Best Albums of 2023+よく聴いた旧譜とか
Anagrams - Blue Voices [Balmat] (2023)
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Avalon Emerson - & The Charm [Another Dove] (2023)
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Baba Stiltz - Paid Testimony [Public Possession] (2023)
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Beat Happening - We Are Beat Happening [Domino] (2019)
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DJ Trystero - Castillo [Incienso] (2023)
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Doc Sleep - Birds (In My Mind Anyway) [Tartelet Records] (2023)
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Earth Trax - Closer Now [Lapsus] (2023)
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Greg Foat & Gigi Masin - Dolphin [Strut] (2023)
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Herbie Hancock - Maiden Voyage [Blue Note] (1965)
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吉村弘 - Soundscape 1: Surround [Misawa Home] (1986)
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Huerta - TV Slang [R&R] (2023)
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Joe Zawinul - Zawinul [Atlantic] (1971)
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Khotin - Release Spirit [Ghostly International] (2023)
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Other Lands – Archipelagos [Athens Of The North] (2022)
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Pharoah Sanders – Pharoah [India Navigation] (1977)
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Sensorama - Where The Rabbit Sleeps [Bureau B] (2023)
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SG - For Lovers Only / Rain Suite [Faitiche] (2023)
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本多信介 - サイレンス(夕映え) [ALTY] (1983)
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Solitaire - S.T. [Fax +49-69/450464] (1995)
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Touch Of Noise - Percussionproject [Mikado Records] (1995)
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吉村弘(未発送)のほかは、すべてレコードで手に入れた。特にお気に入りがSensoramaとBaba Stiltzなのでぜひ聴いていただきたい。
Roman FlügelとJörn Elling WuttkeによるSensoramaは、90年代後半〜00年代はじめにハンブルクのレーベルLadomat 2000からリリースしていた。Roman Flügelが複数の名義で多様な作品を産んできたのと同じく、SensoramaもAlter Ego、Acid Jesus、The Primitive Painterなどの変名を持っている。なかでもSensoramaはテンポはゆったり、音は少なめに手づくり感にあふれていて、優しい温もりがある、でもちょっと風変わり、ときどきとんがり。初めて聴いてすぐに魅せられリピートしまくった。
ふたりともハンブルク出身でも拠点でもないのだが、ライナーノーツを読むとこのアルバムはハンブルク人脈に愛されていたからこそ作られたようだ。Golden Pudel Club(いつか行きたい)のブッキング担当/DJであるRalf Kösterによってコンパイル、Bureau Bからリリースされた。リリース・パーティは当然Pudelで行われ、JörnのSoundcloudでは当日の楽しそうなmix(Part 1とPart 2)を聴くことができる。
待ちに待ったBaba Stiltzのセカンド・アルバムは、その名で人気を獲得したハウスから離れ、近年のシングルの延長で、The Folk ImplosionやBeckの地味目の曲を思い出させるローファイ・フォークという趣。それがほんっっと好み。彼はグランジ風の服装をしていて、Our Legacyのランウェイではモデルとして歩き、VOGUEにスナップされ、DAZEDで特集を組まれるおしゃれさんだ。2018年にInstagramでDinosaur Jr.(私がいちばん好きなバンドのひとつ!)のTシャツを着ているのを目撃して勝手に喜び、それはジョークでもハズしでもなく本当に好きらしく、レジデントを務めるNTS RadioではSonic YouthやPJ Harveyなどオルタナをたくさんかけていたのでずっと共感していたのだった。レーベルのPublic Possessionは、ハウスを通過しつつインディ~オルタナ的表現をするアーティストを紹介してくれるのでよくチェックしている。
このTumblrにお気に入りの音楽リストを投稿し始めたのは2014年だから、もう10年目になる。よく聴いていたアルバムにRoman Flügelの『Fatty Folders』(2011年)や『Happiness Is Happening』(2014年)、ベスト・トラックのひとつにBaba Stiltz“Palats”を挙げていた。それまで好んでいた王道のロックやインディ・ロック、ポップスにプラスして、同世代の友達が聴いてなさそうなエレクトロニック・ミュージックこそが、ひとり暮らしの日常の気分を整えてくれる居心地のよいものとなっていった時期だった。居心地のよさを知ったとして、たいていは自分もアーティストも年月を経て変わっていくことが多いだろう。変わっても認められる、ずっと好きで自分の核というか心の支えになる――大切な存在の音楽を作ってくれるアーティストがいるのはありがたいことだ。
旧譜では、そのうち聴くでしょとスルーしていたが世間的には名盤扱いの、ハービー・ハンコック、ファラオ・サンダース、ジョー・ザヴィヌルの上記のアルバムに今さらハマった。たまたま聴いたら、まるで私のための作品かと感じるほどスッと入ってくる不思議な体験だった。そのとき他に何を聴いていたとか、年齢、気候、体調などにもよるのかもしれない。
昨年書いた「レコードを手に入れたらじっくりリスニング」を心がけたおかげか、他にもお気に入りのレコードがたくさんできてしまったので、そのうちmixにできたらという感じです。
毎年恒例、FRENCH BLOOM NETのベスト音楽に寄稿しました。プレイリスト2023 Best 100+ Tracks(Apple / Spotify)を作ったので聴いてみてください。ライヴとDJ mix音源を詰め込んだプレイリスト2023 Fav Mix & Live(Soundcloud)もどうぞ。
※タイトル、レーベル、リリース年はオリジナルを表記。ジャケ画像はリイシューも使用。Beat Happeningは全部入り的BOXのため、サブスクのリンクはアーティストページにしています。
(いりー)











