イグサ
イ草(いぐさ)は、イネ科イグサ属の植物の総称で、主に畳表やござなどの敷物に使われる材料として知られています。日本各地の湿地に自生し、細長い葉と根元から伸びる花穂が特徴です。イ草は、丈夫で弾力性に富み、吸湿性や通気性に優れているため、古くから畳の材料として重宝されてきました。収穫したイ草を乾燥させ、細かく裂いて加工したものを「い草」と呼び、これを織って畳表やござを作ります。イ草の香りは心を落ち着かせる効果があるとされ、夏場の寝苦しい夜にござを敷いて寝る習慣は、日本の風物詩として親しまれています。近年では、イ草の抗菌性や消臭効果にも注目が集まり、インテリアや生活雑貨など様々な製品に応用されています。
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