Life at Krogerup Højskole vol.2
デンマーク/ホイスコーレの1日のスケジュール
デンマークのホイスコーレに入学した日本人アラサー女性MINさんのレポートです。
ディベートの多いユニークな授業や、また理想とされることが多いデンマークの教育に対してデンマーク人が感じていることなど、日本にいると見えにくい面が紹介されています。
こんにちは、MINです。早いもので学校生活も3週間を終えようとしています。相変わらず毎日イベント盛りだくさんで朝起きるのが辛いです笑。
本日はホイスコーレでの生活はどのようなものなのか、だいたいの一日のスケジュールをご紹介したいと思います。
7:00〜7:30 起床
8:00〜8:30 朝食
8:45〜9:00 morning assembly(朝会) 朝会では毎朝ホイスコーレの歌本から一曲選んで歌います。そのあとは全員点呼。連絡なしにいない人がいたら捜索隊が出ます。
朝会でのアイスランド人生徒によるプレゼンテーション
9:15〜9:30
掃除15人程度のフェローシップグループに分かれて学校中を一斉清掃です。フェローシップグループとはデンマーク人も外国人も一緒になって作る15人程度の班のことで,普段の生活ではフェローで活動することも多いです。この掃除がパーティーの次の日などは本当に辛い…
9:45〜12:30
メインサブジェクト授業
自分の選択したメインサブジェクトの授業です。この日は英語コースのCrossing Bordersの生徒と、デンマーク語コースのWorld is burning(主に国際問題を取り上げてジャーナリズムや政治学等を学ぶコース、Crossing bordersに内容は近い)の生徒が合同で自分の国の教育についてdiscussionをするという内容でした。
「デンマークの教育」と聞いてよく日本で言われていることといえば教育費無料、ipad等を用いた最先端教育、テスト・受験がないなどといったポジティブな面ばかりですが、実際今デンマークは教育転換期のような時期を迎えており、制度がコロコロと変わっているそうです。
例えば教育費無料が財政を圧迫していることから、一度学士を取得したら大学に入り直して別の学問を学ぶということが一般的にできなくなったそうです。それは今実際に大学進学や進路に悩むデンマーク人の生徒たちにとってとてもプレッシャーに感じることで、だからこそホイスコーレ等に入って自分の本当にやりたいことをしっかり決めなければならないと。
日本も教育に関しては様々な問題点がありますが、「北欧デンマーク」の教育も完璧ではないと気付かされます。しかし何よりも驚くのはデンマークの20歳前後の若者たちが皆自国の政治、教育について知識があり、活発な議論ができるということ。デンマークでは政治に関して学校に限らずプライベートでもよく意見を交わすそうで、そのような議論はごく自然なことのようです。
12:30〜13:30 昼食
14:00〜16:30 選択授業A
私は選択授業に"International Affair"という授業を取っています。メンバーは日本人5人、韓国人1人、デンマーク人7人、アイスランド人2人。内容は主に政治学や社会学の視点から国際問題について取り扱う感じです。今までに人権について、ジャーナリズムについて、イスラエル・パレスチナ問題についてなどとかなり難しい内容を議論してきました。とてもタフですがこのセメスターが終わる頃には国際問題について英語でしっかり意見が言えるようになるといいな…くらいの淡い希望を胸に必死で授業を聞いてます。先ほども言ったようにやはりデンマーク人、政治学についての関心と知識がとても高い。意見を聞いてるだけでも本当に勉強になります。
18:00〜19:00 夕食
20:00〜21:00 フェローシップグループのイベント
この日はグループ対抗プチ運動会みたいなイベントでした。 フェローから一人または二人ステージに上がり、マシュマロを口にどれだけ詰めれるか、きゅうりを面白く運べるかなど楽しいゲームをしながら競い合いました。
21:00〜24:00 ナイトパーティー
地下に落書きだらけのナイトボックスと言われる部屋があり、だいたい毎日誰かしらパーティーをしてます。ビール片手に踊ったりゲームしたりして楽しみます。デンマーク人も日本人も基本的にシャイなのは同じ。お酒を飲んだらあの子あんな子だっけ、ということがよくあります笑。
ナイトボックスの様子
今日ご紹介したのは主にディベートの授業ばかりでしたが、他にも外でひたすら音楽に合わせて2時間踊ったり、携帯でビデオを作ったり、コペンハーゲンに難民施設の見学に行ったりと毎日いろんな授業があります。夜も多国籍の子達で料理を作ったり、それぞれのんびり過ごす時もありますよ。
エリトリアからの難民の方のお話
Life at Krogerup Højskoleについて
北欧ラボにさまざま寄せていただいたご意見のなかで、「フォルケホイスコーレについて知りたい」というリクエストをいただいたことがありました。
Folk Højskole(フォルケホイスコーレ)は、18歳以上なら誰でも学ぶことができる北欧全土に広がる独特の成人教育機関 ですが、最近とある日本人のアラサー女性MINさんが デンマークの首都・コペンハーゲンから電車で40分の ルイジアナ美術館がある町ホムレベックのホイスコーレに入学します。
入学した経緯、外国人として選択したコース、素敵な学校環境などなど… これから、定期的に現地の実際の生の声をお届けしています。
第一回記事はこちらから












