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命にかかわることはお役所も相当頑張っているんだな、ということをまた一つ知った 画像もある / 14件のコメント
この記事に対して15件のコメントがあります。注目されているコメントは「これはイイ!でも、キノコ少なくない?/宣伝→http://blogs.dion.ne.jp/doramao/archives/8487178.html」です。
“自然毒のリスクプロファイル | 厚生労働省” (129 users)
まだ小雨が降っていたものの、天気予報ではこれから雨が上がる方向だったため、近くの都立公園へ軽い散歩に出かけることにした。梅雨の季節らしいしっとりとした空気の中、公園の木陰や地面の湿った場所を歩いていると、ところどころにキノコが生えているのが目に入った。
前日から降り続いた雨のおかげで、湿気が十分にあり、キノコがあちこちで顔を出していた。中でも目立っていたのが、オオシロカラカサタケという毒キノコだ。名前の通り、白くて大きく、典型的な毒キノコである。直径は17〜18cmほどもあり、高さは5cm程度。巨大な傘のような姿は圧巻で、純白の色合いが遠目にも映る。見るからに「これは危ない」とわかる。この巨大なキノコが数本まとまって生えている場所がいくつかあり、そのうちのいくつかは、すでに通りがかった人たちによって倒されていた。手でちぎったような跡はなく、みんなこのキノコが毒であることをちゃんと知っているようだった。確かに、普通の公園に食用になるキノコが簡単に生えているとは思えない。
植物の世界では、毒を持つ種類がある一方で、バラやサボテン、柑橘類のように棘を持つ植物もたくさん存在する。「毒」と「棘」では、その意味合いや役割にかなり大きな違いがある。「毒」は、直接的に相手の命を脅かす攻撃的な手段で、生態系全体への影響も大きく、世代交代や進化を加速させる力を持っている。それに対して「棘」は、そこまでの強い影響力はなく、主に自分自身を守るための防御的な役割が強い。つまり、「毒」はポジティブで明確な攻撃、「棘」は自分を守る防御という違いだ。
こうした自然の仕組みは、そのまま人間社会にも当てはまる、自然の摂理なのかもしれない。
「毒」を持つ攻撃的な人間の代表としては、今で言うところのトランプ米国大統領や、テスラやスペースXのCEOを務めるイーロン・マスクのような人物が思い浮かぶ。ライバルに対しては常に挑戦的で攻撃的、容赦なくぶつかっていく。そんな「毒」のような強烈なキャラクターだ。他人の痛みや立場を深く理解できない、サイコパス的な要素も持っているように思われる。この2人に共通している点は、ライバルに対しては強気いっぱいで喧嘩を売る姿勢を見せながら、それ以外の大多数の一般人に対しては逆に媚を売るような柔軟さを持っているところ。そして、両者ともビジネスにおいて大きな成功を収めていることだ。ただし、このように明確な「毒」を持つタイプの人は、世の中ではかなりの少数派である。
また、このタイプの類型や少し変形したパターンも存在する。最初は強気に出てくるものの、相手に勝てないと察するといつの間にかトーンダウンし、尻すぼみになってしまう。いわゆる竜頭蛇尾型と呼ばれるこのタイプは意外と多く見かける。毒キノコにすらなれない弱小バージョンと言えるだろう。TACOとも揶揄されるトランプ大統領も、実際にはこのタイプに近いのかもしれない。
一方で、若い頃から散々見てきたのが、自らの保身しか考えない「棘」を持つ人たちだ。このタイプの中には、一見まともで常識人そうに見える人が多いのが特徴的である。自分の都合や利益だけを優先し、他人は自分を引き立てるための道具にしか見えていないのかもしれない。ギヴ・アンド・テイクではなく、テイク、テイク、テイク・アンド・テイク。こうした人たちからは、本当に得るものはほとんどない。何か問題が起きればすぐに他人の責任にし、陰で悪口を言う。人間としては最も劣った部類に入る存在だと言わざるを得ない。私の経験では、当人たちはそれを自覚していない。むしろ、自分はとても優れていると勘違いしている場合も多い。これが最大の悲劇である。
そもそも、保身や守りばかりに力を入れていても、何も新しいものは生まれない。そんな基本的なことにすら気づいていない人も少なくない。もう、こうした人たちを相手にする必要もなくなってきたと感じるようになった。
久しぶりに、毒キノコとしてよく知られるオオシロカラカサタケを実際に見て、雨上がりの公園でこんなことをあれこれと考えてしまった。自然の小さな発見が、意外と人間社会の生き方について思いを巡らせるきっかけになるものだ。
毒を知れば薬となる
毒使いの妙技