子どもの自立を願う親
子育て支援を行う際、親御さんに将来子どもさんにはどう育って欲しいと願っていますかとお尋ねすると100%自立して欲しいという答えが返ってきます。
ごもっともな回答です。
子どもが大人になっても働かず、親が衣食住の世話を一生しなければいけないなんて嫌ですよね。
そもそも順番的には親は子どもより先にこの世を去りますから、親亡き後は生きていけなくなる。
8050問題で親亡き後の残念なニュースも目にします。
幸い親亡き後に救われたとしても、数十年に渡り親に依存し生きてきた子ども(大人)はいきなり社会に出ることは出来ませんから福祉に頼らざるを得ない。
そこに投入されるのは私達が納めている税金です。
もちろん税金が福祉に使われることは当り前であり理解もしています。
しかし、不登校や引きこもりが増え続けている現代、その予備軍が増加しているのも事実です。
そして、多様性が尊重される時代の流れが更に拍車をかけていると感じます。
子どもに将来自立して欲しいと願うなら自立出来得る力を育まなくてはいけません。
人生は楽しいことばかりではありません。
嫌なこと、嫌な人と関わった時にどうする?
どう自分の心と体を守る?
その状況にどう対処する?
そしてそのことをどう自分の人生に活かしていく?
ならばどうする?という思考回路は繰り返しの練習で育まれます。
そして行動に移すことが重要です。頭の中で考えてばかりでは生きる力は育ちません。
親御さんには子どもの意思を尊重し話をちゃんと聴き、一緒に考えようと寄り添い子どもの生きる力を育む応援団長になってほしいと願います。
その日々の積み重ねが自立に向けた道へと繋がるのです。
放任や過干渉の子育ては子どもが生きる力を養う機会を逃してしまいます。そのままでは自立は難しくなるだろうな~と感じる子育てをしている親御さんも少なからずいらっしゃいます。
生きる力は一朝一夕に育つものではありません。
子どもの自立を願うなら自立出来得る力を育みましょう。
子どもが大人へと育つ時間を決して無駄にやり過ごさないで頂きたい。
不登校も引きこもりも放任しない。過干渉しない。本人の意思を尊重しつつちゃんと向き合って行動して欲しいと願います。








