前垢を含め過去に投稿した記事のなかからリアクションが多かった記事ーベスト5をご紹介しています。今回はリアクション数195件で第1位>『ルポルタージュネタ乞食(コジキ)』※この記事は2022年5月5日投稿を再校正したもので内容は当時のものです。
「ネタは自給自足で~」と相手から言われ。でもコレ自力で覚醒剤を作ってもってこい!という意味ではありません(笑)。自給自足、シェア、ゴチという言葉は初心者でも一度は聞いたことあるはず。これらは先に行われるキメセクで誰がモノを用意するのか(誰のネタでキメるのか)という”仕入れ責任者”と”費用負担”を同時に言語化したもので、言葉こそシンプルですが、ここにキメセクを催行するために最低限必要な情報がすべて含まれているのは画期的。早速ですがそれぞれ簡潔に解説していきます。
”自給自足”→フライトに必要な燃料や道具のうち、自分で使用するものに限って自前で用意し持参すること。お互いが余計なこと気を使わなくて済むリスク面や金銭面でも完全にフェア(公平)なのが特徴
”ゴチ”→ネタを無償で提供する(ご馳走する)こと。受け手側は“ゴチられる”という。
”シェア”→自前でネタのが入手困難な人が、持っている人から自分が使用する分(使用した分)を有償で譲ってもらうこと。金額など取引の詳細は相手と個別に決める。
ちなみにネタは男性が用意するのが当たり前という男女のキメセクでは”自給自足”や”シェア”する慣習がそもそもなく、言葉に馴染みがないかもしれません。女性の欲望を独占するには“ゴチ”だけでは十分ではなく車での往復送迎を付けたり、別れのときには”オミヤ”と呼ばれる手土産を女性に渡してから潔く去る…というのが“デキるポンチュウの嗜'(たしな)み…と教えてくれたノンケ君。
(どうでもいいけどノンケ君さっきから顎にめっちゃ力がはいってるけど大丈夫?いまにも歯が砕け崩れるんじゃないか?思うくらい“ムギュー”て気が散って話がまったく入ってこない(笑)その圧力顔で“タシナミ”…語られてもねぇ~💦
あえて触れる必要もないと思いましたが…“オミヤ”といっても『銘菓”東京ばな奈”とか、食い物系の手土産じゃありません。次回また是非リピしてほしい…という期待と願いを込めて渡すもの…。ガンコロなど形や質が良いものを、さりげなく渡して去る。薄っぺらいポンチュウに限って、ベラベラとウンチク語りはじめて嫌われるパターン。もったいぶって昨晩机や床にこぼれた粉を拾い集めパケに入れなおしたものを渡すケチなポンチュウ。未使用だけどすでに粉砕してパウダー状になったもので事を足らそうとするポンチュウ…男は駆け引きするみたいだけど、女は女でヨレちゃってるんで、後でパケを見つけても、それが何で?誰からもらったのか?すら何も覚えてないってことが多いらしい(笑)本題に戻します。
冒頭で“自給自足”がリスク面や金銭面でも完全にフェア(公平)でありトラブルも少ないと述べましたが、その反面、何かとトラブルが絶えないのが“シェア”…いわゆる“シェアトラブル”というヤツです。トラブルの原因はいくつかありますが、その性質上、本来であれば使う量と金額、追加するときの条件等、シェアする側とシェアしてもらう側の双方が事前に話し合って合意したうえで始めるべきところ、実際そこまで綿密に話を詰めてくる人は少なく、現場に着けば着いたで一刻も早くキメたいと思うが人の常。いろんなことが曖昧のまんま、勢い任せで見切りスタートしてしまった結果、あとになって問題起こるのも一因です。我々日本人には、“空気をよむ”とか“行間を読む”といった習慣がもともと根付いていて、通常なら事前に詳細まで詰めなくても、暗雲の呼吸で互いえ状況を察しながら調整していく能力が備わっているのですが、さすがにアレを喰ってしまったら最後、多くが協調性を失い自身の性欲を満たすため暴走をはじめるのです。
“シェアトラブルが絶えないもう一つの理由は、その筆頭に”ネタこじき”と呼ばれる輩が君臨し支配しているから。”ネタこじき”のタチの悪さは桁違いで、奴らは他の“ネタこじき”のことは、遠慮なく辛口でダメ出しするのに、そもそも自分自身が典型的な“ネタこじき”であることをまったく自覚していないこと。自分が何者かがわかっているなら自分のことを棚にあげて~となるけれど、自分が何者か?も認知していないのだから言いたい放題+やりたい放題♪「どの口が言う…」の連続なのだ。この自覚のなさはおそらく『自分は仕事も収入もあるから、本気になればいつでも買えるから”こじき"と自分は違う』と勘違いしているに違いない。
その勘違い、いまこの場で正しておくが“ネタこじき”とは、『仕事もない→収入もない→金がない→ネタが買えない人のことを指しているのではない。
“ネタこじき”とは、自分があえて背負う必要がないリスクは他人に背負ってもらい、自分の性欲を満たすことだけを最優先に、できるだけ良い品をできるだけ安く、極力場所代も先方にもっていただく…そんな環境を提供してくれるカモを見つけ、まずはホテルの部屋で合流することに全身全霊をかけて集中。それを実現するためなら50のオッサンが30代にプロフを偽装してなりすまし、実際はマグロなのにアクティブなバリタチにようにふるまい印象操作する。一旦部屋に入りこんでしまえばしめたもの。部屋で合流することへの執着が凄まじく、そのためにプライド(誇り)もアイデンティティ(自尊心)も捨て手段は問わない。”こじき”とは、そんな心が卑しく、さもしい人のことを言う。
乞食(こじき)と混同されがちな言葉に"ホームレス"。ホームレスも自分たちがネタこじきと同列に語られるのは心外だと思う。ホームレスとは住居を持たず、公園や河川、道路、駅舎、簡易宿泊所やビジネスホテル、ネットカフェなどに寝泊まりしながら日常生活を営んでいる人のこと。ホームレスと”ネタこじき”が決定的に違うのは、ホームレスは生きる為に自ら生産活動をしているのに対して、ネタこじきはキメたいときは他人の善意にすがること一択なので√を開拓するとか、購入を検討するとか、自分から積極的に生産活動することは一切しない。生産活動を一切しない“ネタこじき”のヒューマンレベルは、少なくとも生きるために自ら道を切り開こうと努力している“ホームレス”よりも格下であるのは明らか。“ネタこじき”が無職・低所得者でギリギリの生活を強いられているというのは偏見にすぎず事実ではない。彼らの多くは一定の収入を得て普段の姿からは“ネタこじき”であることは連想できないくらいフツーに自立して生活をしている人が殆どで、なぜかキメるときだけ“ネタこじき”に成り下がる人なんて腐るほどいる。実際業界でそこそこ有名だったある“ネタこじき”が、実は世界に名を馳せる某外資系保険会社に勤める敏腕営業のエリートで1年の半分は米国で暮らしているセレブリティなんだとツレから聞き耳を疑ったことがある。でも言われてみたら服の仕立てはそれなりだったような気もする。なぜ彼らは一定の収入があるにも関わらず、キメるときだけ“こじき”に成り下がりネタ代・場所代をケチろうとするのか?その謎について僕自身心理学の側面から長年アプローチしているが残念ながら今日まで彼らを形成するメカニズムの全貌を解き明かせていない。
ここからは実際に起きたシェアトラブルの典型をいくつかご紹介させていただきたいと思う。
初めて会う相手。ネタはシェア、ホテル代も割り勘という内容で事前に合意し迎えた当日。予約したホテルに先にチェックインを済ませ、セッティングなど全て終わらせ一息ついたころで相手がホテルに到着。部屋で合流後、相手がシャワーを浴び終わって、あとは突くだけというタイミング。このときこそシェアトラブルが集中的に発生する魔の時間Point Danger(ポイント・デンジャー)である。
「あ!財布忘れた!」
何の前触れもなく不自然なくらい唐突に相手が放ったそのヒトコトが開幕の合図。そのオタケビはその客室が“ネタこじき”によって完全に制圧され、すでに“ネタこじき”の統治下におかれていることを室外に知らしめる目的もある。この状況になると抵抗するのは困難、あとはネタこじきが望むがままに煮て、焼かれて、蒸されて、最後喰われて死ぬだけ。何度も同じ経験を踏むと慣れもあって、起きていることもわりと客観的にみることができる。なかには「あ!財布忘れた!」のセリフが棒読みすぎて、聞いているコッチまで恥ずかしくなるときがあって、思わず「はいカーーット!何なんだよその猿芝居はよー。こじきなら“こじき”らしく言葉に魂を乗せろー!」と演技指導したくなるほど酷いレベルの者もいる。
その後詳しい事情を聞くと
①財布を家に忘れる
②いま手持ちがPasmoしかなく残高は560円しかない
③この状況ではネタ代とホテル代は支払えない
④一旦家に帰って財布を取ってくることは不可能ではないが、往復5時間かかるので終電がなくなってしまう。なので事実上不可能ということ(暗に戻るのは面倒くせーと言っている?)
④今からネタこじきの自宅に一緒に移動、現地ですべて精算、帰りの電車はないのでホテルには戻らずに、ネタこじき宅で仕切り直してやるのは可能(代案として内容がおかしい。絶対に採用しないとわかってて、あえて出してくるところが強か)
⑤それが無理なら今日この場では払えないので次回まとめて精算する。ちょちょちょ?え?今なんて?Pardon Me? Excuse Me?今なんと?『それが無理なら?』だと?は?なぜ上から?
あるタイミングを境にしてその前と後。さっきまで“ネタこじき”は謝罪する立場、反省モードだったのに、気づいたら立場逆転、ネタこじきに上から見下ろされている感じになっているのはなぜ?。これがネタこじきの得意とする技であり常套手段。ちょっとしたマジックに見事に騙された感覚で胸糞が悪い。この一連の流れも全て、実は“ネタこじき”の描いた強かな戦略なのだ。シャワーを浴びてあと突くだけ…というときに”金がない”と言われ「それは約束が違うから今帰ってくれ」と言える人がどれだけいるか?。”今から別の相手を探すのも手間がかかるし、あとで払うと言っているし、まーいいか!”そこがまさに”ネタこじき”の狙いどころであり、彼らにしてみればすべて織り込み済でことなんです。”ネタこじき”を侮ってはいけない。
別のケースもある。事前に初回15メモを5000円でシェアしてあげる”という条件で合意。当日を迎えホテルで合流後、相手がシャワーを浴び終わって、あとは突くだけというまた同じタイミングで発生する通称『15メモの争い』。これはPに入れて渡したネタの隙間に空気が含まれているので、実際ここに入っている量は15メモよりも「少ない」というクレームから勃発する争い。ネタこじきがイメージしていたのは、ポンプにギュウギュウに詰めこんだあと、さらに道路工事でアスファルトを固めるやかましい機械を使って上部からギューーーーッと加圧して押し固めに固めた凝縮濃厚タイプの15メモをイメージしていたらしい(キチガイやん)。そんなツッコミが入るとは思っていなかったオーナーは、悪気はないけれど多少メレンゲのようにフワフワとした感があったのは事実で渋々20メモくらい詰めなおして渡したという話。終わったあとも何か納得がいかず、確かに厳密にいえば多少の量の差はあるのだろうけど「さあこれから離陸だ!」一番わくわくするときに何もそこまで目くじらを立てて争うほどのことか?という意中を僕に連絡してきた。話によればこの時の“ネタこじき”の食い下がり方がかなりヤバかったらしく。今でいうところの「え?この人C国人?」と勘繰りたくなるくらい凄かったらしい。そこから話が派生して「なーもしかしたら“ネタこじき”って帰化したC国人ちゃうん?』とかさらに派生して『TV見てたら、しばき隊の中にに見覚えのあるネタこじきが数名もいた』とか『NHKは“ネタこじき”擁護派みたいやで』とか。“ネタこじき”はC国が日本転覆のために日本に差し向けた工作員で、現在その数は数万人まで増えていて、いま現在衆議院議員の秘書まで“ネタこじき”というとこまで侵略が進んでいるのだそうって、やめてくれ!面白すぎる(笑)もしそうなら、Pasmoちゃんとチャージしとけと習さんに言っといてー(笑)
結局つまるところ、シェアで起ったトラブルの原因を突き詰めていくと、最終的に行き着くのは『こいつ、セコッ!』この一言に尽きるということ。
ほかにもこんな事例が…
・ネタが微量に付着した使用済のパケに、床やテーブルに落ちたネタをかき集めてきて回収して持ち帰る。(余談だがこのネタのことを“古事記ネタ”というw)
・バリタチ、p21cm巨根が助っ人で来ると聞いていたのに来たのは冷凍マグロのドリチンでまったく役立たず
・数枚しかない客室のバスタオルを悪びれもせず全部自分で使ったうえに、オーナーには小さいタオルを一枚あてがう
・それでも足りないと思ったら内線9番に電話をかけて「バスタオル6枚ほど持ってきていただけますぅ?大至急よ大至急」と醜態をさらす
・財布を忘れてきたと告白するときの演技が下手
・財布がないことにさっき気づいたわりに、ウィダーインとかタバコとか自分で飲む飲み物だけはしっかり事前にコンビニで購入していることへの違和感
・頼んでもないのに人のネタを批評し、もっと良い品を扱ってるPを紹介すると上から言ってくる(だったらシェアしないで自分で買ってそれ使え)
・口では「焦らないでいいから。ゆっくり休憩してね~」と歯の浮くような優しい言葉をかけてくれるたが、目をみたら人を突き刺すような冷酷な、まるでサメのような目をしていてその視線から「さっさと休憩終わらせろ」という強烈なメッセージを感じとった
・「今日のシェア代は次回まとめて払うから」とシレっと次も会うことにされている
・当初、初回10メモ追加で10メモで合計20メモシェアさせてもらえば十分という話だったはずなのに、初回からいきなり「最初はガチっとキマりたいんで30メモいかせてもらいま~す」て、すでに見積もりオーバーしてるてわかってる?
・右の乳首はこう舐めろ、左はこう攻めろとイチイチ指示してくる。そっちにとっては右でも、こっちからしたら左ってことをお互い理解していないから、いつも逆に攻め方をしてしまい「違う逆よ!」「てめえが右って言ったんだろうが!」と収まらないくらいの喧嘩になる
・キメてからTVのミラーリングの設定をし始めやがって。案の定設定に1時間もかかり再開する気力もなくなる
・集中力がない、気が散る性格なのか、良い流れになってきたところ毎回流れを遮断するような行動をとる。例えるならせっかく種火が灯って、まわりの落ち葉に火が移ってやっと炎になろうかというタイミングでバケツに入った水をバサっと掛けられて一気に消火みたいな…
・慌てているのか?動きがガサツすぎる。ローション出すときも力を入れすぎるので1回の使用でペペの3分の1がなくなる始末。おかげでベットはマットまでローション漬け、その上でのプレイは不快でしかない。
・一瞬勃起しただけなのに、その前後何時間も勃っていたかのように自慢する
・チェックアウトの時間が迫っているのに「射精するまで帰りません」と言わんばかりベットから動かない
・「じゃあわかった。俺、先に出るから延長料金だけ精算してから帰ってね」と言った途端、別の何かが憑依したかのように人間離れした勢いで帰る準備をする
・打ってあげたのに、失敗したらすごい剣幕で怒る(だったら自分でやれ)
・相手に打ってあげたあと、自分が打っているときに鼻息を荒くして”早くして~早くして~”と無言の圧力をかけてくる
・結局それに焦ってしまい、なかなかキメられないでいると「何か手伝います?」と上からものを言ってくる(お前が自分でできないからこうなっている。そのお前に何ができるというのだ?)
・客室に備え付けの有料冷蔵庫から勝手にドリンクをとって飲む
・ホテルのアメニティグッズ、使用済ポンプ、再利用できるものは伺いをたてることもなくすべて持って帰る
“ネタこじき”に共通して言えるのは、何かにつけてマウントを取ってくることがあげられる。先の例にもあるように「あれ?なんで俺いまこんなに立場弱いんだっけ?」と気づいたときには、すでに“ネタこじき”にマウントがとられていることが多い。彼らはシェアして貰うから低姿勢ということはしない。むしろ「シェアしてやったんだぜ」くらいに態度がでかい。当日、支払うべきものを支払えなかったとしても「次回払うから」この一言で払った気になるどころか、まるでお得意様?なみの横柄な態度。その厚かましさはC国人以上。
彼らの多くは『本気になればネタはいつでも自分で調達できる。数万円くらいなら用意できない金額ではないし、√だって真剣に探せばすぐに見つかる。その気になればネタなんていつでも買える。ただ買わないだけ』そういう舐めたスタンスが根底にあって、表向きは”ルートがない””買い方が分からない”などと理由をつけて、本来自分が背負うべきリスクから逃げている。そんな彼等の価値観に照らせば、持っている人と持っていない人の違いなんて殆どない。結果的に“買う”という行動を起こしたか、起こさないかの差でしかないと考えている。
彼らは他人から何かをしてもらうことに対して、それが当然だという価値観を持っている。自分にとって得か損かという損得勘定だけで動くので支払金額以上にキメようとしたり、譲渡したネタ以上に働かせようとする。基本的に自分の利益しか関心がないので、自分が得をするためなら、相手や周囲はどうでもいいという自己中心的な考え。感謝の気持ちがない者から感謝の言葉もない。
中にはシェアしてお金を払ったら立場は対等だと考える人もいる。申し訳ないが正当にネタ代を支払ったとしても両者は対等にはならない。どちらが偉いとか、偉くないとかいう話ではない。
ネタを持っている人は信頼できるルートを見つけるまで、何度も痛い目にあいながらお金と時間や労力を使ってきた。やっとの想いでまともな密売人が見つかって、ホンモノが手にのったとしても、その瞬間からリスクを背負うことになる。購入リスク、持ち運ぶリスク、保管のリスク、使用のリスク、譲渡のリスク。偽物をつかまされたときは悔しかったけど、幸いリスクまではついてこない。
覚醒剤取締法は使用よりも所持のほうが罪が重い。“ネタをもらう”より、“ネタを他の人に譲る”方が罪が重い。社会に覚せい剤を拡散したととられ悪質ととられるからだ。拡散って人聞きが悪いと思う気持ちも痛いほどわかるが残念ながらそういう解釈がなされる。自分で打てない人からお願いします~と懇願され「しょーがねーなー」と代わりに打ってあげただけでも、打ってもらった人も使用罪、打ってあげた人にも使用罪が成立してしまう。「人に打っただけで使用罪に問われるくらいなら、自分で打って罪に問われたほうが納得がいくから打っちゃお!」という屁理屈で自分への使用を正当化したポンチュウには恐れ入った。
「この人に無理やり打たれました!」それが証明できれば、逮捕されることはあっても不起訴になって罪に問われることはない。「だったらお互い”相手に無理やり突かれましたと主張すれば2人ともパイじゃないですか?」てポンチュウがいたけど『それが通ったら警察いらねぇーでしょ?お前はアホか?」と一蹴した。
最初から持っている人に頼ればいいやといって他人をあてにしている人は、本来は自分が背負うべきリスクを相手に背負ってもらっていることをわかっていない。自分が負うべきリスクを相手が背負っているのだから金銭面でフェアだとしてもまだ対等とは言えない。そのことをまず理解すべきだ。
一度でも『シェアしてもらえた』という成功体験があれば誰でも『次もシェアしてもらえばいいか』になってしまうのは理解できる。一度でも『物乞いをしてタダで入手することに成功すれば』そのノウハウを次回に活かそうとする。『自分で打てなくても、相手が打ってくれる』と学習すれば、自分で打てるようになろうという向上心は二度と芽生えない。この世界に足を踏み入れたときから、相手が持っているのが当たり前、やってもらうのが当たり前という環境ならそうなるのも無理はないのかもしれない。
どこの誰に教えてもらったのか?もう忘れてしまったけど、少なくとも自分は『薬物は自己責任でやれ』と教わった。途中で誰と会おうと誰とやろうとリスクがあることを自分の意思でするのだから、それに必要なモノは自分で用意してそれを使って楽しむのが基本だと。そこで仮に何かが起きてしまったらそれは自分で責任をとるのが筋。人に迷惑をかけてはいけない。人のせいにもしてはいけない。薬物をやるなら、このことは最低限知っておくべきことと教えてくれた。
『自給自足の精神』も辿っていくとこの基本的理念に通じている。
”シェア”の真意は、”物”をシェアするという金銭負担の意味以上に”リスク”もシェアするという意味が含まれている。薬物は自分の軽率な行動で一瞬にして相手を不幸におとしいれてしまう。同じ法律のもとで双方が対等に処罰される以上、そこにシェアしてもらう人、シェアする人の違いはなく、最低でも背負うべきリスクの認識は対等にもつべきだ。
広い意味でキメセクはいわば共同作業である。お互いが相手も一緒に気持ちよくなって欲しいという奉仕精神がなければ成立しないし、お互いが安全にもとの場所に戻れるよう気遣わなければ、自身の安全も脅かされることになる。相手の気持ちを考えず一方的に自分がして欲しい要求だけを相手に押し付けるような自己中には向かない。
世間一般では「イク」ことや「オーガズム」がセックスのゴール、セックスで得られる最大の悦びだと考えている。
精に至るまでの快楽と射精がセックスのすべてだと思い込むようになる。“キメても抜いてなんぼ”という考えの人は実際大勢いる。
最後は「何が何でも抜いてやる」と意地になって鬼のような形相で必死なってしごいている姿をみたら、こちらは合掌するしかない。
知っての通り覚醒剤の副作用に勃起不全がある。勃起のメカニズムとして重要なのは副交感神経が優位にあること、つまり身体がリラックスした状態でなければならない。その状態で外部から受けた性的刺激によって副交感神経は勃起中枢を刺激し、その刺激によって海綿体に血液を送りこむための血管拡張物質が分泌されて勃起する。覚醒剤は交感神経を極限まで興奮させ優位にする作用があるから、そこでどんなに必死になったところで勃起しないのは当然なのだ。
だからあえて僕は「オーガズム」や「イク」ことをゴールではなく過程の副産物、イケたらラッキー程度に考えている。そこをゴールにしてしまうと、その日相手と過ごした時間、ぬくもり、他愛もない会話のすべてが、最後の最後に射精できるか、できないかで評価してしまうのを避けたいからだ。しかも確率的には”射精できずに終わる確率”のほうが科学的にみても高いなら、成功率が低いのにそこにあえて執着するのもバカらしい。そこで仮に何度も射精できたとしても、心まで満たされることはまずない。MDMAの経験がある人なら感覚的に何となく理解できると思うが「イク」ことがなくても、それ以上の幸福感や満足感を得られる方法はある。
快楽を追究すればするほど、なぜか”人間の本質”にぶち当たり、そこから多くのことを学び、奥の深さを思い知らされます。
”キメる”をあえて漢字で書くと“極め”になる。感覚が極まる…という意味もあるそうだが、もともとは物事が行き着くところ、これ以上ない最高の状態、極限に達するという意味で、道を極めれば『極道』になる。“極み”は平安時代から存在する由緒ある言葉だそうだ。
たかがキメセク、されどキメセク“
自分本位になりがちなこの時代にこそ、ほんの少し相手に譲ることができれば、お互いが気持ちよく、そこにまた新しい発見が見つかるのかもしれない。