【ADLIB】12
今回、三木俊雄率いるFrontpage Orchestraと、あのSouliveとのセッションを中心にレコーディングされている。
”今回のアルバムを作るにあたって、いろいろなジャズのアルバムを聴いたんですけど、 Frontpage Orchestraの作品もその中にあって、それで気に入ってお願いしたんです。Souliveに関しては、元々はスタッフのアイディアだったんですけど、R&Bとジャズがちょうどいい具合いにミックスされたグループだし、私の立ち位置的にもピッタリ来るグループなんじゃないかと思いましたね。迫力もありますし、とてもいい方たちでした(笑)。大野雄二さんも、最初にライヴを観させていただいたんですけど、この人にはパッションがあるなと感じました。音楽を作る上で、パッションはすごく大事だと思うんですけど、それが感じられる人って、そうそういないじゃないで すか。ご本人はすごく気さくというか、堅苦しくなくて、枠にとらわれなくて、自由な感じがすごく素敵ですね”
今回ジャズを歌って、彼女自身新たな発見などはあったのだろうか。
”これまで私の音楽は、トラックをひとつひとつ作り上げていくというものなので。ライヴー発で録るというのはとても新鮮だし、緊張しました。中には一緒に歌っ た仮歌でOKになっているものもあります。みんなの高揚感とかは、機械では絶対に出ないだろうと思いますね。多少音とかが外れてても、人間の生々しさを直に感じることができて、やっぱりジャズは、ライヴなんだなということが、今回あらためてわかりました。有機的だな、と。今回のアルバムを聴いても、すごくライヴ感 出ていると思います”
このアルバムは、まさにDOUBLEの新しい魅力が引き出させた意欲作だといえるだろう。
”今回はコーラスも少ないし、リード1本で聴かせる良さ、というのが出ていると思います。 オリジナル・アルバムでは、プロデューサーとしての視点で見ることも多いんですけど、今回はシン ガーとして、楽しく歌えました。だからリスナーの人も、あまり先入観を持たずに聴いてほしいですね。すごく聴きやすいアルバム になっていると思うので、ジャズのことをあまり知らない人にも、その入門的なアルバムになればいいなと思います”















