やわらかなもの
雨の音がする
君は眠ってる
ふしだらな夢でも見てんだろ
きっと
そんな顔してるよ
半熟の卵みたいなこの世界を飽きしめたい
柔らかな感触だけを頼りに僕らは生きていく
新宿の街がか細い声で助けてと呟いた
i don't do bad sauce passes

❣ Chile in a Photography ❣
Xuebing Du
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@islademusica
やわらかなもの
雨の音がする
君は眠ってる
ふしだらな夢でも見てんだろ
きっと
そんな顔してるよ
半熟の卵みたいなこの世界を飽きしめたい
柔らかな感触だけを頼りに僕らは生きていく
新宿の街がか細い声で助けてと呟いた
昔、クリスマスは。
そんなに昔の話しじゃない
同じこの道ふたりで
寒いねって体寄せ合って
腕なんかも組んじゃったりして
まるでパリかニューヨークの
恋人たちみたいって戯けていた
なにもかもが輝いてたのに
灯りが全部消えちゃったよ
夜がすっと深くなったよ
誰がどこで間違えたの?
みんなどこに消えちゃったの?
いったいなにが起こってるの?
降りしきるのはもう
雪じゃない
あの角にあった映画館
待ち合わせてたカフェ
ちょっとだけ痩せ我慢して
テラスで君を待ってた
あまり派手じゃないツリーの飾り数えて震えていた
それだけで幸せだったのに
灯りはもう灯らないよ
夜はただ夜のままだよ
誰がどこで間違えたの?
君はどこに行っちゃったの?
いったいなにが起こったの?
降り積もるのはもう
雪じゃない……
さて今度の日曜日は名古屋だよ〜
#永坂壽 #live #acoustic #reggae #Blues
メルズーガ
夜より暗い山脈を越えていく
荒地の闇がバスの窓に貼りついてる
揺さぶられる視界に目を瞑って
誰もが浅い眠りのなかにいる
果てしなく続く山道の果てに
ようやく行く手に微かな灯りがほのめく
それは小さな村の外れの
市場に集まった屋台の裸電球
肉を焼く炭火の煙が空に溶けている
生きている…
こんなとろこにも人の暮らしがある
なんて愛おしい人の営みがある
言葉の通じない異国じゃ例えば
煙草の一本でも通じ合えたりする
地べたに座りこみ
甘いミントティーを啜り
腰の痛みを笑いあったりして
「あたしの子供や孫たちもどっかで
きっと誰かによくしてもらってるはずさぁね」
故郷の島のおばぁの言葉が
ふいに思い出されて泣けてくる
誰もが誰かの大切な人なんだ
繋がってる…
どんなところにも同じ人の暮らしがある
なんて愛おしい人の営みがある
だからどっかの偉いおっさんが銃を手わたして
奴らを殺せって言っても
やらなきゃやられるだけさ
あんたの大事な人もやられちまうぜって脅しても
殺すな
殺さない
殺されたくない
夜通し走り続けたバスのなかから
砂丘に日が射していくのが見える
大地にまた血が通い始めるのが分かる
バスはやがてメルズーガに着く
殺すな
※谷川俊太郎さんの訃報に接して…
ナーガさん、歌うよ❣️
9月19日@大きな輪
9月29日@えん
ナーガさん、歌うよ❣️
9月19日@大きな輪
9月29日@えん
13,July,2024
EN(nanba,Osaka city,JAPAN)
呼吸
真人の息は踵を以てし、衆人の息は喉を以てす。(『荘子』) 最近は、ほぼ毎日泳いでいる。1500メートルを40分くらいかけてゆっくりと泳ぐのだが、最初は苦しくて、文字通り息も絶え絶えだった。海でシュノーケリングをするのとは勝手が違う。かつて、宮古島の美しい海で素潜りをして、毎日のようにサザエやシャコガイを獲り、水中銃で魚を突いていた時期があった。その頃はまさに人魚、海のなかは庭のように自由自在だったが、シュノーケルと水泳では呼吸の仕方がまったく違う。水泳には水泳の「正しい」呼吸法というものがあるのだ。 水のなかで鼻から息を吐き、顔を水から出した瞬間に口から吸う。当たり前だが、ちゃんと息を吐かなければ思い切り吸えない。かといって、完全に吐ききってしまえば苦しい。肺に溜めた空気から得られる浮力も重要で、そのバランスがなかなかに難しいのだ。そもそも、歌を歌うのは複式呼吸だから、肺を膨らませる…
Heaven Bound
この国は冷たいねん
もうわしらの居場所なんてあらへん
西成のおっちゃんはそう言って笑った
やっすい酎ハイの缶がアスファルトで焼ける
ほら見てみぃ…外人さんばっかや
差別やあらへんで
こう見えてわしインターナショナルやねんで
ウクライナにも友達がおるんやで
ほんまやで
ラオスの安宿で知り合ったんや
昔は東南アジアとか
ほうぼうよう行ったわ
あの頃向こうの人らも
おんなし気持ちだったのかもしれんね
恨めしく思ってたんやろね
ところでわしらのセンターはどないなってるんやろ
戦争は嫌だねシャッターを開けてくれ
(We all are heaven bound)きっと辿り着く
あと少し
もう少しだけ
俺たちはみんな天国を目指しているんだろ
先月まで家賃20000円だったんよ
三畳一間トイレバスは共同や
ほんまようあんな汚いドヤで金とれるもんやって思うけどな
また値上げするらしいわ
今は観光客が泊まるからね
大家の奴味しめたんやね
それにしてもまさかこないな町で
暮らすことになるなんてな
昔のツレは今も
タイの離島あたりにいるって思ってるやろな
地元のねーちゃんたちと呑気に
ビーチで冷えたビールなんか飲んで
確かにそないな時代もあったからな
(We all are heaven bound)きっと辿り着く
今はまだ
その時じゃないだけ
俺たちはみんな天国を目指しているんだろ
遠く遠くへと
歩き続けてきたはずだけれど
ゆっくり
ゆっくりと
漂いながら流れ着いただけ
西の雲の極
焦げたような陽射し
目を伏せた刹那
見えたような限界
俺たちはみんな天国を目指している
大阪の皆さま、どうぞよろしくお願いします。
三ッ寺会館2階だよー
永坂壽@えん
7月13日(土) 19時30分開演
2500円
引っ越し
定住漂白冬の陽熱き握り飯 金子兜太 ある調査によると、人が一生のうちにする引っ越しの回数は3.04回だそうで、随分少ないんだなぁ。僕なんか…と指折り数えてみるとあっという間に両手の指でも足りなくなってしまう。なかには、引っ越しというよりも転がり込んだだけというのもあるから始末に負えない。最も長く住んだのは沖縄県の宮古島で、次は那覇市、合わせて二十年以上。最短はNY、マンハッタンの約半年だが、それだって旅とは違って、東京のアパートを引き払って運べるだけの荷物を運んで渡米したのだからやっぱり引っ越しだ。当時はまだ直行便はなく、アンカレッジ経由の北回り航路で随分と時間がかかった。そんなわけで様々な場所をゆっくりと移動してきたけれど、いつだって自分で選択してきた。少なくともそう信じているのだが、今度ばかりは違う。思いもよらぬ事情から大阪に暮らすことになった。もちろん歌いに来たこともあるし、友人…
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東京レインボープライド2024へのイスラエル大使館と BDS対象企業からの協賛についての公開質問状 〜植民地主義と民族浄化・ジェノサイド共犯と決別するために〜
NPO法人東京レインボープライド 御中
貴団体の長年にわたるLGBTQ+権利運動への貢献に敬意を表し、感謝申し上げます。 きたる2024年においても、プライドに集うことを心待ちにできることは多くの人にとって大きな喜びにつながるものと思います。
1994年の東京での最初のパレード以来、プライドは良くも悪くも大きな成長を遂げてきた観がありますが、その過程で、東京レインボープライド(TRP)が、立ち上げから間もない2013年から東京五輪開催を控えた2019年までの7年間にわたり、イスラエル大使館の協賛を受け続けてきたことを振り返らないわけにはいきません(*1)。当時、すでに「イスラエルのピンクウォッシング」が活動家・研究者などに知れわたっている状況になっていたにもかかわらず、同大使館のブース出展やステージ登壇、広告掲載などを通じてTRPはピンクウォッシングに協働し続けました。このことは、長年のパレスチナの人びとの苦難を敢えて無視するのみならず、イスラエルによる暴虐・戦争犯罪に敢えて加担し、それを常態化させ加速させることにほかなりませんでした。そして、現在、2023年10月7日以来、とめどもなくガザ地区(人口の半分が子ども)と軍事占領下のパレスチナ全土に襲いかかっているイスラエル国家によるジェノサイドと民族浄化(殺戮、傷害、破壊、強制移住、集団飢餓、非人間化)につながる役割を果たしてしまったと認めざるをえないのです。 イスラエルによる犯罪への加担を看過・許容した人びと、止めることができなかった人びと、わたしたちは、その責任の重大さを痛感せねばなりません。同時に、これを終わらせるために行動を起こす必要があります。
この大きな失敗をしっかりと踏まえ、二度と繰り返さないために、今こそ、貴団体がその立場を鮮明にするべき時ではないでしょうか。 大量虐殺者の側に立つのか。土地を追われ、財産を奪われ、殺されている者の側に立つのか。 人権運動に連なる団体として、あまりに自明のことかと思います。
貴団体は、ウェブサイトでこう述べています。 「多様な誰もが公平に、そして自分らしく幸せに暮らせる未来のために、私たちはあきらめない。」 ……多様性・自由・平等をもとに謳われたその「幸せに暮らせる未来」は、誰かを踏みつけた上に築かれたものであってはならないはずです。LGBTQ+の生と権利は、西側先進国の特権などではなく、日本を含めたグローバルな先住民の権利運動や入植者植民地主義抵抗運動との連帯を強めなくてはならないでしょう。 「これまで積み重ねてきた歩みをみなさんと共に振り返り、しっかりと次世代につなげていく、そんな機会にしたいと考えています。」 ……現在地までを「共に振り返り、しっかりと次世代につなげていく」ために、わたしたちは、貴団体に対し、以下、2点を質問させていただきます。
(質問1)TRPは、2020年〜23年においては、イスラエル大使館の協賛やブース出展などは受けていないものと認識していますが、これは間違いないでしょうか。 また、2024年において、そして、イスラエル国家がパレスチナの占領・アパルトヘイトを終結させるまで、たとえ先方から協賛の申し出があったとしても受けることはないと誓約してくださいますか。
(質問2)これまでの取り返しのつかない失敗をあがない、二度と繰り返さないための方法、その一歩として、「Queers in Palestine」(*2)からの要求に応答することが可能です。その第1項は、「イスラエルの資金提供を拒否し、イスラエルのすべての機関との協力を拒否し、BDS運動(*3)に参加してください。」という要求です。 TRPが2017年〜23年に協賛を受けたアクサ(AXA)、2020年・21年・23年に協賛を受けたヒューレット・パッカード(HP/HPE)は、パレスチナの市民社会からボイコットが呼びかけられている企業です。AXAとHP/HPEにとって、TRPはよい評判を得るための絶好の機会ですが、それで血塗られた手を拭うことはできません。ジェノサイドと共にあるプライドなどありえず、TRPがピンクウォッシングに協力すれば、プライドを売り渡し、パレスチナ殺戮に手を染めるに等しい事態となります。日本と世界のLGBTQ+コミュニティーズを背景に得てきた力を持つTRPが、両企業からの協賛を絶つことには重要な意義があります。パレスチナのクィアと人道の危機からどうか目を背けないでください。 2024年において、そして、AXA、HP/HPEがイスラエルのアパルトヘイト政策を支援してパレスチナでの人権侵害から利益を得ることをやめるまで、たとえ両企業から協賛の申し出があったとしても受けることはないと誓約してくださいますか。
ジェノサイドと民族浄化、占領暴力を終わらせる行動の輪に加わってください。 事態の緊急性が高いため、恐れ入りますが、2024年1月18日までにご回答いただけますよう、お願いいたします。
お尋ねなどありましたら、気軽にご連絡ください。 なお、この質問状は送付と同時に公開させていただきます。
2023年12月28日
フツーのLGBTをクィアする フェミニズムとレズビアン・アートの会 足立・性的少数者と友・家族の会 レインボー・アクション
(*1) わたしたちは、この間、毎年なんらかの形で批判を行い、2016年、18年、19年にはイスラエル大使館協賛にかんする抗議文を発出してきましたが、これに対し残念ながらイスラエル大使館とTRPから一度も応答はありませんでした。 https://feminism-lesbianart.tumblr.com/tagged/trp
(*2) https://queersinpalestine.noblogs.org/post/2023/11/08/87/ 「パレスチナのクィアからの解放へ向けた要求」(日本語あり) 声明に賛同署名できます。脱植民地化解放運動に積極的に関与することが必要です。
(*3) https://bdsmovement.net/Act-Now-Against-These-Companies-Profiting-From-Genocide 南アフリカ共和国のアパルトヘイトを終わらせた国際連帯運動にならい、BDS=ボイコット・ダイヴェストメント(投資引き上げ)・サンクションズ(制裁)を呼びかける国際キャンペーン。 AXAのボイコットについては → https://bdsmovement.net/axa-divest HP/HPEのボイコットについては → https://bdsmovement.net/boycott-hp https://bdsmovement.net/BoycottHP-GazaGenocide-Update (TRPが協賛を受けた日本ヒューレット・パッカードはHPE系の企業です。HPブランドの企業・製品・サービス全てがボイコット対象です。) なお、近年にTRPが協賛を受けてきたアマゾン(Amazon)、Disney、Airbnb、Googleも、現在、圧力をかける対象となっています。
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PDF版はこちら。https://drive.google.com/file/d/1OXBOBd9rTU2lq0RXhcVX7Eg_Bfbt5Tpr/view
2023年1月20日追記:NPO法人東京レインボープライドからの返信https://feminism-lesbianart.tumblr.com/post/740022720990953472/trp2024-noresponse
Blue highway 2024
三月の雪が溶け残ってるパーキングエリア
あのふたりは東へ
多分
新しい街を目指してる
ちょうど20年前の俺たちみたいだね
押し寄せてくる日々の波に抗ってた頃の
blue highway 不安と希望がよりそってた
夜明け間近の一番暗い時間に
友達に借りた軽トラの荷台はすかすかで
後を引くような古びた町の灯りが
揺れながら小さくなるバックミラーのなか
blue highway
別れと出会いが行き交ってる
ねぇガキの頃みたいに
ちょっとちびっちゃうくらい
楽しいことが沢山あるといいね
毎日だとちょっと疲れちゃうから
ほどほどに…って祈ってるよ
ふたりなら旅立ちも祝福されるんだろう
空っぽの助手席に笑いかけて
なにひとついいことなかったわけじゃないだろう?
中途半端に優しかった街をあとにする
blue highway
終わりと始まりがすれ違っていく
また日が昇る
追いつかれないように
俺の車は西へ西へと滑り出す
blue highway
始まりと終わりがすれ違ってる
別れと出会いが行き交ってる
不安も希望も置き忘れたまま
銭湯が好きだ。最寄りの銭湯は昼の12時に開くのでたいていは一番風呂を目指す。とはいえ、入浴料が520円でサウナ…
風のなかで君が
あ、金木犀ねって
いつでも君が先に気づいた
そう
こんな雨あがりは
不意打ちみたいに強く香るんだよ
なのに
ぼんやりしてるから
大切なことやり過ごしてばかりなのって
風のなかに君の声が
笑い声が聞こえた
そんな気がして
季節のなか立ち止まる
ねぇ、金木犀って
ひと秋に二度咲くんだよ
そう
だからこの香りも
もう一度街を彩るんだよ
今度は
ちゃんと気づいてね
あたしはここにいるから
忘れないで
風のなかで囁いている
君の祈りを聞いた
そんな気がして
季節のなか立ちすくむ
あ、冬の匂いがするね
いつでも君が先を歩いた
もう
ボクは追いつけない
落ち葉が乾いた音をたてるだけ
長く、遠くまで、泳ぐ
都會のホテルにこもるのも仮死の狀態やけど、プールで泳ぐのも動いている仮死やな。これは気持ちいい。プールの底の青いラインみつめてただひたすら泳ぐだけ。二千メートルを四十五、六分かかって泳ぐ。(開高健) クラゲのように 以前にも書いたが、今年僕は、父親と同い年になった。正確に言えば、彼は57年5か月と9日生きて死んだから七月にそれを越えたのである。だから、というわけではないが、小さな変化があった。三十数年ぶりで誘われて行ったスキーをきっかけに、生まれて初めて、体のことを考えるようになった。健康、という意味ではない。体の動かし方について。そうして今さらながら、走ったり泳いだりするようになった。なんというか、体を動かすことで得られる多幸感に目覚めたのかもしれない。 特に水泳はいい。泳いだ後には世界が少しだけ、軽くなったような心持がする。隅田川を渡ったところにある区営プールに週2、3回通って…
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今朝、神明さんに詣った帰り道で、真理だなぁと改めて思い至ったのは、目に見えている全ては過去のものだということ。星の瞬きが何億年か前の光だというのはよく知られているけれど、厳密に言えば、あのマンションのベランダに干しっぱなしの洗濯物も、信号を無視して道を渡ろうとしている自転車も、枯れかかっている朝顔の鉢でさえ、網膜に像を結んだ時にはすでに何万分の一秒か昔のものなんだ。「今」というのはだから、視覚や、もちろん聴覚でも、決して捉えられないんだなぁ。もとより、ほんの少しだけ過去の世界を、私たちは生きているのかもしれない…