小澤雅志 個展「Alive, Somehow」
2026年5月16日(土)― 6月7日(日)
開廊時間 12:00―18:00(木金土日)
※月火水 休廊
会場 WISH LESS gallery (東京都北区田端5-12-10)
★オープニングレセプション:2026年5月16日(土)18:00―20:00
※作家が在廊します
WISH LESS galleryでは、画家、小澤雅志の個展「Alive, Somehow」を開催いたします。
小澤の描く情景は、現実と虚構が戯れる優雅で官能的なシーンで構成され、様々な人間関係の裏側や小さな違和感を浮かび上がらせます。悩ましげに横たわる女性と傍に置かれた男性の脚。虚ろげな視線でこちらを見据える女性像。それらは一見魅力的に映る反面、どこかやるせない感情を観る者に抱かせます。まるで映画を鑑賞した後、どうしても頭から離れないシーンを振り返って何度も自問自答してしまうような感覚と似ています。それは画面から滲み出る理想と現実との揺らぎ、あるいは不条理を鑑賞者が視覚的に読み取り、自身の立場と置き換えて内省するからです。
女性や植物、ミュージシャンなど、普遍的な理想美の象徴とされるモチーフが、小澤の手によって画面内で複雑に構成され、対象物の内面に見え隠れする傷付きやすさ、危うさ、不安定さといった、もう一つの側面を多層的に表出します。強さと弱さという多面性を備えた私たちの心の葛藤や声なき叫びを、絵画を通して気づかせてくれる、小澤の鋭い着眼点と柔軟な感性を、本展を通して多くの方に感じ取っていただけたら幸いです。
















