http://igallery.sakura.ne.jp/aiga619/aiga619.html ---quote---
<作家> 陶の造形方法の一つである紐作りは、形の輪郭を、粘土を膜状に積み上げることよって成形します。 一気には進まず、形を作るのに遠回りのようですが、この素材でしか起こらない面白い行為だとも思います。 行き先を決めず、思いもよらない形ができるのを期待しながら作りました。
+++ <画廊> 阿片さんの陶の作品の第一印象は、発色の良さです。 下絵具と釉薬を使って着色していきますが、その加減が絶妙で、色が際立っています。 渋い色合いも良いし、艶やかな色合いも又良しです。 色を纏ったフォルムは、伸び伸びとしていて大らかでユニーク。 抽象的な形態ですが、堅苦しがありません。 モダーンの対極にあるような温もりと、まったりとした曲線が心地よい。 それでいて、懐古的かといえば、今の時代の空気を吸った作品です。 古くささが全然ありません。 根源的な生の、現代的な表現になっています。 これは結構稀なことではないかと思います。 藍画廊には珍しい陶の作品です。 実用から離れた陶の作品で、特段の技法や特異な視点があるわけではありません。 しかしながら、眼を惹きつけて止まない何かがあります。 それは、作品が日本という風土に根ざしているからではないでしょうか。 足下の確かな、作品だと思います。















