1.1.0 SAO Chapter 1 剣の世界 ソードアート・オンライン」にようこそ!
1.1.1 冒険の始まり!
--- Part A: START #1953 ---
ユイ: ともあれ、まずはこのゲームについて説明します。
ユイ: このゲームは、3つの世界を自由に行き来しながら、 それぞれの世界を冒険できるんです。
ユイ: その3つとは……
ユイ: 剣の世界『ソードアート・オンライン』、
ユイ: 妖精の世界『アルヴヘイム・オンライン』、
ユイ: 銃の世界『ガンゲイル・オンライン』、です。
ユイ: 今、わたしたちがいるのは 『ソードアート・オンライン』。
ユイ: 通称『SAO』の世界です。
ユイ: さてどの世界で冒険をするにしても、まずはゲームの 進め方を覚えなくてはならないのですが……。
???: やあ!
キリト: また会ったな!
アスナ: ふふ、ユイちゃん、こんにちは。
ユイ: キリトさん、アスナさん!
キリト: そうだ、
キリト: これからちょうどクエストに行くところなんだ。 良かったらユイたちも一緒に来ないか?
ユイ: そうなんですね!
ユイ: では、お供させてください!
--- Part B: START #1950 ---
ユイ: キリトさんとアスナさん、 どうもありがとうございました。
キリト: あ、……そういえば思い出したんだけど、 少し前に俺の知り合いも、ナビゲーション・ピクシーを 連れたプレイヤーを見かけたって言ってたなあ。
ユイ: それは本当ですか!?
キリト: ああ、えらく強かったらしい。
キリト: モンスターに囲まれてたんで助けようとしたら、 モンスターの方が一瞬でやられたんで、 驚いたって言ってたな。
ユイ: (キリトさんも言っていたように、 ナビゲーション・ピクシーはとても数が少なく、 普通のプレイヤーはまずつれていません)
ユイ: (あなたは事情があって 特別製のアバターでログインしているから わたしがついていますが……)
ユイ: (あなた以外にナビゲーション・ピクシーを つれたプレイヤーがいたなら、 その人は、あなたと同じく特別製のアバターで ログインしている可能性があります)
ユイ: (だとしたら、 もしかしたらあなたが探している人なのかも……。
ユイ: そうでなくても 何かヒントをもっているかもしれませんよ)
ユイ: そのプレイヤーさんがどんな格好をしていたかとか、 どこで見かけたのかとか、何かご存知ありませんか?
キリト: あーいや、詳しくは聞いてないな……。
キリト: そんなに気になるんだったら、今度その知り合いに 会ったときにまた聞いておくよ。
ユイ: ありがとうございます! ぜひお願いします!
アスナ: ねえ、そんな強いプレイヤーなら、 ボス攻略戦に参加するかもしれないわよ。
アスナ: だから、あなたもボス攻略に呼ばれるくらい 強くなれば、会うことができるかもね。
ユイ: ボス攻略戦ですね。わかりました! きっともっと強くなって、参加できるようになります!
キリト: おう、がんばれよ! 俺たちも当然、ボス攻略に参加するつもりだから、 そのときはよろしくな!
アスナ: ……じゃあ、わたしたちはそろそろ行くわ。 またね。
ユイ: はい。またお会いしましょう!
ユイ: というわけで、
ユイ: まずはめざせボス攻略戦! ですね。 では改めて、冒険を進めましょう!
===
1.1.2 初めてのクエスト受注!
--- Part A: START #1957 ---
ユイ: さて冒険に出る前に……
ユイ: ここ『SAO』の舞台であるアインクラッドについて もう少しだけお話しますね。
ユイ: アインクラッドは幾つものエリアが積み重なったような 構造になっていて、今いるのは一番下の第一層です。
ユイ: 各層には迷宮区があって、その奥にはボスがいますが このボスはとても強いので、ひとりでは倒せません。
ユイ: だからさっきキリトさんたちが言っていたように、 みんなで協力してボス攻略戦をするんです。
ユイ: そしてボスを倒すと次の階層に進むことができ、
ユイ: そうやって2層、3層と上をめざしていきます。
ユイ: ……え、第何層まであるのかですって?
ユイ: それがすごいですよ。
ユイ: なんと…
ユイ: 100層まであるんです!
ユイ: 『SAO』のプレイヤーのみなさんはみんな、 100層クリアをめざして 日々プレイしているんですよ。
ユイ: ともあれ、あなたはまずは1層のボス攻略戦に 参加しないといけませんから、 モンスターをたくさん倒して強くならないと……。
中年男性: もしよろしければ、私の頼みを聞いてもらえませんか?
ユイ: はい? なんでしょう?
ユイ: (あっ、この人はNPCですね。
ユイ: ノンプレイヤーキャラクターという意味で、 人間の姿をしていますが、 わたしと同じプログラムです)
中年男性: 実はこの街の近くに、ウルフやコボルドたちが 住み着きだしたんです。
中年男性: うかつに外に出ると襲われかねないので、 みんな困っているんですよ。
中年男性: 腕に覚えがあるのでしたら、 モンスターを退治していただけないでしょうか? もちろんお礼はさせていただきます。
ユイ: (『SAO』では、こうやってNPCからクエストの 依頼をされることがあります。
ユイ: クリアするとストーリーが展開したり、 アイテムをもらえたりするんですよ)
ユイ: (それに今のあなたにとっては、 レベルアップするためにちょうどいい依頼です。
ユイ: ゲームに慣れるためにも、ここは引き受けましょう)
ユイ: わかりました! お任せください!
中年男性: おお! 引き受けてくれるのですか! それはありがたい!
ユイ: では、 さっそくモンスターが出る場所に向かいましょう!
--- Part B: START #1955 ---
ユイ: おつかれさまでした! 無事にモンスターを退治することができましたね。
ユイ: さっきの方に、さっそく伝えに行きましょう。
中年男性: おお、モンスターを退治してくれましたか! あなたを選んだ私の目に狂いはなかった!
中年男性: これで安心して暮らせるようになります。 どうもありがとうございます!
ユイ: いえいえ、どういたしまして。
ユイ: (感謝されていますよ。 えへへ。NPCとはいえ、やっぱりうれしいですね)
中年男性: こちらがお礼になります。どうか受け取ってください。
ユイ: わあ!?
ユイ: こんなにいっぱい、いいんですか!?
ユイ: どうもありがとうございます!
中年男性: おお、そうだ。
中年男性: あなたがたは旅をされていると聞きました。 それなら、ホルンカ村に向かわれてはいかがでしょう?
中年男性: ホルンカは、この街の北西の門を出た先にある、 草原と森を抜けた場所にあります。
中年男性: この街から旅立つ冒険者の方々は、 まずは決まってホルンカに向かわれるようです。
中年男性: なんでもホルンカでは、冒険者にとって 役に立つ何かが手に入るのだとか。
ユイ: へえ。
ユイ: 次の目的地にちょうどよさそうですね。
ユイ: せっかく教えてもらえたことですし、 そのホルンカに行ってみましょう。
中年男性: では私はこれで。ご武運を祈っておりますよ。
ユイ: はい、どうもありがとうございます!
ユイ: ……お礼ももらったし、ホルンカの情報ももらったし、 クエストを引き受けてよかったですね。
ユイ: この調子でゲームを進めていきましょう。
===
1.1.3 いざホルンカ村へ!
--- Part A: START #1961 ---
ユイ: ホルンカ村は確か北西の方角でしたね。 ちょっと遠出になりますけど、準備はいいですか?
ニール: あなたたちもホルンカ村に行くつもりなの?
ユイ: はい。そのつもりですが……。 どちらさまですか?
ニール: わたしはニールって言うんだ。
ニール: ホルンカ村に行こうと思ってたんだけど、わたしって 方向音痴だから、ちょっと自信がないんだよね……。
ニール: よかったら、一緒に行ってくれないかなー?
ユイ: わたしたちも道に詳しいわけではありませんけど、 道中でパーティーを組んでくれる方は大歓迎ですよ。
ニール: ほんと? どうもありがとー!
ニール: ……ところで、妖精さんはいったい何者なの?
ユイ: わたしはこちらの方のサポートを務める、 ナビゲーション・ピクシーのユイと言います。
ニール: ナビゲーション・ピクシーって、ゲームオープンの ときに抽選で配布されてたやつのこと?
ニール: へえ、本当に当たった人がいたんだー。
ニール: わたし、初めて見たよ。かわいー!
ユイ: 実はこちらの方には少々事情がありまして、 抽選で当てたわけではないんです。
ユイ: それにわたしは、通常のナビゲーション・ピクシーとは 少し違うのですが……。
ニール: ふーん。ややこしいことはよくわからないけど、 君、本当にかわいいねー。
ユイ: わわっ、つつかないでください。 くすぐったいです~!
ニール: あ、ごめんね。
ニール: だってすっごくかわいいから、 ついつい触りたくなっちゃって。
ユイ: あの、ところでニールさん。
ユイ: わたしのようなピクシーをつれたプレイヤーさんを、 ほかに見たことはありませんか?
ニール: ん? ピクシーを?
ユイ: 実はわたしたち、 自分たち以外に、ピクシーをつれたプレイヤーを 探しているんです。
ニール: へー。そうなんだ。
ニール: だけど、妖精さんみたいなのを つれている人を見たのは君が初めてだよ。
ニール: ほかには見たことないなあ……。 力になれなくてごめんね。
ユイ: いえいえ、そんなこと気にしないでください。
ニール: でも、ホルンカまでの道中でモンスターが出たら、 きっと力になれるよ。
ニール: こう見えてわたし、けっこう強いんだから。
ユイ: それは頼もしいですね!
ユイ: ではホルンカまでよろしくお願いしますね。 ニールさん。
--- Part B: START #1959 ---
ユイ: あ、ホルンカ村が見えてきましたよ!
ユイ: 途中でちょっと迷いそうになりましたけど、 なんとかたどりつけましたね。
ニール: あれがホルンカ村かあ。小さな村だねー。
ニール: 身体動かしたし、お腹すいたなあ。
ニール: よし、まずはお腹いっぱいご飯を食べよう!
ユイ: ゲームの中で食べ過ぎると満腹感が残って、 リアルでなにも食べられなくなっちゃいますから、 気をつけてくださいね。
ニール: もー、そんなのわかってるてば。
ニール: ユイちゃん、わたしのこと おばかさんだと思ってるでしょ?
ニール: えいえい。
ユイ: わわっ、だからつつかないでくださいよ~!
ニール: ふふっ、ユイちゃんやっぱりかわいい。
ニール: ……ところで、あなたたちはこれからどうするの?
ニール: わたしは村で一休みしたら狩りにいくつもりだけど。
ユイ: わたしたちは情報収集をしたいので、 まずは村を一回りするつもりです。
ニール: そっかー。 じゃあ村に着いたらお別れだね。
ユイ: ニールさん、ここまで一緒に来てくれて ありがとうございました。
ニール: ううん、それはこっちもだよ。 これからも、また何かあったらお互い協力しようね。
ユイ: はい! こちらからもぜひお願いします。
ニール: あ、そうだ。
ニール: さっそくだけど、少し頼みたいことがあるんだ。 いいかなー。
ユイ: ? なんでしょうか?
ニール: 実はわたしね、武器を集めるのが趣味なんだ。
ニール: だから何か珍しい武器が手に入る場所とか、 クエストとかあったら教えてくれるとありがたいんだけど。
ユイ: わかりました。 何か情報が入ったら伝えますね。
ニール: ほんと? たすかるなあ。
ニール: じゃあわたしはこれで。
ニール: 当面はホルンカにいるから、また会おうね!
===
1.1.4 病気の女の子を救え!
--- Part A: START #1965 ---
ユイ: ふう……。
ユイ: 小さい村なので、もう歩き尽くしちゃいましたね。
ユイ: NPCだけでなくプレイヤーさんも何人かいたから 声をかけてみたけど、探し人の情報はなにもナシ……。
ユイ: さてこれからどうしましょうか。
中年女性: そこの旅のお方、 お願いがあるのですが……。
ユイ: (村人のNPCですね。 これはきっとクエストですよ)
ユイ: はい、なんでしょうか?
中年女性: 実は私の娘が病気になってしまったのです。
中年女性: いろいろ手を尽くしたのですが一向に良くならず……。
中年女性: 森に出るリトルネペントというモンスターの胚珠が、 よい薬になると聞いたのですが、私ではどうにも…。
中年女性: なんとか胚珠を取ってきていただけないでしょうか。
中年女性: もし胚珠を持ってきていただけたなら、 お礼に、先祖伝来の長剣を差し上げます。
ユイ: 先祖伝来の長剣?
ユイ: (はじまりの街のNPCが言っていた 「冒険者にとって役に立つ何か」 って、もしかしたらこれのことじゃないでしょうか)
ユイ: わかりました。リトルネペントの胚珠ですね? 必ず手に入れて、お持ちします。
中年女性: ああ、ありがとうございます!
中年女性: それと胚珠ですが、リトルネペントの中でも、 虹色の花を咲かせている個体だけが 持っているのだそうです。
中年女性: どうかお気をつけて……。
ユイ: うーん。これはやっかいですね……。
ユイ: 虹色の花付きリトルネペントは、 出現数が少ないんです。
ユイ: かなりの数のリトルネペントを狩らないと いけないかもしれません。
ニール: あ、ユイちゃんたちだー。
ニール: 今そこのおばさんと話してなかった?
ユイ: あ、ニールさん。
ユイ: ええ、これからリトルネペントの胚珠を取りに行って、 お礼に剣をいただくつもりなんですが……。
ニール: む。ということはライバルなのかー。
ニール: 実はわたしもあのおばさんからクエストを頼まれてさ、 ひとりだと不安だから、君たちを探してたんだけど、
ニール: どっちが先に胚珠をゲットするかの競争だね。
ユイ: あ、大丈夫ですよ。
ユイ: このタイプのクエストは、 クリアすれば全員がアイテムをもらえるんです。
ニール: え? そうなの?
ユイ: はい。
ユイ: 但し今回の場合、 クリアに必要なアイテムである胚珠を、 ひとりひとつずつ取ってくる必要がありますけど。
ニール: なーんだ。
ニール: じゃあ協力して、 ふたつ胚珠を取ってくればいいんだね。
ニール: ユイちゃん、また一緒に行こ?
ユイ: はい、ニールさん。
ユイ: こちらこそ、またよろしくです。
--- Part B: START #1963 ---
ニール: はい一丁あがり……と。
ニール: んー。
ニール: なんだかリトルネペントの数が減ってきてる? 探してもなかなか見つからないね?
ユイ: おそらくこのあたりの フィールドにいるリトルネペントは、 あらかた倒してしまったんだと思います。
ニール: でもまだ虹色の花付きリトルネペントは 見つかってないのに……。
ニール: どうすればいいのかな?
ユイ: 通常のリトルネペントを倒せば倒すほど、 虹色の花付きリトルネペントが 出やすくなるらしいんです。
ユイ: ですから少し移動して、更にリトルネペントを倒せば、 そのうち、虹色の花付きも見つかると思います。
ニール: ふーんそうなんだ。
ニール: じゃあ、もうちょっと森の奥に行ってみる? そっちのほうはまだ探してないし。
ユイ: そうしたほうがいいかもしれませんね。
ユイ: このあたりにもういないとなると、 奥の方にはリトルネペントが固まっているかもしれません。
ニール: だったらちょうどいいよ。
ニール: 胚珠は見つからなくても、 たくさん倒せばレベルアップはできるでしょう?
ニール: どんどんリトルネペントを探して、 バンバン狩っちゃおう!
ユイ: ニールさん、いくら倒し慣れたモンスターでも、 集団に遭遇すると危険ですよ。
ユイ: 囲まれたりしたら、逃げようがありませんから。
ニール: わかってるわかってる。 それじゃ行こうか。
ユイ: 待ってくださいニールさん。 ひとりで進むのは危険です。
ニール: だってはやく胚珠ほしいじゃない。 報酬の剣がわたしを待ってくれてるんだもの!
ユイ: 油断は禁物です。 周囲の警戒は怠らないでください。
ニール: はーい了解だよー。
ユイ: こんな調子で大丈夫でしょうか……。
===
1.1.5 森の奥に踏み込め!
--- Part A: START #1969 ---
ニール: お腹すいてきたなあ……。
ニール: ほんとに、 花がついてるリトルネペントなんているのかなあ。
ニール: …………ん?
ユイ: どうしました?
ユイ: 花付きがいたんですか!?
ニール: ううん。人が隠れてたの。
ユイ: 人が隠れてた?
クライン: いやいや、別に隠れてたわけじゃねえって。
クライン: たまたま通りがかっただけだよ。 人聞きが悪いなあ……。
クライン: 俺はクライン。 別に怪しいもんじゃない。
クライン: トールバーナに行く途中で道に迷っちまってね。 この森に入りこんじまったのさ。
ニール: トールバーナって?
クライン: トールバーナは、 一層ボスがいる迷宮の手前にある街さ。
クライン: 今度そこで、一層ボスの攻略会議が 開かれることになってるんだ。
ユイ: それは本当ですか!?
クライン: ああ。
クライン: 俺も参加しようと思ったのはいいけど、 近道しようとしたら逆に迷ってこのザマさ……。
クライン: まあ、このあたりは来たことがあるから、 どうにかこうにか現在地はつかめたけどな。
ニール: 以前にもこの森に来たことがあるんですか?
ニール: もしかしてクラインさんも、 ホルンカの剣のクエストをやったことが……?
クライン: ああ、あんたらやっぱりそうか。
クライン: でも気をつけろよ。 このあたりは、花付きのリトルネペントだけじゃなく、 もっとヤバいのも出現するんだぜ?
ニール: え、ヤバいってどういうことですか?
クライン: たまに実がついてるリトルネペントがいるんだ。
クライン: この実の部分をうっかり攻撃すると、 実が破裂していや~な臭いのする煙を出すんだ。
クライン: 煙自体は特に害はないんだが……。
クライン: その煙は、他のリトルネペントを呼び寄せるんだ。
クライン: 下手すると数十匹のリトルネペントに囲まれて、 そのままやられるってこともある。
クライン: 実付きを見かけたら気を付けろよ。
ニール: それは危険ですね……
ニール: わかりました。 十分に気を付けます。
クライン: じゃ、俺はこのへんで。
クライン: さっさとトールバーナに行かなきゃいけないんでな。 花付き退治がんばれよ!
ニール: 実付きかあ。十分気を付けないとね。
ニール: それじゃ花付き探し、再開しよー!
--- Part B: START #1967 ---
ニール: やった。遂に胚珠をゲットしたよ!
ニール: ……ふふーん。目的は達成したし、 ほかのやつらもついでに倒しちゃえ。
ニール: えいっ!
ニール: えいっ!
ニール: こいつぅ!
ユイ: ちょっと待ってください!
ユイ: 今、ニールさんが倒したのは、 実付きのリトルネペントじゃありませんか?
ユイ: わ、すごい煙が……!
ニール: うわ、いっぱいリトルネペントがきちゃった……。
ニール: ど、どうしよう……。 こんなすごい数、2人だけじゃ……。
???: おらっ!
クライン: だから実付きには気を付けろって言っただろ!
ユイ: クラインさん!?
ユイ: トールバーナに向かったはずでは?
ユイ: ……もしかしてまた道に迷ってたんですか?
クライン: ……こ、細かいことは気にするな。
クライン: あれだ、 正義の味方の登場みたいでかっこいいだろ?
クライン: とにかく今はここを切り抜けるぞ! ついてこい!
ユイ: はいっ!
ユイ: どうにか逃げ切れましたね……。
クライン: おう、2人とも無事でよかったな。
クライン: ……じゃあ俺はトールバーナに行くわ。 また会うことがあったらよろしくな!
ユイ: ありがとうございました!
ユイ: 助かったのはクラインさんのおかげです。 どうかお気をつけて。
ユイ: ふう……。 クラインさんのおかげでどうにか助かりましたね。
ニール: うーん……。
ユイ: どうしました? ニールさん?
ニール: 胚珠、ひとつしか手に入らなかった。 どうしよう……。
ユイ: …………。
ユイ: これはニールさんがもらってください。
ニール: えっ。いいの?
ニール: でも、一緒に協力して手に入れたものだし、 最後にヘマをして 実付きを倒しちゃったのはわたしだし……。
ユイ: いえ、もちろんただじゃありませんよ。
ユイ: 胚珠を譲る代わりに、わたしたちが探している ピクシーをつれたプレイヤーを見かけたら、 その情報をください。
ユイ: お願いしますね。
ニール: ありがとう……。 この借りは絶対に返すよ。
ニール: うん、絶対に返す。 わたしは約束は絶対に守るから!
ユイ: はい。これからもニールさんを 頼りにさせてくださいね。












