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Castratii-Limits
That point where haunting and unnerving is utterly gorgeous. Ghostly electronic dreampop from one of my favorite albums of the last couple of years, 2012's EORA
Castratii-Monolith
That point where haunting and unnerving is utterly gorgeous. Ghostly electronic dreampop from one of my favorite albums of the last couple of years, 2012's EORA
CASTRATII : THE CRAWL
悲哀を成す【Castratii】
黒いベールに包まれた二人。 彼女たちの正体は一体…? オーストラリアはシドニー出身のミステリアス女性コンビCastratii。 L.A.のエレクトロニカ系レーベルTime No Placeから昨年デビューアルバム『EORA』をリリース。収録曲の「Limits」のリミックスはbandcampにてフリーダウンロードできます。
もしも音楽が、限られた形式によって人々を陶酔させたり愉快に満足させるためだけに作用しているとしたら、それは道具と似たようなものなんじゃないか。 これは極端なもしも話だけど実際、社会に取り囲まれながらつくられた“楽観”が充満しているようには思える。 そこには個人個人が“楽観”を独自に導き出す余地を与えないし、このことがいつから起こっているのかも私にはわからないのだけど。 つくられた“楽観”は、ただ短絡的なポジティブを示しあちこちを出回る。 万が一こんなものに侵略される事態が来るとしたら、それはまったく幸福だといえない。 どんなに世界が歓喜の一色だとしても、そのせいで幸福にならない人たちが出てくるのは当然のこと。 その理由は、悲しみや苦痛、それよりも複雑で言葉に変換し得ないもの―――、これらの付き合い方について、より深い孤独に人生を蝕まれてしまうから。 “悲哀”を表現した音楽は、このような孤独に対して、決してわかりやすい形で優しさを提示するものではない。 けれども、この音楽とちゃんと向き合うとき、本当に信じ得るものについて考え、そしてその答えをうっすらしながらも、みようと試みる。 ここまで心を動かす部分に音楽の力をまた一つ、みる。 彼女たちはこのようなことを、私が考えているよりも遥かに奥底のほうまでずっと、探求しているのだと思う。 【Castratii】 bandcamp: http://castratii.bandcamp.com/music facebook: https://www.facebook.com/Castratii (kaori)
オーストラリア/シドニーより【Castratii】
※画像をクリックするとbandcampに飛びます。 先日、Castratiiについて私が勝手に抱いているイメージをつらつら書き綴りましたが、今回は彼女たち本人にメールインタビューにて答えてもらいました。 丁寧に、かつスピリチュアルな要素が表されている文章もあり、日本語で表すには少し難しい部分もありましたが、だからこそ非常に興味深い内容であり、個人的に私自身が求めている感覚や考えているようなことにマッチした内容で、シンパシーを感じつつ翻訳しました。 以下、インタビューです。 Q1.“Castratii”というバンド名の由来は? 「16世紀初頭から生まれた、去勢された男性ソプラノ歌手のことを表す“castrato(カストラート。複数形でcastrati。)”という言葉から名前を付けたの。かなり恐ろしいことだけど、完璧な男性ソプラノの声と考えられたものを保持するために行われていたみたい。強烈ね。」 Q2.Castratiiの音楽は、なんだか青みがかった灰色のようなかんじがでていて…そのうえ美しいものであるように私は感じます。あなたたちの音楽を始めるきっかけは何ですか?また、あなたたちの音楽のルーツとなるものを教えてください。 「私たちは子どもの頃、正確にいうと4歳の頃からミュージシャンをしてきたの。まるまる自分たちの生活を音楽と芸術を学ぶことに費やしてきた。私たちは暗さのなかにある美しさを愛していて、悲哀に満ちた音楽は人を幸せにすることだってできると思う。音楽をつくっていくことで、私たちに向けて示されるような要素だったり、人々、またそんな私たちを取り囲むようなイメージに対して取り組んでいる。『EORA』はオーストラリアの故郷、その景色、そこの風景や日常的に現れる幽霊たちへの敬意を示している作品なのよ。 今、また新しく音楽をつくっているのだけど、そこでは人間の状態と、私たち人間が重要だと思っている“物事を構成する”という欲求について研究しているわ。」
※画像をクリックするとbandcampに飛びます。 Q3.お気に入りのアーティストを教えてください。 「私たちは多くのアーティストと音楽に影響を受けて動かされてきたわ。その影響がはっきりしているのはデヴィッド・ボウイで、彼のメロディと素晴らしいリリックはいつも発明的でありつつも私たちを豊かにしてくれる。私たちはバロックリコーダーカルテット音楽なんかからインダストリアル、ブラックメタル、深遠なアンビエントまで全部大好き。今よく聴いているのは、David Sylvianの特に『Secrets of the Beehive』、Coil『Love's Secret Domain』、Raime『Quarter Turns Over A Living Line』、Rainforest Spiritual Enslavement『Folklore Venom』、Alessandro Cortini『Forse 1』。」 Q4. 私たちは日本人なのですが、日本について何か知っていますか?また、興味はありますか? 「私たちは以前、音楽とは関係なしに日本に旅行したことがあるの。信じられないところでオーストラリアとは全然違った。いつかもう一度、旅行したいわ。ベネッセアートサイト直島の地中美術館を訪れたいの。」 Q5. 最後にメッセージをお願いします! 「私たちの音楽に興味を持ってくれる人たちがいて感謝しているわ。ここに辿り着いてくれてありがとう。」 このインタビューを行った後に、新作EP『NESTING』のティーザーがアップされました。今後のリリースがとても楽しみです。
【Castratii】 bandcamp: http://castratii.bandcamp.com/music facebook: https://www.facebook.com/Castratii L.A.のエレクトロニカ系レーベルTime No Placeから昨年デビューアルバム『EORA』をリリース。収録曲の「Limits」のリミックスはbandcampにてフリーダウンロードできます。 (文・翻訳/kaori)
castratii-Limits
one of my favorite releases of 2012...