カランコエの花 at アップリンク渋谷 「7月×日」と日付が表示されて映画は始まる。 この日付の表示が緊張感をもたらす。 日が終わるごとに暗転が差し込まれる。 その暗転は長めに設定されている。 この暗闇に不安を感じてしまう。 まるで日記を書くように一日一日が刻まれて描写される。 その日々は決して取り戻せない貴重な一日であり、遡って修正することのできない絶対的な一日だ。 あの日に戻れたら、という甘い希望はこの映画には許されていない。してしまったことに対する結果だけが冷酷に提示される。 男は馬鹿だ。 好奇心を抑えられない男は大馬鹿だ。 そして、これは自分のことだ。 自分が良かれと思うことと相手がどう思うかは全く別のことだ。 傷つけるつもりはなかった、と後悔しても、その人を傷つけてしまったことは消せない事実だ。 時間は逆には戻せない。 あの少年も同じようにただただ知りたかっただけなのだろう。 そしてあの子は夕方からその日の朝までにどんなことを考えたのだろうか。 映画では語られていないけど、相当な決意があったのではないか。 考えて考えて考えて出した結論が正しかったのか間違えていたのかはわからない。 それでもあの子が行動したということが重要だと思う。 その行動は乱暴なものだったかもしれないが正直で素直で勇敢な決意表明だった。 誰がそれを否定できるのか。 あの子にとっては一日一日がかけがえのない日々で、大事な大切な思い出の瞬間が積み重なっていた日々だったはずだ。 最後に示される一日。 最後の暗転。 暗闇と沈黙の中にあの子の笑顔が浮かび上がった。 胸が締め付けられた。 傑作。 暁闇に出演されている石本径代さんからご案内いただきました。ありがとうございました。 カランコエの花 公式サイト https://kalanchoe-no-hana.com/ 暁闇(ぎょうあん)紹介 http://spotted.jp/2018/05/gyouan/ #film #カランコエの花 #カランコエの花を止めるな #カランコエを止めるな #shortfilm https://www.instagram.com/p/BqkovSenfIi/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1mkdn77bmt1bh














