Lee Konitz Nonet R.I.P. 新型コロナウイルス追悼コニッツ第二弾、珍しいコニッツのキアロスクーロ、オリジナル盤です。さらにallmusicで満点の5つ星!これはワクワクします、期待せずにはいられません。 1977年9月20,21日、Downtown Sound Studio, NYC. 録音、いったいどんなジャズを聴かせてくれるのでしょうか。Nonet = 9人編成にも注目ですね。 #ChiaroscuroRecords - CR 186 早速、録音評から... 迷わずSumico Pearlを選択。しかし可もなく不可もなく、全体的には非常に軽い、現代的な音です。センターに定位、分解能は低いのかも知れません。硬めの音質になりますが、Shure M44-7はコントラストが強調されるのでグッド。ベストは意外にもTonar Bananaです。このカートリッジはヴォーカルと相性が良いのですが、楽器の音色に艶が増して、パンチもあって、賑やかな本作の雰囲気を上手に表現してくれます。 演奏は... 私的には、トリオやカルテットなどのオーソドックスなモダン・ジャズが好みなので、この彼らしいアレンジはちょっと難しいですかね。何ジャズか... ジャズなのか... では何音楽なのか... 理解しにくさは時代でしょうか。 コニッツのノネットは、当時ニューヨークのアップタウンにあったStryker'sと呼ばれていたクラブに出ていたそうです。時代をまたぐような、バラエティに富んだ楽曲には注目。 The Bill Evans Trio "Moon Beams"で馴染みのスタンダードSide1-3 "If You Could See Me Now"が盤イチ。 コニッツと言えば、レニー・トリスターノ派でクール・ジャズの代表的なアーティスト、難しい即興第一主義などのイメージ先行で、特に日本では正直支持をする人は少ないかも知れません。専門家は、アート・ペッパーと同等の評価なんですが。 しかし、それはトリスターノ門下の40年代で、50年代には次第に独自の道を歩むようになります。 ちなみにクール・ジャズの他のアーティストと言えば、同門のウォーン・マーシュ、スタン・ゲッツ、ジョージ・シアリング、ジェリー・マリガン、スタン・ケントン、ウディ・ハーマンと続きます。 クール・ジャズは西海岸の白人のジャズのように思われていますが、創始者はマイルス・デイヴィスと言われ、"Birth of the Cool"がその起源とされています。この録音に、コニッツも参加していました。コニッツ自身は自分がクール・ジャズの代表みたいに言われることをあまり快く思っていなかったようです。 また、オーネット・コールマンがフリー・ジャズで現れた時に,マイルスがオーネットの音楽はトリスターノとコニッツがずっと以前から演っていたと言っていたとか... 。 50年初頭の先駆者こそリー・コニッツ。 #LeeKonitz (as) #BurtCollins (tp, flh, pi-tp) #JohnEckert (flh) #JimmyKnepper (trb) #SamBurtis (b-trb, tu) #RonnieCuber (bs) #BenAranov (p) #KnobbyTotah (b) #KennyWashington (ds) Arrenger - #SyJohnson , Lee Konitz スイングジャーナル1980年5月臨時増刊号「ジャズ・レコード歴史事典」で岩浪洋三氏は... 「ソロとグループ・エキスプレッションを両立させた演奏としてきわめて中味が濃い... ビッグ・バンドとコンボの中間をゆくサウンドとしては最高... このスモール・バンドはひとつのジャンルを主張すべき... 70年代ジャズの成果... パーカーの"Chi-Chi"、ダメロンの"If You Could see me now"、コルトレーンの"Giant Steps"、トリスターノの"April"、サッチモの"Struttin's With Some Barbequeなどジャズ史に偉大な足跡を残した人の作品を色彩感に富むアンサンブルとソロで現代に生かし、その価値を再現している... 知的ジャズ鑑賞者向き名盤」とベタ誉め。 ご冥福をお祈りします。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード #新型コロナウイルス *作品を知るとジャズはもっと輝きます。情報くださる先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/B_HAgEjJxvl/?igshid=11rfjseu3c5hc










