岸辺露伴 (昨年10月発行の、半神アンソロジー寄稿)

blake kathryn

Janaina Medeiros

Origami Around
Peter Solarz
Lint Roller? I Barely Know Her

if i look back, i am lost

❣ Chile in a Photography ❣
let's talk about Bridgerton tea, my ask is open
One Nice Bug Per Day
AnasAbdin
$LAYYYTER
Three Goblin Art
todays bird
almost home
No title available

titsay

izzy's playlists!
Mike Driver

Andulka

tannertan36
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@shake001
岸辺露伴 (昨年10月発行の、半神アンソロジー寄稿)
Cu Chulainn Alter
Cu Chulainn (caster)
Blackmore
avdol
Gyro
I made these badges and online sales start in BOOTH.
https://shakeshokudou001.booth.pm/items/373888
International shipping is not available...So sorry..
JJBA part4 and part8 illustlation anthology “半神(han-shin)” started selling on internet mail order site! Please check it out😉
【Inktober2016 Day3】Funny Valentine
【inktober2016 Day2】Sandman(Soundman)
【inktober2016 day1】 Gyro Zeppeli
The publicity for part4 & part8 “stand fusion” illustlation anthology. There are 12 members in this anthology. If you want to see another member's art, please check the twitter & web! https://twitter.com/half_of_souljj/status/727838639804162048 http://halfofsouljj.wix.com/half-of-soul
Hi, i looooooooove you're art omg unbelievable!! Please draw more jotaro & risotto nero!
Hiya!Thank you for your great message!!I promise that one day I'll draw them ;)You're gonna love it.
Norisuke Higashikata
Kingdom Come
Lifeline Silent Nightの二次創作小説です。キミのもとへタイラーから不定期に通信が入ってきます。ほんのりメタフィクション風。引用部はカート・ヴォネガット『スローターハウス5』(早川書房・伊藤典夫訳)によりました。画像はPixabay(https://pixabay.com/photo-1068874/)から頂戴しました。
[着信中]
[接続確立中]
[メッセージを受信中]
死んだはずの男が帰ってきた。 とは言っても、これは『ペット・セメタリー』の話じゃなくて、キミと僕の話。 驚いた? 僕はどうやらまだ死んでないみたいだ。
[通信中断]
[タイムスタンプ無効]
[検索中…]
[信号を再受信中…]
[接続確立中]
[メッセージを受信中]
ごめん。 どうも接続が不安定みたいで。 おまけに、こうして僕からキミへ一方的にメッセージは送れるのに、キミから僕へは送れないみたいだ。 リアクションがもらえないっていうのは寂しいもんだね。まったくウケないジョークを飛ばしまくってるスタンダップ・コメディアンにでもなった気分だ。 そもそもあのときから…… そう、僕が『ファンタスティック・フォー』のヒューマン・トーチさながらに燃え上がり、グリーンズ達をマシュマロのように焼いていたときから、一体どれくらいの時間が流れたんだろう? 大体、ここはどこなんだろう? ちょっと待てよ。どうして僕はまだ生きてるんだ? 死んだはずだろう? 不死身の存在にでもなっちゃったの? Dr.マンハッタンみたいに?
[タイラーはため息をついています]
キミの「ちゃかさないでよ!」っていう怒鳴り声が聞こえてきそうだよ。 でも、自分の身に何が起こっているかなんて、僕にだってわからない。タングカイトか、もしくはブラック・ホールが関係してそうだけど…… ねえ、本当のことを言うと、怖い。とても怖いよ。だから、ポップ・カルチャーを織り交ぜた得意の皮肉の数々をキミは笑って聞き流してくれなくちゃ。 だろう? 僕のパートナーさん……
[通信中断]
[タイムスタンプ無効]
[検索中…]
[信号を再受信中…]
[接続確立中]
[メッセージを受信中]
久しぶりだね。 ひょっとすると、キミいる世界では一分も経っていないのかもしれないけど、こっちでは二日は経った、と思う。 とっくに僕の時間の感覚が狂っている可能性も否めないけどさ。
[タイラーは咳ばらいをしています]
キミはカート・ヴォネガットの『スローターハウス5』を知ってる? この時代に読めるSF小説としては古典の部類に入る。書かれたのは一九六九年のはずだから。 念のために手短に内容を説明しておくよ。 ピルグリムという男がタイムスリップを繰り返す物語なんだ。これだけ聞くとありがちな話に思えるかもしれない。だけどね、この話がとても面白いのは彼がタイムスリップするタイミングも、場所も、自分ではまったく選べない点さ。自分の意志とは関係なしに突然それが始まり、突然それが終わる。しゃっくりをするみたいなものだと思って。 きっとキミはこう言うだろう。 どうしていきなり小説の話なんてするの、タイラー?
[タイラーは笑っています] あのさ、キミって優しいよね。 これからとても変な話をするよ、頭に「超」がつくほど変な話を。可哀想なタイラーおじいちゃんがとうとう狂った、とでも思って聞いてくれる? キミはきっと何度も何度も試したんじゃないかと思うんだ、僕を失わないために…… 選択し得るありとあらゆる可能性をキミは試した。 それこそ『バタフライ・エフェクト』とか『ドニー・ダーコ』の主人公達みたいにさ。 SF脳だ、映画の見すぎだと言われるかもしれないけど、ここに、この得体の知れない場所にいると、そういうことも起こるって思えるようになってきて…… ときどき、どうでもいいような場面で判断ミスをして僕を殺しちゃったり、好奇心からおかしな指示を出して僕を殺しちゃったり、サディスティックな欲求にかられて僕を殺しちゃったり…… まあ、そういうこともしてるのかもしれないけどさ。 それでも、やっぱりキミは僕にとっては最高の、そしてたった一人のナビゲーターであることに変わりはないんだ。 ましてや、キミはどれだけ最善を尽くしても、必ず僕を失ってしまうんだから…… そう思うと、僕はキミを責められない。 だって、僕はキミを置き去りにしてしまうんだから……
[通信中断]
[タイムスタンプ無効]
[検索中…]
[信号を再受信中…]
[接続確立中]
[メッセージを受信中]
天文学的な確率で、僕はキミとまた繋がった。 それってとても幸運なことだった。僕の人生のなかでいちばんタフだったけど、いちばん印象的で、いちばん誰かと一緒にいることが心地よかった。 なのに、キミの手から僕がこぼれ落ちてしまうのは、はじめから決まってた。 そういうものなんだ。 キミは悲嘆にくれているだろうね。僕に対して怒ってすらいるかも。勝手すぎるって。まだ名前も名乗ってないのにって。 これってうぬぼれかな? でも、少しくらいはうぬぼれたっていいよね?
[通信中断]
[タイムスタンプ無効]
[検索中…]
[信号を再受信中…]
[接続確立中]
[メッセージを受信中]
前に話した『スローターハウス5』を覚えてる? あの小説の中にこういう言葉が出てくる。 「わたしがトラルファマドール星人から学んだもっとも重要なことは、人が死ぬとき、その人は死んだように見えるにすぎない、ということである。過去では、その人はまだ生きているのだから、葬儀の場で泣くのは愚かしいことだ。あらゆる瞬間は、過去、現在、未来を問わず、常に存在してきたのだし、常に存在しつづけるのである。たとえばトラファマドール星人は、ちょうどわれわれがロッキー山脈をながめると同じように、あらゆる異なる瞬間を一望のうちにおさめることができる。彼らにとっては、あらゆる瞬間が不滅であり、彼らはそのひとつひとつを興味のおもむくままにとりだし、ながめることができるのである。一瞬一瞬は数珠のように画一的につながったもので、いったん過ぎ去った瞬間は二度ともどってこないという、われわれ地球人の現実認識は錯覚にすぎない。」 いつか誰か大切な人に聞かせてやろうと思って、丸暗記してあったんだ。 光栄に思ってよ。僕がこの言葉を引用したのは生まれてはじめてなんだから……
[タイラーは寂しそうにしています]
ねえ、僕はキミの未来には存在していないかもしれない。 けれども、過去には存在している。 これは絶対だ。 そして、その過去は常に存在してきたし、常に存在しつづける。 そのことを忘れないで。 僕らが共有した瞬間は不滅なんだ。
[通信中断]
[タイムスタンプ無効]
[検索中…]
[検索中…]
[接続が切断されました]
Urashima