UKHR exclusive ミックス・インタビュ- 005 - Mark Radford (Audio Rehab) [日本語]
English version right this way!
花金、しかも三連休!しかもHouse Not House present Audio Rehab w/ Mark Radford, Nightshift and RS4 @ Circus Tokyoはやっと明日に迫ってきました!
イベント情報は下記のリンクからチェックしてください: こちら
そして、明日出演されるAudio RehabのレーベルオーナーであるMark Radfordのインタビューやミックスを用意しました。他で聞けないAudio Rehab未発表満載なのでぜひチェックしてください!
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1)インタビューのためにお時間を頂きまして、ありがとうございました。そしてミックスも最高でした、ありがとうございます。まず、子供のころどのような音楽を聴いていましたか?ご両親、どのような音楽を聴いていましたか?
どういたしまして。最初の思い出か...日曜日の夜、お母さんがご飯を作っていた間にTop 30チャートを毎週聞いていました。好きな曲は自分でカセットに録音して、ミックステープのようなものをつっていたんですね。
お母さんはThe CarpentersやAbbaなど、あまりDJになりたいという刺激を与えるような音楽だったとは言えません笑。
でも若いころ音楽が好きで、部屋でおもちゃのTurntable使ってDJブース作ったりとか、お小遣いも貯めて好きなレコード買ったりしていたんですよ。 !
2) クラブカルチャーにはまった切っ掛けは?これといったアンセム・イベントあります?
育ったのはロンドンじゃなかったけど、年上の友達が89/90年ごろにAcid Houseのレーブに行っていたので彼らから色々聞かせてもらって、憧れました。
Energy Dance (Acid House Rave) ’89
電線やハンガーを集めて、自分でアンテナ作りましたよ。まあ、何時間かかけてですけど、海賊ラジオ聞けるようになりました。でも当時はまだぜんぜんUndergroundだったので誰の曲とか、曲名が何かとか、まったく知るすべがなかったです。幸いなことに、俺の町にレコード店があって、ラジオで聞いたいくつかの曲をそこで見つけることができました。
最初に買ったのはUnique Three – The Themeでした。それまでにずっとHip-Hopを買っていたので、友達にHip Hopのレコードを全部卸して、そのお金をすべてダンスのレコードに使いました。
最初のレーブ経験については、東ロンドンにあるDungeonsというクラブでした。The Greyhoundという、Lea Bridgeにある古いパブの地下にあって、暗くて迷路みたいだった。自分の作ったラジオで聞いてはまった音楽を現場で体験できるヤバさは一生忘れられません。
3)Acid Houseから、Deep Techまでの間、UKのシーンは大きく進化しているんですけども、その間のシーンに於ける音楽活動について教えてください。
さっき言ったように、若いころからDJをしていたし、大学のころも友達でパーティを主催していました。それでWeekend Rushという海賊ラジオから誘われて、本格的に音楽活動を始めました。
News report on Weekend Rush
友達に年上のトラックメーカーが結構いたので、彼らのトラックメークを見る機会が多くて。プロから見習って自分も若いころからトラックメークをやっていました。
Omni Trio - Renegade Snares (Foul Play Remix)
まあ、ロンドンのあらゆるシーンを体験できたんですね。Acid HouseからHardcore, Jungleから Drum’n’Bass, UK GarageからSoulful House、俺はそこにいました。
** 4) ハウスにはまった切っ掛けについて教えてください。**
2006/7年ごろ、SoulfulとFunky Houseをメインでやっていました
Shaun Escoffery - Days Like This ( Spinna & Ticklah Club Mix )
ブッキングはあったけど正直普通だったんですね。そして友達にMinimalとElectro Houseのイベントに無理やり連れられて。Holbornにある、The Endというクラブでした。
いまだに覚えてるんですけど、音楽大嫌いだったんですよ。ぜんぜん好みじゃなかったんですけど、と思いきやいきなりDJがものすごく良い曲をドロップした。ずっと座ってたんですけど席から飛び起き、「これなんだ!」ってDJに直接聞きに行きました。Booka ShadeのWhite Roomsという曲だった。そこですべてが変わったって言っても過言ではない。
Booka Shade - In White Rooms
5) Audio RehabがDeep Techの起点と思われる人は少なくありません。今活躍している有名なアーティストのうち、Audio Rehabでデビューしたアーティストが多い。何の目的でレーベルやりはめたんですか?
俺が入った時って、既にイベントとしてやっていました。相棒のLawrenceはGreenwichにあるStudio 338 (旧:The House & Terrace Club)でイベントをやっていて、僕はKeep It Minimalというイベントを友達と軽くやっていました。Laurenceに誘われて、House & Terraceの方でやってみたら、ものすごく盛り上がって、レジデントになりませんか?と聞かれました。イベントの音楽の方向性も任せますって。 Maya Jane Coles - What They Say (Dyed Soundroom Remix)
Rinse.FMで数か月ぐらいやっていて、色んなトラックメーカーから音楽が送られてきてたんですけど、俺が掲げていたハウスのホームになるようなレーベルがなかったので、レーベルやろうじゃないかと思いました。アートもかっこよかったし、せっかくラジオもイベントをやっていたから露出も簡単にできたわけです。
6) 二年間ぐらいはAudio Rehabはかなりガチなロンドンハウスだったのですが、最近でいうと、Europeのテックハウスに近いリリースも増えてきたように思いますが、Audio Rehabのサウンドというものはどういうものでしょうか?
やりはじめたときは、ここまで大きくなるとは思わなかったんですね、正直のところ。ただ好きな音楽をリリースしていただけです。当時はかなりニッチだったんですが、時間がたつとどんどん遠いところからも音楽が送られてくるようになって。
最初のリリース- Luke Larrell & Victor ReidのSerious Peopleは、Audio Rehabというものだ。自分が当時やっていたセットにもぴったりだったし。そしてHugo Massien,、RS4、Nightshift、Playtime Productions、Carnaoなど、しばらくしたらユニークなトラックメーカーが集まっててかなり強くてユニークなレーベルになってることに気付きました。
Luke Larrell & Victor Reid Feat. Verse - Serious People
どういう曲がAudio Rehabかと聞かれたら、まず人を踊らせる力がないとダメです。太いベースライン。ダーク、ハードなサウンドでもぜんぜんいいですけど、必ずSoulがないといけないです。
Lance Morgan Ft. Casey Spillman - Feeling I Want
成長に伴って、Audio Rehabにリリースしたいというアーティストも激増したので、一つのサウンドだけでやっていくよりは、幅広くやった方がいいと思いました。UKのダンス音楽もちょこちょこ変わるものだし、ぜんぶガチなDeep Techにかけると必ずすべると思って。
まあでも、どのリリースでも初期のAudio Rehab線を攻めるリミックスを基本いれることにしています。
7) Audio RehabのほかにPlus Recordingsというレーベルもやっていますが、Audio Rehabとはどういう違いなのでしょうか?
Plusを二年間前にローンチして、あまり知られていない、いいトラックメーカーをリリースするプラットフォームとして考えています。毎日大量にDemoが送られてくるので、レーベル一つじゃ足りないなと思いました。
Luke Hassan - Bring The Beat
こんなにいい音楽をいっぱい送って頂いているので、それをなるべく世に出すように努力しています。レーベル二つじゃ足りないと思ったら第三目作るかもしれません笑
** 8) レーベルやDJ活動いがいにもトラックメーカーもされていますが、インスピレーションなどについて教えてください。**
すべてをインスピレーションにしています。車に乗っているときでもラジオ聞いているし。Undergroundのステーションだけじゃなくて、メインストリームも聞いています。幅広く聞いたほうがインスピレーションにつながる。
後、前回作ったものとは違うものをつくることにしています。ダークな、ベースヘビーな音で知られていますが、それだけじゃない!みたに、それを証明してやるみたいな。
Mark Radford & Thee Cool Cats - Something Happens
いま色んなVocalistsと組んで作曲していますが、かなり自分らしくない曲を作っています。たぶん驚くと思います。が、驚くことによって他のトラックメーカーも違うことを試してみてくれればそれで私はうれしいです。
9) 2,3年前はもっとわかりやすいシーンだったのですが、時間がたつとかなりばらばらになってきた気がします。ガチなDeep Techを作っていたトラックメーカーがTech Houseを作るというトレンドもあると思います。この中でAudio Rehabの位置づけというのはどういうものでしょうか?このTech Houseのはやり方についてはどう思いますか?
まあ、確かに数年前からは大きく変わりましたね。Audio Rehabの成功を見てやろうと思った人たちもたぶんたくさんいると思います。あまり「Deep Tech」とか、シーンの名前を気にしていなくてですね、やりたいことやればいいと思います。
やりたいことやっている新しいレーベルもたくさん増えてきている、それぞれかがげているサウンドが違ったりして、もはや一つのシーンとは言いにくいですね。 まあでも今のUKは市場最強につながっている気がして、ロンドンだけじゃなくてイギリス全国からこのシーンをサポートする人たちがいます。みんなのVibesそれぞれ違うからこそみんながつながると大きな発展をもたらすことができると思います。
Tech Houseに関しては、個人的には前からあるなと思っていて。Tech Houseの方は市場がでかいからTech Houseやろうと思うトラックメーカーがいることは間違いないですね。Audio Rehabとしては、そういうTech Houseを聞いてもあまりインスパイアされないし、パッションではないので、トレンドだからと言ってそっちに寄せることはないと思います。
10) イギリスでは、クラブの摘発や強制閉店が最近増えたように思いますが、いまのイギリスのシーンについてはどう思いますか?
まあどんどん厳しくなっているのは痛感していますね。フェスティバルも増えているし、クラブが多く閉店しているので10年前とは比べて少し世界が狭くなってきた気はします。
けどまあ、どこにいても成功しているクラブ・イベントがまだたくさん残っているわけなので。ロンドンだけじゃなくて、ManchesterのAlbert Hall・Sankeys・The Warehouse Projectとか、BirminghamだとThe Rainbow, Digbeth。Leeds, Sheffield, Liverpoolも盛り上がっているイベントたくさんあるし。パーティの需要はまだ健全ですね。
まあ、俺たちはMinistry of Soundでやらせていただいて本当にラッキーだと思っています。とても満足しています。
Audio Rehab @ Ministry Of Sound
11) むずかしい質問なのかもしれませんが、好きなアーティストについて教えてください。誰がビッグになると思いますか
あ、確か、難しい質問だな、困るな... まあ、上昇中のアーティストでいうと、Marcellus WallaceというDuoは絶対チェックした方がいいです。トラックメークのレベルがすごく高いです。
Marcellus Wallace - Keeping Your Love
Audio Rehabから少し離れると、Solardoがおすすめです。結構話題になっています。 Solardo - Acid Rocks
Batenkoというフランス人トラックメーカーも、初期のAudio RehabっぽいサウンドでProductionスキルも一流。これからPlusかAudio Rehabでリリース予定されているこのアーティストもぜひチェックしてください!
Joseff Jordan, Soul Divide, Hott Like Detroit, A.C.B, Boxer & Jay Newman, Jordan Joyce, Morpei, Credential, Carl St Peirre & Tollerance, Standard Issue, Luke Hassan, 6ft Short, Dan Walter, Area 8, Morpei と Frankie Dollar。
12) 日本に初めていらっしゃるのですが、なにを一番楽しみにされていますか?
来日すると公開したらすごくいい反応だったので、Audio Rehabのサウンドにどう反応するか楽しみにしていますね。寿司も好きなんでできるだけ食ってかえろうと笑。