SDFRINGE2017 「THE LIONESS」
昨年のベストアクトの一つだと個人的には思っていたので、今年も楽しみだったbkSOUL。
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音楽と詩、ダンスのコラボレーション。15年間続けている活動の一環というのは昨年と同じ。形式としてもほぼ同じだけど、今年はタイトルが『The LIONESS」ということで、やはり「女性」に焦点を絞った演目になっていた。
アフリカ系やマイノリティの、その中でも女性の歴史。彼女と彼らの母たちの物語が語り、歌い、踊られる。彼女らもまた誰かの母なので、母の話でもあるし、自分たちの話でもある。
400年間、このアメリカの大地に染みた先祖の血、土に還った骸。その大地を踏みしめて立っている人々。それはただ暮らしていただけでなく「ヒューマンライツ(人権)」を獲得するために流した血、倒れた人々の骸の上に築かれた「語り」だ。
写真の前の方で横たわっているのは、観客から募集されたボランティア。(「誰かボランティアを」と言うと、すぐに手が挙がるのが日本とは違うところだなと感じた瞬間)。この演出は、一曲目「Bitter Land」の演出で、苦い大地を観客と繋ぐためのものだったかもしれない。
相変わらず笑いが起きた時に、何が起こっているのか理解できないのが、ちと悲しいのですが、今年も素晴らしいパフォーマンスでした。
そして、この日はちょっと特別なこともあったようです。
彼らにとって特別な存在の方が来ていて、バラかカーネション(?)を捧げられていました。母的な存在だったのかな。
bkSOULの舞台は、これで一つの完成形何だろうと思う。個々の技量のレベルアップとか演出をどう変えるとか、ディテールは詰めていくにせよ。
(2017年6月29日)