「Nothing Compares 2 U」のプロデューサーとして正式にクレジットされているのは、シネイド、ネリー・フーパー、ファクナ・オケーレイの3名だが、実際にオケのほとんどを作ったのが屋敷豪太だったことは、音楽ファンには割と知られた話だろう。彼は'08年に行われた日本のインタヴュー取材でこう言っている。 「ネリーがやってるものは全てナンバーワンになってた頃なんです。そうしてるうちにシネイド・オコナーにプロデュースを頼まれて、〈Nothing Compares 2 U〉の演奏を僕が担当するんですよ。それがまたヒットしちゃって」 ──演奏っていうのはドラムだけじゃなくて? 「他も全部。ストリングスもピアノも全部打ち込みなんですよ」(2008, Musicman-net) あれだけヒットしたのに、当時、演奏者として屋敷豪太が受け取ったギャラはたったの5〜6万円だったという(悲)。プロデューサーとしてはおろか、編曲者、演奏者としても彼はアルバムにクレジットされていない。
Sinead O'Connor──あなたに代わるものはない













