過去に演奏した吹奏楽曲の紹介!「Never Look Back ~ Dead End」「Festival Prelude」
おはこんにちばんは!
アドベントカレンダー2日目は、TDLメンバーのDaiyakiが担当するよっ!
本記事では、自分が所属するアマチュア吹奏楽団で演奏した曲について感想とかをズラズラ書き流します。
・Never Look Back ~ Dead End
https://brass.winds-score.com/?pid=95357196
https://www.music8.com/products/detail11164.php
※楽譜出版社は日本国内で安値で扱っているところをセレクトしました。
・ブラスバンド編曲の例と、指揮者&ホルン目線の感想と偏見が気になる方
● Never Look Back ~ Dead End
突然ですが皆さん、BRA★BRA FINAL FANTASY という企画をご存じですか?
ffシリーズを彩る名曲を公式が吹奏楽アレンジし、プロが演奏するという超豪華企画です。
なんと2015年から2019年現在まで続いている人気企画。現代はゲーム曲アレンジがブームなのか..?
実際、学校の部活から音楽始めた人は、学校によっては吹奏楽しかなかったり...、(ワタシジャン)
大好きなゲーム曲が、権利関係や、楽譜が無いために演奏できなかったりで、どうやらアレンジ演奏の需要はまぁまぁあるようです。
さて、その企画ですが、第1段のみ、楽譜が出版されています。あまり売れてないのか、それ以降は出版されてません。
「アマチュアゲームバンド、自分達でやりたい曲をアレンジしちゃうから仕方ないね。」
Never Look Back ~ Dead End
自己修復機能をもった機動兵器 X-ATM092の妨害を掻い潜り、時間内に合流地点に向かわねばならないという手に汗握るイベントで流れるbgm、Never Look Backと、主人公がギリギリで逃げ切り、機動兵器が破壊されるデモムービーで流れるbgm、Dead Endをメドレーにしたものとなっています。
割とHornが主体になってきます。なぜかTromboneの和声が少なめ
・DeadEndから出てくるHornの3連符のフレーズ
・終盤オリジナルで書き下ろされたフレーズを担当するTrombone
G#(A♭)マイナー、Bマイナー、B♭マイナー、Dマイナー、Fマイナー、F#マイナーの転調地獄です。しかも連符だらけで木管の人達は最初かなり苦戦していました。特に前半出てくるA.Saxから引き継ぐClarinetソリは、CDの参考音源でももたつくレベルで運指が難しいらしい。五線譜上のG♭GAB♭D♭を早弾きするのは辛いらしい。
「あと、移調楽器のせいで♭調の五線譜と#調の五線譜が共存してきます。現代の音楽に移調楽譜はゴミ、少なくともスコアだけでも実音表記してくれ、それかコンデンススコアくれ」
・指定テンポ120でスピード感を維持するのが難しい。
しかも、Dead Endに入った途端にテンポが115に下がる&拍子が8分の7になるのに、Trumpet、A.Sax、Snare Drumが16ビートを刻むため、そこでテンポ感を保つのが非常に難しい。
Hi-HatやTam-tamの16ビートのリズムパターンは所々違っているし、木管やEuphに書かれる連符は、拍頭からズレたところにアクセントが散りばめられてます。
・各楽器に見せ場はあるものの、もとが打ち込み音楽なので伴奏は単調になりがち
演奏効果を得るには少々手間のかかる曲ですが上手く緩急をつけることが出来れば他の曲とは一風雰囲気の変わったドキドキな曲に仕上がると思います。
吹奏楽の巨匠Alfred Reed氏が若き頃に手掛けた名作です。和名は「音楽祭のプレリュード」
Tri State Music Festivalのメモリアルソングとして製作されたものですが、その地域にとどまらず広く親しまれています。
なんと、全パートずっと美味しいし見せ場があります。どの小節にも一切の手加減が無いです。
99%繰り返しが無いので、譜読みにめっちゃ時間がかかりました。
レガートなところは4つ以上のフレーズが並行して流れます。そしてそれら全てが聴かせ所なのが悩みどころ。ただ、他の吹奏楽曲同様に各楽器の1stがメロディ、2nd、3rdがそれぞれハモリをしてくれている分まだ分析はしやすいです。
個人的には行進曲風になっている終盤の雰囲気が好き。あとメロディの後にそれが9thになるようにコードがあとから流れてくるのむっちゃエモい。
4-5分の曲なのに10回くらいテンポ変わります。練習番号の数以上です。ヤメテクレ-。それだけでなく、メロディの始まるタイミングが2拍目だったり3拍目だったり様々なので、指揮者は相当譜面を頭に叩き込んどかないと、合奏中迷いが生じてしまうかも知れません。
・8分音符の3連符と付点8分+16分音符が混在したフレーズ
一つ一つのリズムが絶妙に違うにもかかわらず、少しでもズレると曲が台無しになります。さらに繰り返しもないので、奏者にはかなりの集中力が求められます。
B♭-F、A-E、F-Cのリップスラーが100-132のテンポで出てきます。スライド楽器のTromboneにも出てきます。上手く音を取れるかな?
休みが少ないし、地味に高い音が多いので、かなり口がしんどいです。他の曲でもトップを張るのは大変そう。Trumpet.1stには最後の最後になって初めてhigh B♭がロングトーンで出てきます。ふっへぇ!
参考演奏や楽譜を見ると簡単そうに見えますが、1度演奏を通せるようになってから後が本当の勝負です。完成度の高いクオリティを目指すとなるとかなり難しくなります。それだけ奥の深い曲であることは確かです。
DTM中はこんなこと意識しないかもしれませんが、変化の多い曲ほど、実際の演奏で手こずるという
あと、言葉だけでは全て説明は出来ないので、是非実際の演奏を聴いていただければと思います。