月100時間の残業をゼロにした、NotebookLM活用法10選
「NotebookLMは便利だよね」と言う人の9割は、その力の、1割も使えていません。かつての僕がそうでした。
片方は、月100時間の残業がほぼゼロになりました。
もう片方は、今日も手作業でエクセルを集計しています。
僕も最初は、NotebookLMを「賢いコピー機」くらいにしか思っていませんでした。
日中はずっと、各拠点から届くバラバラの形式のエクセルを、1つのシートに手でコピペしていました。
フォームの回答を1件ずつ別シートに転記して、宛名だけ変えたメールを何十通も送る。
「これ、機械がやればいいのに」と思いながら、僕自身が機械の代わりをしていました。
蛍光灯がジーッと鳴る音が、やけに大きく聞こえました。
この作業を完璧にこなしても、誰の記憶にも残らない。
あの「無」の感覚が、いま思い返しても一番しんどかったです。
NotebookLMを知ったとき、僕は完全に見くびっていました。
一度、整理しないままPDFを10個まとめて突っ込んだこともあります。
「これ全部踏まえて、いい感じにして」と聞きました。
返ってきたのは、ぼんやりした当たり障りのない文章。
「何を入れるか」を1ミリも考えていなかった僕でした。
道具のせいにして、一番大事な工夫から逃げていたんです。
転換点は、活用法5番目のGAS(Google Apps Script)でした。
GAS=Googleが用意してくれている自動化の仕組みのことです。
(エクセルのマクロのGoogle版、と思えばOK)
「どうせダメだろうけど」と思いながら、GASの解説記事や実例をNotebookLMにまとめて入れた。
「毎週金曜にスプレッドシートを自動集計して、チームにメールで送るコードを書いて」
NotebookLMが書いた文章を、言われた場所にコピペして「実行」を押すだけ。
いつも3時間かけていた金曜の集計とメール送信が、ボタンひとつで終わった。
僕が会社に捧げてきた何百時間は、いったい何だったんだ、と。
NotebookLMの価値は「要約」ではない。「知識をストックして、自分専用の『専門家』に育てること」だ。
すべてに共通するのは、NotebookLMの「ソースを探す」という機能です。
(プロンプト=AIへのお願い文。材料すら自分で用意しなくていい)
すると、そのノートブックがその分野の「専門家」になります。
未経験なら、まず「7議事録・10情報収集・5GAS」の3つでいい。
各項目に、集める材料(入れるソース)/実際の打ち方(指示例)/得られる効果まで書きました。
1. プロンプト設計支援|AIへの指示で悩まなくなる
ChatGPTもGeminiも、頼み方ひとつで返ってくるものが別物になる。
「AIは使えない」んじゃなくて、頼み方がもったいないだけ。
頼み方が上手くなった瞬間、手持ちのAIぜんぶが一段賢くなるからです。
・「AIへの指示文の作り方を、初心者向けにやさしく解説した記事を集めて」
・「仕事の場面別に使えるプロンプトの実例をたくさん集めて」
・「回答の精度がぐっと上がる頼み方のコツをまとめた記事を集めて」
・「明日の朝会で使う報告メモを作る指示文を書いて」→ 誰に・何を・どの順で伝えるかまで整った指示文が返る
・「上司を納得させる企画のたたき台を作る指示文を書いて」→ 結論先出し・数字の入れ方まで設計された指示文が返る
効果:頼み方を毎回ネットで探していた時間が消えます。
しかも頼み方が良くなると、そこから出るメール・企画書・SNS投稿まで、まとめて質が上がる。
僕は新しい仕事をAIに振るとき、まずここで指示文を作ってから各AIに投げています。
GPTsとは、自分の仕事を覚えさせた「自分だけのAIアシスタント」を作れる機能のことです。
外注すれば数十万円かかる作りこみを、自分の手でやれるようになります。
・「GPTsの作り方を、はじめての人向けに手順つきで解説した記事を集めて」
・「実際に業務で使われているGPTsの事例をいろいろ集めて」
・「AIに役割やルールを覚えさせるときのコツをまとめた記事を集めて」
・「お客様の問い合わせに一次対応するGPTsの設計書を作って」→ 覚えさせる指示文・想定Q&A・人間に引き継ぐ線引きまで返る
・「社内の"よくある質問"に答えるGPTsを作りたい、設計して」→ 必要なデータの整理と回答トーンまで提案してくれる
効果:外注していた"自分専用ツール"が、外注費ゼロで持てます。
だから外注では届かない「かゆいところに手が届くAI」ができます。
3. 業務改善ノウハウ|コンサルを呼ばずに、仕事のやり方を変える
業務改善のコンサルは、小さな案件でも数十万、本格的なら数百万かかります。
しかも外部の人は、あなたの現場のリアルな面倒くささを知りません。
だから、改善の「知識」だけAIに覚えさせて、分析は自分の仕事のデータでやる。
・「ムダをなくす業務改善の考え方を、事例つきで解説した記事を集めて」
・「タスクや段取りを整理する仕事術をまとめた記事を集めて」
・「作業の流れを見える化して効率化した成功事例を集めて」
・「うちの営業は月曜に実績を手入力、火曜にレポート、水曜に会議で報告。どこにムダがある?」→ 手入力の自動化・レポートのAI下書き・会議のチャット化まで提案が返る
・「この中で、今週すぐできる分と1ヶ月かける分に分けて」→ 短期プランと中期プランに整理してくれる
効果:改善の専門知識がゼロでも、プロ並みの分析と提案が手に入ります。
しかも現場の実情を直接伝えられるぶん、外注コンサルより刺さります。
4. マーケティング手法|「専門外だから」を、今日で終わりにする
「マーケは自分には関係ない」。本当にそうでしょうか。
ぜんぶ「誰に・何を・どう伝えるか」の話で、これはマーケそのものです。
・「マーケティングの基本の考え方を、専門外の人向けに解説した記事を集めて」
・「小さな会社やひとりでも使えるマーケの実例を集めて」
・「SNSやネットでの集客の成功事例をまとめた記事を集めて」
・「中小企業向けのクラウドサービスを、誰にどんな言葉で売ればいい?」→ 狙う客層・打ち出す強み・最初のキャンペーンまで返る
・「競合A社・B社に対して、うちの強みをどう伝える?」→ 商品・価格・売り方・宣伝の4つで差別化ポイントを整理してくれる
効果:これまで専門部署や外部に頼るしかなかった戦略づくりが、自分の手でできます。
「考え方の型」は、上司へのプレゼンでも、提案の切り口でも、ずっと使い回せます。
僕が月100時間の残業をほぼゼロにした、まさにこれです。
GAS=Googleが用意した自動化の仕組みのことです。
スプレッドシートもGmailもフォームも、まとめて自動で動かせます。
「プログラミング未経験だから無理」。大丈夫、そこをNotebookLMが埋めてくれます。
・「Google Apps Scriptの基本を、初心者向けに手順つきで解説した記事を集めて」
・「スプレッドシートやGmailを自動化するGASの実例コードを集めて」
・「エラーが出たときの直し方や、つまずきやすい点を解説した記事を集めて」
・「毎週金曜9時に各シートを集計して、結果をチームにメールで送るGASを書いて」→ そのまま貼って動くコードが返る
・「フォームに回答が来たら、自動でお礼メールを送りつつシートにも記録するGASを書いて」→ 連携コードが返る
僕はここを起点に、集計・メール送信・カレンダー連携など12個の自動化を約1ヶ月で組みました。
「手を動かす人」から「仕組みを作る人」に変わる瞬間です。
6. SEO対策|検索から、勝手に人が集まる記事を書く
原因のほとんどは、SEO(検索で上位に出す工夫)の設計がないこと。
中身が良くても、見つけてもらえなければ読まれません。
・「検索で上位を取るための記事の書き方を、初心者向けに解説した記事を集めて」
・「読まれるキーワードの選び方をまとめた記事を集めて」
・(さらに強力)書きたいテーマで検索し、上位10記事のURLを直接ノートブックに入れる
・「上位記事に共通するテーマと、逆にどこも触れていない切り口を教えて」→ ライバルが書いていない"穴"が見つかる
・「この10記事の見出しを比べて、一番いい構成を提案して」→ 上位に入りやすい記事の骨組みが返る
効果:勘や気合いではなく、事実にもとづいて「何を書けば上位に入るか」を判断できます。
書く前の30分の準備が、記事の寿命を何倍にも延ばしてくれます。
7. 議事録作成|会議のあとの作業が、まるごと消える
会議が終わってから議事録を作る、あの地味に重い時間。
会議の文字起こしを入れるだけで、決定事項とToDoに整理してくれます。
未経験の人が最初に試すなら、僕はこれをおすすめします。
・会議の文字起こしテキスト(スマホの録音アプリや文字起こしツールでOK)
・「分かりやすい議事録の書き方・フォーマットをまとめた記事を集めて」
・「この文字起こしから、決定事項・担当者・期限を表にして」→ そのまま共有できる表が返る
・「次回までに誰が何をやるか、ToDoだけ抜き出して」→ 抜け漏れのないタスク一覧が返る
効果:1時間かけていた議事録づくりが5分になります。
「これ、僕より丁寧にまとめてるな」と思わず声が出ます。
会議中はメモに集中できて、終わった瞬間には議事録ができている。
8. データ分析|数字の「意味」を、言葉にしてくれる
数字がずらっと並んだシートを前に、「で、これ何が言えるの?」で固まった経験、ありませんか。
NotebookLMは本格的な計算ツールではありません。
でも「この数字から何が読み取れるか」を言葉にするのは得意です。
・「データの読み解き方や、傾向のつかみ方を初心者向けに解説した記事を集めて」
・「この売上メモから、気づける傾向を3つ挙げて」→ 上がった要因・落ちた月・季節の波などを言葉で返す
・「先月と比べて、注意すべき変化はどこ?」→ 見落としがちな異変を指摘してくれる
効果:エクセルとにらめっこしていた2時間が10分に。
ここで大事なのは、計算そのものより「傾向を言葉にして人に説明できる」こと。
会議やレポートで「つまりこういうことです」と言い切れるようになります。
資料づくりで一番しんどいのは、白紙を前にした最初の10分。
提案書やプレゼンの型を覚えさせておけば、いつでもたたき台を出してくれます。
・「伝わる提案書・プレゼン資料の構成パターンをまとめた記事を集めて」
・過去に評判が良かった自分の資料(あれば入れると精度が上がる)
・「この内容で、社内提案用のスライド構成を作って」→ 表紙から結論まで、ページ割りのたたき台が返る
・「役員向けに、3分で説明できる構成に削って」→ 要点だけに絞った短縮版が返る
効果:白紙からの3時間が、たたき台つきの30分に。
ゼロから生み出すんじゃなく、出てきた案を直すだけ。
「あの業界、今どうなってるんだろう」を調べるたびに、ネットを1時間さまよう。
調べたいテーマを投げるだけで、関連情報を集めて整理してくれます。
議事録と並んで、未経験の人が最初に試すのにぴったりです。
・「◯◯業界の最新の動きや事例を紹介した記事を集めて」
・「このテーマについて、賛成の意見と反対の意見の両方を集めて」
・「この業界の最新トレンドを、要点3つでまとめて」→ 今おさえるべきポイントだけが返る
・「初心者に説明するなら、どこから話せばいい?」→ 順番まで整理してくれる
集める手間がゼロになるぶん、考えることに時間を回せる。
※この10個は「上から週1つ」でそのまま実行チェックリストになります。ブックマークして、月曜に1番から。
10個そろうと、あなたはもう孤島じゃなくなります。
この方法を勧めると、決まって返ってくる言葉が3つあります。
でも掘り下げると、たいてい「なんとなく怖い」だけです。
今回のような集計とメール送信なら、処理はぜんぶ自分のGoogleアカウント内で完結します。
外部サービスと連携させない限り、データが外に出ることもありません。
「情シスにひと言聞くだけ」で、大半は突破できます。
でも最初の1個は週末2時間で作れて、それだけで毎月の残業がぐっと減りました。
同じ要領で小さな自動化を積み上げたら、約1ヶ月で残業はほぼゼロになった。
作業を分解すると、8割は「コピペ・転記・送信・集計」の単純作業です。
特殊なのは残りの2割だけ。その2割にあなたの時間を使うために、8割を機械に渡すんです。
AIを「検索ツール」のまま使う人と、「専門家チーム」に育てた人。
外注すれば数十万円の仕事が、自分の手で、無料でできる。
1. NotebookLMは「何を入れるか」で価値が決まる。要約だけなら1割も使えていない。
2. テーマ別に知識をストックすれば、自分専用の「専門家チーム」10人になる。
3. 僕は約1ヶ月で自動化12個を構築し、月100時間の残業をほぼゼロにした。
第1週:活用法1「プロンプト設計」のノートブックを1つ作る。
2〜3週目:10個の中から、自分がいちばん困っている業務に合う活用法を1つ選び、育てる。
1〜2ヶ月目:GASで最初の自動化を1個組む。動いたら2個目以降を流用で増やす。
スマホかPCで「NotebookLM」と検索して開く(Googleアカウントがあれば無料)。
直近の会議メモを1枚貼り、「議事録を3行でまとめて」と打つ。
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