SPECIAL INTERVIEW② Slimcat -American Youth Tour in Kochi-
by : okaken photograhy by : 9mm (クラーク博士とロック)
バンド史上最長となる25箇所を駆け抜けたレコ初ツアー。先日、2月4日ファイナルとなる心斎橋Pangeaでの初ワンマンを大盛況で完走してみせた。インディメガネもライブキッズも魅了する 青春ロードムービーを地で行く まさに 新世代ロックンロールスター。ライブ映えする圧倒的なバンド感。MEGANE SCENEとのコラボで開催した高知ライブ(@Cafe’de Blue)の翌日に宿泊先となった我が家にて、ツアー真っ只中、たくさんの出会いと思考錯誤を繰り返しながら着実に輝きを増す4人の魅力に迫りました。
●結成はいつですか?
小川 悟(以下、悟)「2014年の4月に大学の軽音部で出会って、その飲み会で」
大平"王将” 雅樹(以下、王将)「最初の新歓イベントでたまたま席が近くて話が合って組んだんです」
●音楽的な趣味とかもあったんですか?
悟「そうですね、みんな洋楽が好きですね」
●高校時代からバンドは組んでいたんですか?
島田 将羅(以下、将羅)「はい。でも、オリジナルバンドではなくてコピーが多かったです。僕はJAZZのピアノトリオみたいなのやってましたね。今と全然違いますけど笑」
●渋い!お父さんの影響なんですよね?
将羅「お父さんがJAZZがすごい好きで、家もクラシックな家だったんでレコードも自然にある環境でした」
●一志君は?
上羽 一志(以下、一志)「僕は高校時代は洋楽に抵抗があったんですけど、Slimcatに出会ってからはすんなり入ってきました」
●初ライブはいつですか?
悟「最初に『閃光ライオット』っていう10代限定のオーディションに応募しようとしたんですけど僕たちの年でなくなったんです。僕たちが20歳超えてから『未確認フェスティバル』っていう名前で復活したんですけど、僕たち20歳過ぎてるから応募する資格がなくて…。 4月にバンドを組んでモチベーションもないままずっと続けて、11月になってやっと初ライブをしたんです」
●その時はオリジナルで?
将羅「そうですね。VARIT.(バリット)っていう神戸のライブハウスでした。もともと僕が店長と親交があって、スタジオで録った2曲入りのデモCDを持って行って『出させてください』ってお願いしたら気に入ってくれてライブを組んでくれたのが2014年の11月。初めてのライブハウスでのライブでしたね」
●その時やった曲で今のレパートリーってあったりしますか?
一同「Time Machineです」
王将「デモには入れてないんですけど、2曲目に作った曲ですね。すでにコール&レスポンスもしてました」
●定期的にライブをしていく感じになったんですか?
悟「そうですね。月1くらいで」
将羅「VARIT.の人に気に入ってもらって広がっていきました」
●そこから、どうやってSEEZ RECORDとは繋がったんですか?
悟「SEEZはマネージャーが僕たちのYoutubeの動画を見て東京でライブをしませんか?っていうメールを頂いて、東京に行ってライブを観てもらって、じゃあ今後も頑張っていきましょうって形になりました」
将羅「それ、EmilyのPV?」
悟「いや、Time Machine」
●それこそ、僕も愛媛のNoriさんにSlimcatを高知に呼ばない?って言われた時に観たPVがEmilyだったんですけど、絶対呼びたいってなりました笑。
悟「嬉しい。笑」
将羅「神戸の先輩のパノラマパナマタウンが主催の『パナフェス』ってあるんですけど、今年3年目やったんですけどそれの1年目に僕らトップバッターやって、SEEZのマネージャーがタイムテーブル順にバンド聴いててSlimcatを1番最初に聴いて気に入って最後まで聴いたけど、やっぱりSlimcatが良かったので連絡くれたって話は聞きました」
●ツアーの話を聞かせてください。今回バンド史上最長の25箇所のツアーってことで手応えは感じていますか?
悟「色んなお客さんの前でやるので、盛り上がってる日もあれば、ちょっと難しい日もあるんですけど。常に自分を持って味を出そうという意識でずっとやってますね。それで毎回ライブ後に反省もしてます。PAさんに今日のライブとか音作りどうでしたか?って感想聞くようにもしています。それを毎回繰り返して段々よくしていってます」
●ツアーのエピソードはありますか?初めての土地もあったと思いますけど。
悟「東北の方へ行ったら、お米とかりんごとか頂いたり初めて行ったんですけど、すごくやさしくて温かさを感じました」
将羅「今、悟が来てる服ももらったんやんな笑。初めて会った対バンの弾き語りの人が家に泊めてくれて、お前寒そうやな言うて、北海道これじゃ乗り切られへんからこれ持って行けってくれたんですよ笑」
●今回のツアーのブッキングは全部自分たちでやってるんですか?僕は前回4月にご一緒させてもらった縁で一志君にメールもらって、今回も高知で一緒にやらせて頂いたんですけど、全箇所メンバーでそんなふうに動いて決めたんですか?
悟「いや、そういう場合もありますし、東北だと制作会社さんにお願いしたり場所によりますね。あと友達に対バンお願いしたり」
将羅「行ったとこあるとこはだいたい自分らで連絡しましたね」
王将「今回のツアーでも新たな繋がりが生まれたので、次行くときはまた増えていくなって実感しました。ほんと楽しみです」
●ライブで印象に残っている土地はありますか?
一同「秋田ですね」
王将「その秋田のライブでは、めっちゃお客さんが少なかったんです。でも全員が最前で盛り上がって、自分たちもすごく盛り上がって、思い出に残るようなライブが出来ました。それで自分らもっと出来るんやって自信になってすごくモチベーションが高まりました」
将羅「PAさんにコール&レスポンス求めるっていう笑」
●アルバムの話を聞かせてください。今回のAmerican Youthは悟君のアメリカでの青春時代をパッケージしたとのことですけど、メンバーそれぞれの聴きどころを教えてください。
悟「曲めっちゃいいんで、何年も時間かけて作ったんで曲を聴いてほしいですね笑」
●曲の流れも最高ですよね。今回のテーマを青春時代にしようと決めた訳はなんですか?
悟「タイトルを考えてる時に、アメリカに住んでた中学時代に曲を書き始めたんですけど、その時くらいに書いたAメロとかパーツがまだ今の曲に残ってたりするんで、それ考えたらAmerican Youthにしていいかなって思ってつけましたね」
●Stand By Meに出てくるRock’n’Roll StarはOASISですか?
悟「あれはたまたまなんですけどね笑。気づいたら確かにって思いますね。恥ずかしいですけど、でもOASISへの意識は高いです」
●今回のツアーでGREEN DAYとかSum41のカバーをされたみたいですけど、悟君はアメリカ時代にそこらへん、2000年代のポップパンクやエモは聴いてたりしてましたか?影響がありそうだなと感じるんですけど。
悟「ラジオでよく流れてくるんですよね。僕が丁度いた時にFALL OUT BOYとかBLINK-182とかめちゃくちゃ流れていましたね。アメリカって車がないとどこにも移動できないから、カーラジオから影響を受けました」
●雅樹君の聴きどころは?
王将「今回、ほんとたくさんのジャンルを聴いて全て吸収して、ギターのフレーズであったり、曲の運び方であったり、研究してやりました。THE BAWDIESが神戸でライブしてはった時に皆で打ち上げにいって話すごく聞かせてもらって、その時JIMさんに教えてもらったことをギターソロとかで挑戦したり、かなり影響は受けていますね」
将羅「ギターのフレーズとか全然変わったよね」
●一志君はいかがですか?
一志「6曲入りで3曲新しくてあと3曲は再録なんですけど、アレンジも変わっててさらに良くなって聴きどころ満載です」
●将羅君、どうですか?
将羅「今までのSlimcatって押せ押せの曲ばっかりやったんですけど、今回のはStand By Meとか、あと自分が一番好きなのはHomecomingなんですけど、あの曲は次のSlimcatっていうか、ちょっと一皮剥けた押せ押せだけじゃなくってちょっとグッと来るような曲があったりするのが1番成長ポイントかなって思いますね」
●今年で大学卒業なんですよね。今後の活動は?
悟「もう卒業したら、バンド1本で頑張ります!」
王将「来年からは制約がなくなるので、ライブが増えてどこにでも行くようになると思います」
将羅「2017年は100本やったんで2018年は200本とかになるんかな笑。今回行ったとことかもまた行きたいとこばっかりで、良いツアーになってると思います」
●高知にも年2回は来れますね。最後に読者に一言お願いします。
悟「今僕たちの持てる全部を出したんで、英語苦手だなって思ってる人も騙されたと思って聴いてみてください」
王将「ライブも25箇所回ることによって25倍良くなっていってると思います。嫌なことを忘れて楽しんでいけるようなライブをしていくので、嫌なことがあったら遊びにきてください」
一志「アルバムを聴いてライブに来てほしいです」
将羅「英語の曲に抵抗ある人とか洋楽に抵抗ある人とかにこそ聴いてほしいですね。メロディがめちゃめちゃいいので!でも音源もいいけど、一番いいのはライブなので一番いいと思える演奏して皆にもそう思ってほしいです」
Slimcat - Don't Stop Groovin' (Official Music Video)














