サムライ:ご無沙汰でござるな!この週末はデザイナ殿と一緒に新潟に行ってきたぞ!
デザイナ:いやーいいところだったね。雪もいい感じで。
サムライ:大地の芸術祭というのを十日町市あたりで3年に一度やっておる。常設展はつねにあるのでいつ行っても楽しめるでござるな!
デザイナ:そうだねぇ。とりあえず今回は光の館の話をようか。
サムライ:うむ。光の館はタレル氏が作った宿泊施設でござるな!大きく、Outside Inという和室の天井から空が見える作品と、Light Bathという暗闇のお風呂の作品の2つがござった。さらに館内全体をプロデュースしており、どこもいい感じであったぞ。
デザイナ:Outside Inに似た作品は金沢や香川県の美術館にもあるね。現代アート好きには馴染みのある美術館だから、ここに来る人はすでに見てる人もいるかもしれない。
サムライ:空が快晴であったりすると、白く塗られた天井に青を塗ったように見えて、一瞬空であることが分からないでござるな。
デザイナ:でもそれを「空だ」と気づいた瞬間に、自分自身の知覚体験を意識させられるよね。アハ体験みたいな。
サムライ:さらに夕暮れ時には、LEDで白い面をいろんな色に変えるプログラムがある。白い面の色が変わることで、空自体の色も緑や黄色に変わって見えるという不思議&綺麗な体験であった。
デザイナ:これも見る人の知覚を深く考えて設計されているよね。
サムライ:まったく、してやられた・・・!という感じであるな。
デザイナ:二つ目の作品のLight Bathも光を使った作品だね。これもまたびっくりした体験だった。お風呂に入ると、入っている部分だけが発光してるように見えるっていう。
サムライ:うむ。発光する体であるな。ホタルイカのようだ。
デザイナ:僕はむしろおばけっぽく見えたかな・・・。
デザイナ:こういう、シンプルな装置で、人をあっと言わせる体験を作るのってすごいよね。天井に穴開けただけでいつもと違う体験ができるなんて、考えもしなかったのに。
サムライ:そうでござるな。世の中まだまだ知らないことがあるんだってことに気づかされたでござる。