[展示のお知らせ]
3月18日よりAlt_Mediumで約1年ぶりの展示をします。2019年にDOOKSより刊行した写真集「Imitation Bijou」という作品になります。こんな時世なので、展示に来てくださいとは強く言えない状況なのですが、届くべき方に届けられたらという想いで準備を進めております。ご都合よろしければ是非観て頂けたら嬉しいです!
ー
鈴木敦子写真展 「Imitation Bijou」
2021.3.18(thu)ー30(tue)
12:00-20:00/最終日12:00-17:00 ※会期中水曜日休廊
https://altmedium.jp
会場:Alt_Medium
161-0033 東京都新宿区下落合2-6-3-1F
03-5996-8350
大切なものを手に入れたくて写真を撮り続けていたら、私達には本当の名前なんてない事に気が付いた。
あなたは、暗闇の中で鈍い光を放ちながら確かにそこに存在している。
その価値を決めるのは他の誰でもない、自分自身なのだと伝えたい。
私は、宝石を拾い集めて手の中にしまっては、時々愛おしく触っている。
ー
鈴木はこれまで自身の体験とその外側にある世界を交差する〝内と外の境界線〟を感じさせる作品や、目の前に実在する対象を通して、その向こう側に見えてくる〝かつてその場所に在ったであろう記憶の痕跡や残像〟のようなイメージを撮影し、写真作品に投影してきました。
そんな中鈴木は、作品をつくり続けていく上で、自分にとって真実や大切なものは何かという疑問を抱くようになります。東京から故郷である福井に拠点を移す事をきっかけに、その問いを探る為、実験的にiPhoneのカメラで自身の身の周りの出来事を撮影し続け、Instagramのアカウントに〝Debris(破片)〟というタグをつけて写真を蓄積していきました。 2019年にその束を編集した写真集「Imitation Bijou」をDOOKSより刊行し、今回展示する作品はその写真集から選んだ写真になります。 タイトルの「Imitation Bijou」は、「模造宝石(本物に似せてつくられた宝石)」という意味を持ちます。それは〝模造〟と提示したものに価値を与える相反する意味と、「たとえ誰か(他者)にとって偽物と思うものであっても、自分(個人)にとっては真実で価値があるもの。本当のことは、私達個人それぞれが見つめている世界でしか計ることができないもの。」という作者が写真を撮り続けてきた中で得た意志も含んでいます。 他者の目から見て価値のあるものが自分の価値にすり替わっている、個人軸の輪郭が曖昧になってきているこの世界に対しての、抵抗と挑戦なのかもしれません。
ー
〔対談〕鈴木敦子(写真家)• 菊田樹子(インディペンデントキュレター、塩竈フォトフェスティバルディレクター)
※展示会期中にインディペンデントキュレーターの菊田樹子さんと作品について対談した記録をギャラリーのHP,SNSなどで発信する予定をしております。展示内容と合わせてご観覧頂けたら幸いです。 [ご来場の注意]新型コロナウィルス対策として入場制限などを設ける場合があります。その際のお知らせは、ギャラリーのHPやSNSなどでお知らせ致します。
















