my favorite 9 discs in 2014 (2014年のCD9枚を振り返る会)
1. fungustide - GORILLA VS. ALLIGATOR
Progressive Metal. ゴリラがタルを使ってワニと戦うゲームのアレンジアルバム。
プログレメタルとは書いたものの、原曲のメロディを尊重した編曲がされており、全体としては非常にキャッチーな印象です。
多弦ギターを用いつつも Periphery の Jake Brown を彷彿とさせるエレクトロニカ要素や 8bit シンセ、ワブルベース、ストリングスe.t.c.が効果的に織り込まれており、初めて聴いた時はその引き出しの多さに圧倒されました。
原曲のイメージそのままの浮遊感漂うシンセとアルペジオから始まるTr.1、リードギターがとにかく気持ちいいTr.2、曲名と後半の展開にニヤニヤしてしまうTr.3、叙情系アレンジと原曲のメロディが最高にフィットしているTr.4、ラストに相応しい壮大な展開のTr.5、Scarlet 直系のボーナスTr.6 と全曲好きです。じゅんぺいさん、ありがとうございます。
ちなみに SoundCloud ではTr.1~5までをフリーダウンロードすることが出来ますよ!
2. The Winking Owl - Supernova
国産 Emo/Rock. 群馬を拠点にするバンドの メジャー1st.
全編を通じて、一度聴いたら思わず口ずさんでしまいそうになるメロディがとても好みです。
Tr.7 やアコースティックEPのPVを観て以来ずっと気になっていたのですが、たまたま間違って入ったディスクユニオンにライブチケット付き1stが売っていたので迷わず購入しました。
ライブを見て驚いたのが「メンバー全員が高い演奏能力を持っている」ということです。安定感がありつつも、楽しげに演奏している姿は今でも鮮明に覚えています。
そして、ふくろうをモチーフにしたTシャツのマーチがとてもかわいい!!よく着ています。
3. Skyharbor - Guiding Lights
インド発 Progressive Metal/Ambient. 2nd.
1st が出た当時、Corelia の Red Sky Harbor と名前が似ているからという理由で購入し、結局あまり聴かなかったバンドなんですが、Tr.2 Evolution のPVを聴いて「進化しすぎ」と衝撃を受けました。
Daniel Tompkins のボーカルが、アンビエント要素のある曲調とこれ以上ないくらい合致しています。Tr.2を聴いて「いいな」と感じたら、アルバムを買っても間違いないんじゃないかなと。
それと Tr.9 で突然出てくる日本語ナレーションが謎です。kaikoma って何なんですかね…。甲斐駒?
4. Dirty Loops - Loopified
スウェーデンの Pop/Fusion. 3ピースバンドの1st.
ス○キリに出演していたり、日本の曲をアレンジしていたり、積極的に来日しているバンドです。
国内での発売が延期になったことを受け、予約を取り消しずっと放置していたのですが、先日コンプリート・エディションが出ていることに気づき購入しました。あにょさんありがとう。Disc2 の Tr.1, Tr.3,Tr.6 等、気に入っていた曲が、コンプリート盤として付加された方に多く収録されていたので、放置して正解だったかもしれません。
僕みたいなのが彼らについて評価を下すのはおこがましい行為だとは思うんですが、休符の入れ方が気持ちいいです。また、この手のジャンルにしてはシンセの音がエグい。これは昨今の Brostep 流行を反映しているのかもしれませんが、個人的には意外と合うなと感じました。
大半の曲が YouTube に公開されているので、気になった方はぜひ。
アメリカの Post-Hardcore/Nu-Metal. チャラチャラな2nd
このバンドにはターンテーブル担当が居り、曲中にスクラッチを多用するのが特徴的ですが、Tr.1からその強みをうま~く使い、曲のコンセプトに落としこんでいるのが好印象です。
全体としてはEP時から変わらず、デロデロデオなダウンチューニングでブレイクダウンを挿入するスタイルですが、Tyler Carter の甘い声ときらびやかなシンセで上手くバランスがとれていると思います。
ミックス・マスタリングは「キックでドンっちゅう技ですわ」と言いたげな位パツパツでアゲアゲなんですが、ベースドロップが入るようなブレイク時に、明らかなクリッピングノイズが入っており、その点は少々残念です。
先日は待望の来日公演を行っていましたね。僕はチケット取り忘れました…。悲しい…。
6. fox capture plan - WALL
国産 Modern Jazz/Fusion 東京を拠点にする3ピースバンド。
3人ともに、特にドラムスの手数が多く、純粋な3ピースバンドとは思えないほど情報量があります。ジャンルは Jazz ですが、PV も相まって、良い意味でニ◯◯コ動画の主な視聴層にウケるのではないかと思いました。そういった部分も含め、Modern Jazz というカテゴライズは非常にしっくりきます。
個人的に、ピアノのコード使いが久石譲さんに通ずるような気がして好きです。都内が活動拠点ということで、ライブにも一度行ってみたいですね!
国産 Progressive Metalcore. ギタリスト2名からなるバンド(ユニット?)の1st.
メンバーそれぞれが別名義で行っている活動を踏まえると、2名の個性が強く出たアルバムだなと思えます。Tr.1,Tr.9を除き、奇数Trと偶数Trでメインの製作を分けているのかなと。
周平さんのボーカルと Periphery の Mark Holcomb がとても好きなので、Tr.6 を聴いた時は万歳しました。
お気に入りは Tr.7 です。Chug で Tight なバッキングを土台に、悲しげなフレーズが続いたあと、フックになるリードが入り、最後にイントロのリフに戻ってくるのがツボでした。
2015年にはシングルが出るようなので、今から楽しみです。
Post-Hardcore. Craig Owens 復帰後初となるアルバム。
オーバードーズしていようがなんだろうが、彼の声はこのバンドに無くてはならない存在です。活動当初から憂いを含んだ楽曲を多く発表している彼らですが、Craig の持つ危うさがこの上なくマッチしているんですよね…。
今回のアルバムも例外ではなく、Official が投稿しているフル視聴動画の、ノイズの入ったフィルムをパッチワークのように繋ぎ合わせた映像がメランコリックな雰囲気の演出に一役買っているのではないでしょうか。
D.R.U.G.S の事実上解散には相当なショックを受けましたが、今後も Chiodos で活躍して欲しいですね。
9. GUST SOUND TEAM - Ar nosurge Genometric Concert side.紅 -天統姫-
世界観に”詩”を据えたゲーム「アルトネリコ」シリーズのボーカルトラックを中心に構成されたガストのアルバムです。主題歌は志方あきこさんが作曲されていますね。
様々な弦楽器とコーラス、人工言語を用いた民族的な楽曲が中心ですが、Tr.7では電子音楽的な要素も取り入れられています。
作曲陣には同人活動をしていた方も多く、スタッフ欄を見て驚きました。
上記の特徴には当てはまらないのですが、Tr.9 が好きです。正直 Tr.9 を聴くためにこのアルバムを買いました。死ぬまでに生で聴いてみたいですね…。
なお、Tr.10以降は1分未満の曲なので、全体を通すと少し物足りない気がしました。
今年は日本のアーティストを聴く機会が多い1年でした。
まだまだ触れたいCDはあるので、気が向いたら追記していこうと思います。