別れの物語
「泣くぞ すぐ泣くぞ 絶対泣くぞ ほら泣くぞ!」
/……だいっきらいだ!\
『FINAL FANTASY 別れの物語展』に行ってきました。
結論から言うと、すごく楽しかったです。
こんな浮かれた感想文を書こうと思うぐらいに!!
FFナンバリングタイトルは4,5,6,7,9,10しかプレイしたことなかったのですが、それでも楽しめたのでよかったー
バスターソードでセフィロス倒す。あると思います。
・よかったところ
やっぱりBGM聞きながら展示を見ることができたのは楽しかったです。
あと、会場から出るときに「あなたが立ち止まって聞き入っていたBGM」のリストが個別でもらえるのは嬉しかったですね。「あの場面の曲のタイトル名ど忘れしちゃった~」というのがなくなるので、とてもよかったと思います。
またガイド音声を切って、BGMのみにすることができたのもよかった!
当時の思い出とか世界観にどっぷり浸れるし。「何周もプレイしたから、もう今さら解説とかいらん!!」という人もこれでばっちりおっけー。
あとは来場者に一人一台iphone+ヘッドホンが支給され、自分の名前やプレイしたことのあるタイトルを入力できる機会があるなど、なるべく各個人の好みに合わせようと色々試行錯誤されていたと思います。一部メッセージや、ラストの表示画像が色々違ったりね。
私はFF4のパロムポロムの「ブレイク!!」でした。
バハムート退治後、展示室に入るまでの間に流れるBGMも、各個人の既プレイ作品から選ばれてたのかな?私のは6の魔列車でした。魔列車の一連のイベ好きなのでラッキーだったなー。
・悪かったところ
最初のFF1~6の展示部分にて、スペースが狭く、また流れる楽曲の数が限られている為(各作品から1曲のみ)、目で見ている映像と耳で聞いているBGMのミスマッチが起こりやすかったこと。
これは本当に困りました、というか笑いました(笑)
私が行った日は混雑していたので、展示画面に近づいてみることなどができなかった影響もあったのかもしれませんが。
魔列車でのカイエンとミナ、ジュンとの別れを見ながらセリスのテーマを聞く、とか、
沈みゆくシルドラを見ながらビッグブリッヂの死闘を聞くとか。
FF4の画像を見ながらFF3のBGM聞くとか。
(もしかしたら、私が上手くできなかっただけで、やり方はあったのかもしれません。)
いや、でもシルドラが沈んでいくところにビッグブリッヂは笑うわ、ずるいよ!!(笑)
あのリズミカルでテンポのいいBGMと共に、海の底へと消えていくシルドラ……(笑)
シルドラ feat.ビッグブリッヂの死闘
あとはおおむねたのしかったな~って。
9の展示(映像)がちょっと総集編じみていたのはがっかりだったけど、あれ展示内容からして多分ビビの走馬灯を模してああしたのかな?とも思ったので、そこは個人的には、まあいいか。と言う感じです。
ビビは別れのシーンの映像ない※からね……エンディングの全台詞(「毎日、ジタンのことを~空へあずけにいくよ」まで)が展示されていたのでぼかぁそれで満足ですよ。
あとBGMが「いつか帰るところ」なのが凄くよかった。
ビビにとっての「いつか帰るところ」は一体どこだったのだろう?
ビビは結局最後の時をどこで迎えたのだろう?
クワン洞?やっぱり黒魔道士の村なのかなぁ。
288号の近くで、ビビは眠っていたりするのだろうか。
(※一応、ラストジタンを残して脱出する場面がそうと言えばそうかな?って感じだけど、あれ流すとビビじゃなくてジタンとダガーに焦点当たっちゃうからね……)
私はネタが分からなかったのですが、最初のバハムート退治がどうも14?ネタだったのかな?あと最近の作品に大きくスペースが割かれていたので、「ファミコンとかスーファミ、PS時代のFFとか分からない……」という方でも十分に楽しめる作りになっていたと思います。FF11や14のオンラインゲー方面にも結構尺割かれてたので、そのあたりしか知らない人も楽しめるのでは。
幅広い層に配慮した展示になっていたと思います。
キャラを知らなくても写真は撮る。
最後に。
今回の展示は、「別れの物語展」であると同時に「バトンの物語展」でもあったのかな、と。
私が分かるナンバリングタイトルの範囲の話ではあるのですが。
ゴルベーザからセシルへ、ガラフからクルルを初めとする仲間たちへ、ダリルからセッツァーへ、ザックスからクラウドへ。ジェクトからティーダ、そしてユウナヘ。
様々なキャラクターがそれぞれの事情で散り、去って行きました。
でも、その別れは決して悲しいだけのものではなかったはずです。
彼らの別れは「アイツなら/彼らなら、きっと成し遂げてくれる/歩みを止めないでくれる」という願いと祈りの表れでもあったように思います。
……去った人からバトンとして受け継いだものは、武器であったり、飛空艇であったり、技能であったり、時には星そのものであったりもしました。
そうして主人公一行は、数々の別れを糧にして、最後には敵を討つのです。
そうした人から人へ繋いでいく、バトンパスのような「別れ」が、今回の展示ではクローズアップされていたように感じました。
ぜひこれから展示を見に行かれる方、特に各作品をプレイ済みでその後の展開もご存じの方は「別れ」の後の展開を思い起こしてみても楽しいのかな、と思いました。
(妻子を亡くしたカイエンが、その後別の人の希望になる、とか。FF7ラストのナナキとナナキJr.とか……)
つまりFFナンバリングタイトルまたやりてぇ~な~~~~~!!
という話でした。おしまい。
クラウドの命を救った偉大なるお花(と教会の屋根)
以下、私の好きな「別れ」に関するFFキャラの台詞。
(きっとエアリスは命を懸けて星を救うつもりだったのでは?というクラウドに対して)
「そうかな? そうなのかな? 私はちがうと思うの
きっと、死ぬことなんか考えなくて ちゃんと帰ってくるつもりだったんじゃないかな?
だってエアリス、よく言ってたもの。また、この次は、今度は……
エアリス、他の誰よりも明日のこと話してた……
私たちには言わなかったけど きっと大変な人生だったから……
エアリスは『明日』…『未来』…誰よりも楽しみにしてたと思う……
……たくさんたくさん 夢があったんだと思う……」
(FINAL FANTASYⅦ ティファ・ロックハート)
(黒魔道士の村:墓の前にて)
ミコト:
「これが死者をまつる、墓……?
こんなことをして何になるというの? 死者は喜びもしない……何も残らない……」
黒魔道士288号:
「……多分それは違うよ……、死んでいった人のためにお墓を立てるんじゃないんだ
君に言わせるとそれも無駄なのかもしれないけど……
そうだな……悪く言えば気休めだよ、例えばこんなふうに思うために……
僕たちは死んでいった君のことを決して忘れません、この墓の前に立つたびに君のことを思い出します……
……そして僕たちはやがて訪れる死の恐怖にも負けず生きてゆきます……
……僕のこともこんなふうにみんなが、いつまでも忘れずにいてくれるのだから……」
ミコト:
「……」
黒魔道士56号:
「ぼくは忘れないよ? 死んでいった36号くんのことを……」
(FINAL FANTASYⅨ ミコト・黒魔道士288号・黒魔道士56号)
「多くの……数え切れない犠牲がありました
なにをなくしたのか わからないくらいたくさん……なくしました
そのかわり……
もう 『シン』はいません
もう 復活もしません
これから……
これからは わたしたちの時代……だよね
不安なこと いっぱいあるけど 時間もいっぱいあるから……
だから だいじょうぶだよね
力を合わせていっしょに歩けるよね
ひとつだけお願いがあります
いなくなってしまった人たちのこと 時々でいいから……
思い出してください」
(FINAL FANTASYⅩ ユウナ)
(……FF9のED曲、『Melodies of life』を聞いたことがない人は、ぜひとも一度聞いてみてください|・ω・)
















