NEW-RAY POWER FORCES CITY CONSTRUCTORS
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せっかくTumblrに移行したので、久々に超マニアックなトイをご紹介しましょう。
ということで今回は1994年に"NEW-RAY"から発売された"POWER FORCES"をレビュー。
どこかで見たことあるような謎キャラクターと珍妙な中身が目立ちますね。
怪しさ満載のパッケージでKO品っぽさが目立ちますが、実はメーカーであるNEW-RAYオリジナルの製品です。
このPOWER FORCEというシリーズ、実はオリジンがちょっと変わっていまして。リリース同年1994年にNEW-RAYの1部門である"FunTech"から発売された"PLOTTER"というシリーズからの流用品だったりします。
NEW-RAYは結構変わった売り方をしており、PLOTTERとしてリリースした製品をリデコして"STAR TROOPER"や"MIGHTY RANGERS"、"POWER WORKBOT"名義で発売、さらにそれらを再編して統一シリーズとしてPOWER FORCE名義で発売・・・
といった具合に、PLOTTERを始めとしたNEW-RAYのフィギュアシリーズは流用と再編を繰り返していた形跡があるのですが、不思議なことにどれもリリース年度が1994年かその前後。
リリース情報が正しいとすればおよそ1年間のうちに何度も流用&リデコによるシリーズ再編を繰り返していたことになるわけですが、その全体像は未だに謎。PLOTTERもシリーズ2として出す予定があったという噂もありますが実際は不明。
そんなこんなで色々と謎が多いシリーズなのです。チープトイというほどチープ路線でも無いですし、一体何ジャンルに該当するやら・・・
そんなPOWER FORCEシリーズには複数のラインナップがありますが、今回紹介するのはCITY CONSTRUCTORSというバリエーション。
「フランク、オットー、リック、チャーリー、エディ、サンディ。宇宙の強力なリーダー6人は邪悪な侵略者から惑星を守るためにパワーフォースを結成した!!
パワーフォースは特殊任務ユニット"ワークボットチーム"によってバックアップされている。彼らの主任務は、邪悪な侵略者によって破壊された街の再建だ。
パワーフォースが運転するダイノパトロールとパワーバイクと同様にシティコンストラクターは探検と修復に欠かせないハイテク装備を有している。
パワーフォースは邪悪な侵略者のヘビーメタルイビルダイノのイビルティラノサウルスやパラサウロロフスやJr達に勝利する準備ができている」
「シティコンストラクターズは消防飛行機や軍隊のように交換可能な特殊任務ツールやライト、スプリングアクションミサイルを装備しているぞ。ワインドアップで破壊された街の再建を見届けよう。」
バックカードのインストには↑みたいな事が書いてあります。色んなシリーズを無理やりブチ込んだのがストーリーからも伝わりますな・・・
コピーライトもあることからちゃんとNEW-RAYのオリジナル製品であるのがわかりますね。
というかその前に「DESIGN IN HONG KONG」が気になるんだけど、made inじゃなくてDESIGN INなの・・・?
デザインインって製造販売業者がメーカーと共同開発することで自社製品導入を促進するやり方らしいですが。もしやこれがPLOTTERから続く流用&流用の正体なのではなかろうか。
考察ですが、PLOTTERを作った時点でアクションフィギュアやワインドアップギミックトイのベースが香港の業者製で既に存在しており、それをNEW-RAYが採用して共同でシリーズを開発することで。同型おもちゃを別シリーズ枠として次々売り出した。ということが答えなのかもしれないですね。
では早速中身を見ていきましょうか。見ての通り内容物はビークル2つとロボフィギュアが2体。
まず大型ビークルの方から。多脚型の建築マシンっぽい感じですね。見た目は悪くないんですが質感は結構チャチぃ感じでチープさ溢れてます。シールもあんまり質は良くないっぽいですね。
ショベルアームは基部の回転可動とヒンジによる伸縮&先端の可動ギミックあり。
ネジではなくヒンジどめでパーツが閉じられており、子供が分解できないようになってるという配慮もしてあったりするのが注目ポイント。
主ギミックはワインドアップ。ゼンマイ駆動で歩行するわけなんですが、うちのはさすがに経年劣化でゼンマイが死んでしまっていて動きませんでした。
構造は旧ゾイドとかにもよくあるタイプなので別段珍しくはないタイプ。
付属のロボは運転席に乗せることが可能。しっかりハンドルを握らせることもできますし、設計自体は意外としっかりしてるようですね。
差し替え用の武器パーツも付属しており、ショベルアームを基部ごと差し替えることで武装状態に変化可能。
スプリングミサイルギミックでミサイルパーツを発射できます。
後部の赤いボタンを押すとライト&サウンドが鳴る構造っぽいですが、こちらも経年劣化で死んでしまっておりギミック確認できず。
裏側までディティールがしっかり刻まれてたりとこちらもなかなか気合の入った完成度になってますね。
スクーターのようにフィギュアを乗せることが可能。ハンドル部分は基部から上下に動くため、背丈の違うロボでもハンドルの高さを合わせることができるというのも芸が細かい部分。
付属ロボフィギュア2体はこんな感じ。PVC製で手足と頭が可動するのみの簡素なものですが、雰囲気カワイイ見た目ですね。
スタンド製作所フリークな方は既に察しが付いたかと思いますが、このフィギュアの全体的な構造がZ-BOTSに結構似てるんですよね。
パワーフォースのロボフィギュアはZ-BOTSガチ勢からは「Z-BOTSのパチモン」とも言われたりしますが、本家Z-BOTSと比較するとご覧の通り。
あくまで手足のジョイントをサイドから留めている構造が似ているだけで、実際には大きさや見た目は全く違ってたりします。それにパワーフォースの方は関節が鉄ヒンジ留めなのでZ-BOTSみたいに癒着しにくいですしね。
ちなみになんですが他の2種のバリエーションも買ってみました。大きな違いは付属ビークルの建設装備がクレーンだったりするのと、付属ロボが違うくらい。
なぜかパッケージ裏記載のラインナップとは封入されているロボが全然違うんですよね。もしかしてランダムなのか・・・?
実際触ってみるとわりとチープですし、パチモンではないにしてもあまり拭えないパチモン感がなんとも良い味を出してますね。
付属フィギュアやビークルのデザインは悪くないですし、決して設計も荒いわけではないので、トイとしてみれば十分な完成度だとは思います。しかし94年でこれなのはちょっと時代遅れ感あるような気もする・・・
シティコンストラクターズ以外のバリエーションも機会があれば買ってみます。