人の感情を読み取ることができるマイクロチップデバイスがいよいよ完成(英研究)
アメリカの起業家であり、スペースX社のCEO、エロン・マスク氏はつい最近、「人工知能は人類の脅威となる」と語っていたが、いよいよそういった時代が到来するのかもしれない。
英ロンドンを拠点とする「エモシェープ(Emoshape)」社が作り上げた「エモスパーク」と呼ばれるマイクロチップデバイスは人間の表情から、”怒り、恐怖、悲しみ、呆れ、驚き、期待、信頼、悦び”といった人間の8大感情を読み取り、自らそれを表現することができるのだ。
彼らは今回の研究で作り上げたマイクロチップデバイスのEPU(感情プロセッシング・ユニット)の開発により、「世界は技術的な飛躍を遂げた」と発表した。 EPUは彼等が今回作り上げた人工知能ロボット「エモスパーク」に搭載された。エモスパークは小さい箱状のロボット(役3万円前後)で、人の感情を読み取り、その感情に応える事が可能なのだ。そして驚くべき事に、エモスパーク自身にも感情があるのだ。
エモスパークはマイクロチップとカメラを使い、あなたの表情から感情を読み取る。例えば、あなたが音楽を聴いていてノリノリになっていれば、エモスパークはその感情を読み取り、将来的にあなたの気分が落ち込んだときにその曲をひとりでにかけてくれるようになる。あなたがエモスパークをどう扱うかで彼との関係は決まってくるだろう。エモスパークにも、人間が持っている8大感情があり、それを表す事が出来るのだ。
エモシェープ社のオリヴィア・ジマーマンは、「このデバイスはロボットがより人間らしくなれるように作ったものです。将来的にロボットは、人間に似た存在になるべきだと考えています。」と語る。…最後にエモシェープのCEO、パトリック・レヴィ・ロゼンサル氏はこう語った。「ロボットが人間と接して、人間の為に動くという事は、人間の感情に共感してからでしかできませんよ」と。
- 先日見つけたAmazon Echoと酷似しているが、エモーショナルな動作を利用者がどう感じるかは千差万別であろう。現在の人工知能いくら優れていても、真に人間の感情を理解できるとは思えない。ただ、「理解しているっぽい動作、できるっぽい数理モデル」はあるのだろうな…。でも、それでいいのだと思う。逆に、知識や推論はすでに人間は足元にも及ばなくなった。IBM Watsonがいい例だ。 個人的にはロボットが人間に共感する必要はないと思う。それっぽインターフェースがあればよく、人間は指示したことを忠実に実行するロボットを期待する。感情に合わせて自動的に動作するのも、ある意味では「指示の継続」に他ならない。むしろ、人間がロボットに寛容である時代はしばらく続くだろう。 (via カラパイア)













