この記事では独自の解釈が含まれるため、実際とは異なる可能性もあります。
その点踏まえた上でご覧下さいませ。
Chrome拡張機能である「艦これブラウザ」の使用による轟沈騒動は
記憶に新しいと思います。
ちなみに未だストアから消えてないんですが…
この拡張機能は艦これサーバーに任意のタイミングでアクセスすることによって
艦これサーバー側に「艦隊の情報をくれ」とリクエストを送るものでした。
この「艦隊の情報をくれ」とリクエストを送ることがNG行為なわけです。
話は変わりますが、普通に艦これを遊んでいる時にこんな動作をします。
以下は出撃の例。
マップに出て抜錨します。
この時点で最初に分岐がある場合は進路が確定します。
羅針盤娘が出るところではクリックして進路を決めますが、
出撃・進撃のタイミングで既に進路は決まっています。
その結果がゲーム画面上に現れるだけです。
戦闘が発生、陣形を決めます。
陣形を決めた時点で戦果が確定します。
簡単に言えば、艦これサーバーから送られてきた情報がゲーム画面にて反映されている
…ということ。実はこの情報のうちいくつかはChromeなどのF12(要素を検証)で
確認が可能だったりします。
そういったものを簡単に可視化できるようにしたものが専ブラやプロクシを利用したツールです。
では、そういう専ブラやツールの使用はNGなのでしょうか?
運営のツイッターでのつぶやきを参考に、私なりの解釈で見ていきます。
Expand
今回高優先で厳しい対応させて頂くのは『特殊なプログラムの使用によって、意図的に「通常のゲーム進行ではない」「通常のゲームルールに則っていない」進行によって、サーバに深刻な負荷をかけている』規約違反の接続者の方です。大変恐縮ですが、ご理解頂けますと幸いです。
「サーバに深刻な負荷をかけている」とありますが、つまり、艦これサーバーに
普通のプレイでは起き得ない接続(リクエスト)を起こすことで、サーバーに負荷をかける
行為を指しています。「艦これブラウザ」がまさにそれです。
不正ツール使用は、規約違反です。ご使用はお辞めください。
今回ご説明したような不正ツール使用者に対しては、あらゆるサポートは停止されます。
また、任意のタイミングでアカウント停止その他の比較的厳しい処置をとらせて頂く場合があります。
ここでいう不正ツール使用者とは、BOT/マクロなどを使い不正ツールを使い、
「艦これ」に不正規かつ仕様/ルール外の規約違反の方法で接続を試みるユーザーです。
仕様/ルール内のみで動作する専用ブラウザは(厳密には規約違反にあたりますが)
今回の説明上の不正ツールには含みません。
これは「艦これブラウザ」の轟沈騒動の時のツイート。
ここでいう「不正ツール」というのは
艦これサーバーに、普通のプレイでは起き得ない接続を起こすツール
運営が述べている「BOT/マクロ」の意味は、
利用者が複数の操作手順を一連の手続きとして一つにまとめ、自動的に実行できるようにする拡張機能
のことなのです。
(マクロとは 【 macro 】 : IT用語辞典 より抜粋)
マクロツールはマイクロソフトのエクセル(VBAマクロ)をはじめとして、
現在では数多くのマクロツールが配布されています。
主に仕事で文書作業を行う際に、同じ作業を繰り返す時に重宝されています。
…とまあ、マクロは本来、仕事における業務関連で使われることが多いわけですが
ゲームなどにおいてもマウス操作、キーボード操作のものが多いため、流用されています。
マクロにおける作業は人力での作業とは違って、素早く行えます。
艦これプレイ(建造・開発)で例えると、投入する資材の量は人力でやろうとすると
ちまちまとマウスをクリックして量を決めていかねばなりません。
更に一旦資材量決めの画面を閉じて再び開くと資材値は初期化されるため、
前回と同じ量を入れるのはとっても面倒。
ですが、マクロを使えば「この資材量での建造・開発をn回」と指定すれば、
n回分自動で繰り返してくれるので楽なわけです。
…まあ実際にマクロを使ってやっちゃダメなんですがね。
ところで、運営の言う不正ツールやそうでない専ブラの使用は、艦これ運営にはバレないのでしょうか?
結論から言うと、バレます。隠そうとしたって無駄です。
例えば騒動になった「艦これブラウザ」の場合(不正アクセス・接続)。
自作サーバー運営者やレンタルサーバー利用者なら分かると思いますが、
誰かがサーバーにアクセスすれば、それは記録(ログ)に残ります。
艦これでは建造を行えばこの時間に建造を行ったという記録が残りますし、
出撃を行えばこういう時間に出撃したという記録が残ります。
これはそれらの行為を行ったときに艦これサーバーにアクセス(接続)を試みるから。
「艦これブラウザ」も然りで、「艦隊の情報をくれ」とリクエストを送れば、後で運営がログを見れば
○月×日△時□分 XXXXから「艦隊の情報をくれ」というリクエストが届きました
的な情報が記されるため(上記のは分かりやすく説明するための表記なので実際は異なると思います)、
不正な接続を試みていることがあっさりバレてしまいます。
マクロを使った場合はどうなるのか。
例えば遠征を繰り返し行えるマクロを丸1週間動作させたとしましょう。
(特定の遠征に出す→帰投したら補給→特定の遠征に出す、の繰り返し)
…で、先ほども述べたように艦これサーバーにアクセス(接続)を試みたらその記録は残ります。
人間には就寝というものがあるため、1週間起きっぱなしで艦これは無理です。
遠征に関してもサーバーにアクセスするため記録が残ります。つまり、運営に
「1週間ずっと遠征管理をするなぞ人間では不可能だ。これはマクロを使っているな!」
…ということになり、マクロの使用があっさりバレてしまいます。
では、現在グレーゾーンといわれている専ブラはどうでしょう。
今回、ぐらばく氏の「提督業も忙しい!」を使用します。
「提督業も忙しい!」はIEコンポーネントを使用しているので、見た目はInternetExplorerで動作しているのと同じですし、
InternetExplorerでアクセスしているものとサーバー側も解釈します。
ですが、普通にIEを使用していないことはサーバー側に通知されてしまいます。
というのもIEやGoogleChromeなどのブラウザは「HTTP_USER_AGENT」を
サーバー側に伝えるようになっています。スマートフォンブラウザも然り。
「HTTP_USER_AGENT」は簡単に言うとブラウザの名前みたいなものです。
ブラウザの名前をサーバーに伝えることで、サーバー側は
「あ、このユーザーはこういうブラウザを使っているんだな」
ということが分かり、場合によってはスマートフォンではスマートフォン用ページを
表示させる、といったことが可能になります。
では、HTTP_USER_AGENTが確認できるサイトへ行ってみましょう。
アクセス情報【使用中のIPアドレス確認】(CMAN インターネットサービスより)
ここをクリックで画像拡大
これはGoogleChrome(の派生ブラウザであるKinza)でアクセスした場合に出てくる
HTTP_USER_AGENTです。
ここをクリックで画像拡大
こちらは「提督業も忙しい!」のHTTP_USER_AGENT。
IEでアクセスしたものと変わらないはずですが、HTTP_USER_AGENTに何やら
長ったらしい文字列が追加されていることが分かるでしょうか?
このように、ブラウザ毎でHTTP_USER_AGENTに違いがあることが分かると思います。
週末プログラマーのだらだら日記というサイトにて(@manmosX氏運営)
「提督業も忙しい!」の派生版である「提督業も忙しい!X」が公開されていますが、
そのreadme.txtに、
本ソフトウェアから運営サーバーへ通信を行うことはありませんが、
内包している Internet Explorer から通信を行うと一部の付加情報ありの User Agent を通知します。
(本家、提督業も忙しい!を利用した場合でも同じ付加情報ありの User Agent を通知します)
Internet Explorerを そのまま利用していないということを運営側が把握できることを
認識したうえでご利用ください。
という記述があります。
「提督業も忙しい!」でアクセスするとIEとは違ったHTTP_USER_AGENTがサーバー側に
通知されるからそこんとこよろしくね、ということです。もちろん、他の専ブラを使用した場合も然りです。
艦これサーバーに不正アクセスを試みるツールやマクロの使用はアウト
専ブラの使用は利用規約的にはNGではあるが、現状は黙認状態。
ただし、専ブラの使用は運営にバレるので自己責任で!
…ということでしょうか。
ですが、今後専ブラの使用も完全にアウトになる可能性は少なからずあるし、
黙認状態の今でも専ブラ使用でBANされる可能性は否定できません。
BANが嫌なら専ブラは諦めてIEやChromeなど、普通のブラウザを使いましょう。
そうすれば(マクロを使わない限り)100パーセントセーフです。