ウウウルトラCをプレイしました
アデルタの同人BLゲーム(18禁)『ウウウルトラC』をプレイしたので感想とか雑メモします。
以下折りたたんで続きます。ネタバレガッツリなのでご注意ください。
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どういう話なのかどういうキャラクターが出てくるのか、さっぱり分かってないままプレイしました。結果、すっごく楽しめました!前作と比べるとあれなんですが、私は断然ウルCの世界観のほうがピタっときた感じで良かったです。これはハマりそう。
昭和の高度成長期の時代のお話。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』を思い出しました。レトロでどこか懐かしい雰囲気なのに怪獣とヒーローが当たり前にリアルに跋扈するSFファンタジー要素も盛りだくさんでした。(戦隊ヒーロー感とかニチアサ感もある)
この「昭和」「高度成長期」「ヒーロー」「怪獣」「ボーイズラブ」これを一つの作品に落とし込むクレイジーさがほんとにすごい。こんな話どうやって思いつくの…?
ノベルゲームなんですけど、選択肢がなくカプ固定の一本道シナリオです。結末や時間軸は同じ。正太郎と狐塚の話を読んだあと蝶番&一色のお話と十郎&夜美のお話が読めます。
【第一話:狐塚&正太郎編】 めっちゃ良かった!相思相愛の同棲カップルです。 二人の住む雀荘での暮らしもとてもほのぼのしてて可愛かったです。 付き合って1年半ほどの二人なのでまだすれ違いも多くて、正太郎は狐塚くんのことが好き故に嫌われたくなくて素直になれなかったり…と恋人同士だからこその葛藤も描かれていてよかった! 一方の狐塚くんも正太郎のことが好きで好きで好きでしょうがないんですが、好きすぎて空回りしてるところもあって、二人の不器用で初々しい恋模様が見てて「んも~~~~♡」となるらぶらぶぶりでした。最高に可愛い。 赤いイカロスの正体が狐塚くんで結局正太郎は怪獣だったんですけど、ヒーローに恋した怪獣とかもうどういう様式美、最高!!てなりました。最高ですよね… 最後の決戦でイカロスと怪獣の合体技ギガドリルインパクト(例)みたいになってて激アツでしたね。ヒーロー物の鉄板を入れてくれてほんとうに嬉しい。最後に愛は勝つ!ラブ・アンド・ピース! エンディングでほんの少し前よりしっかり自分の気持ちを伝えることができるようになった正太郎が可愛かった。狐塚くんはどんどん成長していく正太郎にまたどんどん恋しちゃうんでしょうね!
【第二話:ベル&史郎編】 オネエ攻め、ちょっと一瞬身が怯んでしまいましたが、、、すっごいよかったです!史郎は1話から存在感と毒の強さとクズっぷりがほんとに最高で大好きだったんですが、この史郎が受け、しかも相手がオカマ…全く想像つかなかったんですが、お話読んでみるともうめちゃくちゃ、愛、愛、愛、愛、愛の物語でした。お互いに初恋を長年こじらせるとこうなってしまうんだなという、すでにもうそこにはその長年の結果物しかないみたいな…(笑) お互いにお互いを振り回すドタバタカップルでしたね。 ベルも史郎も二人とも一途に見えて、個人的には史郎の方が真っ直ぐな一途さがあったように思いました。ベルはこじらせすぎて歪んでしまった感がありますが、史郎はひたすらまっすぐに、猪突猛進誠心誠意、一本の太い幹のような…執念ですね。すべての原動力が「ベルちゃん」にあったのはもうあっぱれとしか言えない(笑) こんなに真っ直ぐに愛されているのに真っ直ぐになれなかったベルが切ないです。 エンディングで、史郎に執着と束縛をされながらも幸せそうにその愛に浸って笑うベルが印象的でとてもよかった。 史郎の愛によってベルが解放される物語でもあったような気がします。
【第三話:夜美&十郎編】 純黒!(語彙力0) すごいシナリオだった…まさかの宇宙人✕地球人(人間かちょっと怪しい?)でびっくりでした。まだちょっと話が噛み砕けなくて難しいんですが、とにかく純度の高い感情でした。十郎の葛藤と苦悩、恋情、どんどん追い詰められていく容赦ないシナリオに何度も胸がつかえました。 どうしても十郎を受け入れようとしない夜美にもうええやん、ジュロにしとこやぁ…(タロ声)になっちゃいますね。切ない… 終盤で夜美がどうしても十郎を受け入れたくなかった理由が語られるんですが、人外✕人間カプの結末の悲哀を感じられてとてもよかった。 マスコット的なタロウが良かったです!ブサイクなのに(岡本○郎先生すみません)なぜかだんだん愛おしくなる… 十郎がタロウのこと大事にしてたのは、叔父さんだったからなんだなあとわかったときは切なかったです。 最後ハッピーエンドでよかった。夜美にとっては十郎を愛することを認めてしまうのは悲しいことなのかもしれませんけど、それでも地球を滅亡させず、十郎も殺さないでいたのは、そこには愛があったからなんじゃないかなと思わずにはいられない。
・ロボコが籠目博士(正太郎の父)だったのはびっくり!やたらいい声だとは思っていたけど…実はタロウとも知り合いだったとは… ・イカロスがシフト制てのは笑いました。なんかこういういい意味で緊迫したところと抜けがあってとても楽しかった。 ・怪獣が人間が変身した成れの果て、っていう設定もなかなかえぐくてヒーローは果たして正義なのか?それとも怪獣を殺す虐殺者なのか?っていう点で一般市民の間で二分しているところも非常に面白かった。感染していくスタイルなのも、今のこのご時世てきにもかぶるところがあっていろいろと考えさえられましたね。みんな結局自分の身の可愛さ優先なんだよな…でもそれが悪ってわけじゃなくて自分含め大切な人を守りたい気持ちからくる普通の感情なわけで…難しい! ・個人的にグッときたのが怪獣同士でセックスをすると雌雄に関係なく妊娠する可能性があるっていう設定にはウヒャーてなりました!面白い! ベルと史郎の話ではこの設定がうまく活用されてて楽しかったです。(1960年台に海外サイズのコンドームははたして販売されているのか!?気になる) ・小林くんファミリー、うらんちゃん、サファイア君、駿太くん、藤子ちゃん、タロウ、大家さんにサリーさんなどなど脇キャラの多さも良かったと思います。 閉塞された世界ではなくて、ここにみんなそれぞれの人生があるんだなあという感じがして。
・音楽がめちゃくちゃ良かったです!今からゲームを購入される方はぜひサントラも一緒に購入されることをおすすめします。










