コースの最後の数週間になって私の見解を聞く頃には、学生たちはすでに一連の別の見解や観点を身につけていて、私が提示するものを受け入れたり、拒否できる立場にあります。そして、彼らは私の考えに挑戦したり、疑問を呈することにためらいはしません。私はそれを心強く感じています。もし、彼らが、「省察と挑戦と質問の旅(journey of reflection and challenge and questioning)」とも言うべき、このコースの後で、自分の教授の考えをただ受け入れているのであれば、とてもがっかりすることでしょう。実際に、私に同意する学生もいますが、他の多くは私に反対です。
マイケル・サンデル/小林正弥『サンデル教授の対話法』p.45







