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Somehow Beastars got even more homoerotic.
〜怪奇現象のカラクリ〜
まだ数は少ないけれど、私の周りでも結婚をする人がちらほら現れ始めた。
今年で25歳だ。まだ不安を感じたり焦ったりする意識は持たないけれど、 知人の結婚式の出席は、自分の人生について考える機会になる。
私の脳内では、男性と女性の間にひどく厚くて高い壁ができていて、もはや両者は完全に別の生物だと区別されている。あまりいい恋愛をしていないからだろうか。私の恋愛経験はおそらく人並みより少ないからそもそも分母が乏しいけれど、それでも楽しい思い出は少ないように思う。
だから結婚式に出席すると驚くのだ。
「まったく別の生き物が分かりあって、愛し合っている… そんな怪奇現象が、いま目の前で起こっている…」と。
男性と女性という分かり合えるはずのない生き物が愛し合わないと、新しい命は生まれない。これは神様が作ったあまりに残酷なシステムのように思えるが、それに法って男女はどうしようもなく惹かれ合うように作られている。
“分かり合えるはずのない生き物同士”、というのは完全に私見だけれど、
男性との会話、女性との会話で、私自身 回転させている頭の部分が違う実感がある。 それに私が知っている限り、既婚者の男性というのは自分の奥さんに(物理的に)殺されかけるという恐ろしい経験を必ず1度はしているものだ。
男女の間にも、人間関係としての絆が結ばれることは勿論あるだろうけど ”愛”というよくわからん混沌としたドロドロの感情が一滴でも注がれただけでどうしてあんなにややこしいことになるのだろう?
そして結婚式というのはどうしてあんなに否定しようもない”幸せの象徴”であるかのように演出しなくてはいけないのだろう。 夜の駅の改札で恋人たちが泣きながら喧嘩したり、幸せそうに抱き合ったりしているのはどうしてだろう。 人はなぜ異性に翻弄されるのだろう?
実はこれは私が連載中の『BEASTARS』という漫画でも取り扱っているテーマなので、
これから私自身、追究していかなくてはいけない問題なのだ。
オオカミの主人公がウサギの女の子に恋をして、性的対象として意識し、それが周りから異様な目で見られるというあらすじなのだが(勿論ここからストーリーはいろいろな方面に枝分かれして広がってはいる。何しろもう単行本も10巻目突入だ)
その恋を価値あるものにするには、自分と異なる個体に惹かれる神秘についてもっと掘り下げて描いていく必要がある というわけである…。
自分の作品のテーマが、作者自身の人生の大きな課題でもあるというイコールはあるあるなのだろうか。だとしたら、仮に私が素晴らしい男性と巡り合って結婚したら、既婚者の私が『BEASTARS』という漫画を描くことの意味さえ問われる気がする。
邪推かもしれない。一生未婚のまま「な~~んで皆結婚なんてしてるわけ!?バッカじゃん!!」なんてのたまいながら漫画を描き続けるオババになっているかも。もうこのことを考えるのはやめよう。
ひとまず私がそんなくだらない自問自答をしながら連載している『BEASTARS』11巻は11月8日に発売。そして私は今月末にバルセロナのサロンデルマンガというイベントに出席予定だ。
無駄なことをぐるぐる考えている間にも、容赦なく時間は進んで〆切は近づいてくる。
愛だの恋だのいう前に、ひとまずは目の前の仕事である。
im failure trash by design
i feel like an absolute piece of dumb shit trash
:(