今回の個展「静けさの散るまで」では、藤の作品を6点展示しております。
今日は藤のシリーズについての話をしたいと思います。
藤を描いたのは、2019年の個展 「夜をこえて」にて発表した“密々の香”が初めです。
以下がその際のテキストです。
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「暗闇」と「密かに咲く藤」がキーワードで、背景が暗くなっているのが特徴です。 (画像↑)
同じエピソードなのですが、今回はこの時には描き切れてなかったこと、
気付けてなかったこと「静けさ」と「切り離され感」に注目しました。(画像↓)
以下が今展のテキストです。
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まだ蕾ばかりの夜の藤棚に入ったとき、
一点にだけ香りを感じ、見上げるとひっそりと咲く藤があった。
その時、私は日常から切り離され、
周りの音が聞こえなくなるように感じた。
そんな静けさは、日常から少しズレた世界を感じさせてくれると思う。
“香り” は花から発する柔らかな空気感として、
“切り離された感覚” は構図やふんわりとした描写として、
“静けさ・ひっそり感” は淡い色彩として描いた。
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「静けさ」は無音ではなく、音はあるが音が気にならなくなっている状態
だと思いましたので、藤の花を沢山描いたり揺れてるように描いたりすることで音を感じさせるような表現ができればと思いました。
私が感じた非日常を、皆様にも体験していただければ幸いです。
9月25日(土)までアート★アイガにて。よろしくお願いします。
展覧会の詳細(アートアイガHP)
http://www.artaiga.com/ent338.html