を1年以上カメラで追いかけました。その取組みを記録したドキュメンタリー写真を展示します。 さらに、今回、家倉夫婦は、「お米ラボridō」という創作の場を建築しました。その設計を手がけた建築集団「トミトアーキテクチャ」、さらに、家倉夫婦の想いを「言葉」で綴った神奈川県真鶴町の泊まれる出版社「真鶴出版」とともに、「お米ラボridō」、「田んぼ」、「農業倉庫」などの空間を生かした展示となります。
長浜ローカルフォトが捉えた家倉夫妻のドキュメンタリー写真、トミトアーキテクチャの感性が創り出す心地よい建築空間、そして真鶴出版がつむぐ心に響く言葉を通して、みなさんの新たな視点で農業を見つめ直していただく機会となれば幸いです。
【「お米ラボridō」に込めた想い】お米の家倉 家倉敬和・家倉 愛 はじめまして。お米の家倉五代目の家倉敬和です。人にも自然にもやさしいお米づくりを行うと共に、20年前より農業体験やマルシェといった田んぼを開く活動をしています。
田んぼ開きによって、つくり手と食べ手の距離が縮まり、日々の食を共に考える機会となっています。しかし、「田んぼのある風景を100年後につなげる。」ためには、より裾野を広げ接続点を増やすことが必要であると感じました。 3年前から構想し、この冬完成した「お米ラボridō」では、これまでの食はもちろん、新たに文化・生き物・植物・風景など、それぞれの視点で田んぼに親しみ、暮らしをより豊かにする原体験がまるごとできる場となることを目指しています。 里道ridōに集えば、「つくり手」も「食べ手」も「遊び手」も、みんなにとって田んぼが自分のふるさとになり、人と人、人と田んぼ・風景とがつながり合います。 まだ知らない田んぼの楽しみ方に出会いに、ぜひ「お米ラボridō」へいらしてください。

















