Erroll Garner "Concert By The Sea" 「何故だか初」のエロール・ガーナー!少々カバーは傷んでいますがオリジナル盤です!誰もが認める彼の代表作で大名盤。そして、私もオススメ。 1955年9月19日、The Gothic-Revivalist Styled Assembly Hall of Venue Sunset School, Carmel-by-the-Sea, California録音。 久し振りの「ひげのコロンビア」 #ColumbiaRecords CL 883 #ErrollGarner (p) #EddieCalhoun (b) #DenzilBest (ds) Producer - #GeorgeAvakian 「何故だか初」の理由... 一つ目は、活躍していた年代がMonophonicの時代で、音質はあまり期待出来ないこと。 もう一つは、ヘビーなマニアはともかく一般の方には決して知名度、評価ともに高いとは言えないこと。それは、彼がジャズ・ピアノの歴史においては、どの系譜にも属さない独特の位置、ポピュラー寄りのピアニストと見られていたからだと。エンターテイナー的なスタイルのジャズは、専門家などの評価は低く、日本では特にその傾向が強い。彼はまさにその典型。死後になって再評価されたとのことなので、私も評判だけで何となく手を出さなかったのが事実... 。 と言うことで、▲Jazz beginner's personal challenge 区切りのNo. 70。 盤の汚れもクリーニングして、試聴!ライヴですが、ここはShure M44-7を選択。 当時、"360" SOUND としてHigh Fidelity を売りにしていたビッグ・カンパニーならではの最先端のColumbia Photographs LP Records。音質はお世辞にも良いとは言えませんが、タッチの強さと濁りが少ない分、Shure SC35CよりM44-7の方が作品の良さを聴かせてくれます。でも、ベスト・カートリッジはやはりGrado MC+ MONO。おそらく元の音源を一番自然に再生してくれます。 演奏は、先の世間の声なんて当てになりません。評価は自身の耳でするもの。スケール感、ダイナミズム、色気を感じるメロディー・ライン、豪快なスイング感... が彼の魅力。それが存分に堪能出来ます! そして、自身の表現に没頭せず、聴衆に楽しんでもらう姿勢が素晴らしいと思います。これがジャズ、昔のプレイヤーにはこういう人が多かったように思います。自己表現を追求し、聴く側がついていくような芸術的な演奏は、私は少し違うと感じています。音楽が難しくなってくると聴衆は置き去り、これもジャズ衰退の原因のひとつでは... と私なりの意見です。 特に彼のピアノの特長は、聴き手を圧倒するドライブ感。私は音楽家ではないので詳しいことは分かりませんが、このガーナーの「ドライブ感」の秘密が、右手と左手の微妙なタイミングの違いによる「ビハインド・ザ・ビート」と呼ばれている彼の独特の癖。右手が奏でるメロディに対して、伴奏をつける左手の和音を弾くタイミングが、ほんの少しだけ遅れ気味。結果、タメを効かせた左手の伴奏が、演奏に躍動感を与え、これは彼が左利きだということが影響していると。利き腕が伴奏をしているだけあって、余裕をもってリズムにタメを効かせられる。 元々左利きだったガーナーは、見よう見まねでテクニックを学び、左手と右手を同じように使うことができるテクニックを習得。右手でメロディーを奏でながら左手でリズムを刻んでいたかと思うと、それを瞬時に入れ替えたり、リズムをわざとずらしたりと。当時は、ストライド・ピアノからスウィング・ピアノへと移り変わる時代、彼はそうした時代の流れと異なる道を。 ストライド・ピアノの特徴は、左手が「ウンチャウンチャ」とベース音と和音を交互に弾くというものですが、ガーナーの場合はそうではなく常に左手で和音を弾いたり、右手と左手をずらしてドライブ感を生み出すことを得意としていたそうです。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード *作品を知るとジャズはもっと輝きます。情報くださる先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/CNMfJKYMawu/?igshid=5knb48v8jpw7















