例のおじさんへの回答みたいなもの
メールで返事をしようかとも思ったけど、おじさんここ見てるっぽいので。
さっき書いた「例のおじさんとのやりとりの続き」で、「ふーむ。まいったなー。」と書いた理由は、公開質問をやってるサイトで、個人的な感想とか書きたくなかったから。それやるとキャンペーンになるでしょ? じゃあメールで返事しろよって話だけど、こちら(コレを書いてるのは僕個人だけど、同時に会の表明でもあるので、あえて“こちら”と書きます)からするとおじさんの対応は、おじさんの言う「お互いの礼儀」の範囲をこえた、政治にまつわるけっこう微妙な問題を含んでると思う。だから申し訳ないけど、ここで返事、というか率直な想いを。
まず、最初にファックスで質問状が届いてるか電話したときから、おじさんは礼儀にこだわっている。名前を書かずに質問をすることは失礼だし、やりとりを勝手にウェブで公開したことも礼儀に反すると言う。ただ、こちらはおじさんに質問をした覚えはないし、おじさんとメールをやりとりしたつもりはない。質問は中川候補者にしたわけだし、メールのやりとりも中川候補者の回答をメールで送ってもらうための手続きというか窓口にすぎない。だからおじさんに礼儀とか言われても正直困る。
よく考えるとおじさんは、最初に電話しときから名前を名乗ってた。その上でおじさんは「こっちが名乗ってるんだから、おたくも名乗りなさいよ」的なことを言う。そのへんの政治活動上のお作法についてはよく知らないけど、ある特定の政治家を応援する場合、少なくともおじさんの考えとしては、あくまでもそれを行うのは個人だということにようだ。ただ、これはおじさんにも電話で話したことだけど、いわゆる一般の、フツーの、どこにでもいる一市民は、政治にかかわる活動に対して、それがどれだけ些細なものであったとしても敏感になる。おじさんのように自分の名前を堂々と出して候補者の応援をつとめるのは、実はとても勇気のいることだ。それは分かる。でも、みんながおじさんのように勇気を持って名乗らなければならないんだろうか? そうしないと自分が投票するかもしれない候補者に質問もできないんだろうか? おじさんの「こっちが名乗ってるんだから、おたくも名乗りなさいよ」は、礼儀をよそおった、けっこうな圧力のようにも思える。
今回、僕たちは、ほんとうに関わりを持ちたくない政治というものに対し、それなりの勇気を振り絞り、仕事や勉強の合間をぬって、質問状を作って、そして匿名で送った。そして帰ってきた各候補者の回答は、僕たちにとってほんとうに意味のある、すばらしいものだった。もしかするとおじさんは笑うかもしれないけれど、僕たちはこの公開質問を通して、僕たちがまったく興味を持てない政治というものを志す候補者に、普通の人とかわらない一面があることを垣間見ることができた。中川さんの「マスターキートン」には「おぉ、マジか!」って興奮したし、伊藤さんの「う〜んマンダム」にはもう狙ってんのかド天然なのか分からないユーモアがあった。でも、こんな質問も、僕たちにとっては匿名だからできたことだ。
もうひとついわせてもらえば、おじさんはこちらが匿名であることを理由に「無視しようと思ったが」と言う。失礼か失礼じゃないといえば、この事のほうが僕たちにはよっぽど失礼に思う。あんたが選挙に出んのか? 個人として関わっているおじさんが「こんなん返事せんでええ」と候補者に言うことは、個人だから許されるということもあるかもしれないけれど、正直一般的な社会人としての感覚で言えばありえない。さらに言えば、候補者の代理的な立場なのにそれをわざわざメールに書いて送ってくるのもありえない。
でもまあ、こういうおじさんとのやり取りも含めて、今回の公開質問はとても意味があるものになったと思う。中川さんのまわりにはきっとおじさんのような、個人として良くも悪くもわかりやすく人間臭い人がいっぱいいるんだなとおもった。そしてそんなおじさんたちの意思を華麗にスルーして、きちんと回答を送ってくださった中川候補者には本当に感謝しかない。一方、伊藤さんのほうが、僕たちが持っている一般的な社会人としての感覚に近いなと思った。それはとても心地よく、サービス的で、悪く言えば当たり障りがない。山本けいこ候補者(元タカラジェンヌ/自民推薦)は……やっぱり回答して欲しかったなぁ笑
おじさんはこれを読んでどう思うかな。別にクレームが言いたいわけじゃない。ただ、政治にかかわる人とかかわらない人との間にある、もしくは政治に関わりたいと思う世代と関わりたくないと思う世代の間にある溝があって、それが僕たちを政治から遠ざけている大きな理由だと思う。
あ、もうひとつ。宝塚市のマークは変更しました。市のマークって著作権あるんだ。なんか変な感じ。












