星・宇宙を身近に感じる特別授業 in 福島/宮城
2015 年 12 月 3 日と 4 日の 2 日間、MozBus は福島県の本宮市立本宮第二中学校と、宮城県の富谷町立東向陽台小学校で実施された国立天文台の「星・宇宙を身近に感じる特別授業」へ衛星インターネット接続を提供するため訪問しました。
授業前日の12 月 2 日は本宮第二中学校で準備と接続テストをおこないました。まず、MozBus の搭載する衛星アンテナを使ったIPSTAR 社のブロードバンドインターネット接続を会場となる体育館に引き込みました。衛星自動捕捉装置で一発接続!といきたいところですが、停車場所の駐車場が傾斜しており、水平な土地での利用を想定する衛星自動捕捉装置が大苦戦!車両の向きを変えたり、車体をジャッキアップして水平を調整しての接続となりました。
車両から体育館への接続は車体側面に備わるCat6対応の防水Ethernetポートから長尺ケーブルで体育館までの配線をしました。写真下部中央付近に水平をとり車体を安定させるジャッキも写っていますね。
また、MozBus の車内側も摂津金属工業株式会社の小型ラックが搭載されたことで機材まわりが少しすっきりしました。写真上部のパッチパネルと写真奥のCTS製PoE対応スイッチを経由し車外のEthernetポートに複数ネットワークを簡単に提供したり、建物側からのネットワークをMozBus側に引き込めるようになりました。
12 月 4 日は、国立天文台の縣先生、大江先生がチリの ALMA 望遠鏡の浅山先生と一緒に特別授業をおこないました(写真の右側に写っている映像はテレビ会議経由の浅山先生)。縣先生は、光や電波の速度を衛星インターネット経由でチリへ接続した際に発生する遅延から生徒達に体験してもらうなど MozBus の環境を最大限活用した授業をしていただきました。また、現地の研究者と会話をしながらALMA望遠鏡のパラボラアンテナを動かしたり、質疑応答をおこなったりインタラクティブな授業が展開されました。授業の最後には、MozBus の紹介と、ALMA 望遠鏡など近年の国際協力によって実施される大規模天文プロジェクトのように、Mozilla がオープンソースソフトウェアを世界中の力を結集してよりよいインターネットのために作り続けていることを紹介させていただきました!
授業後、MozBus は東北自動車道を北上し、宮城県の富谷町立東向陽台小学校へ移動して翌日の授業準備をおこないました(写真はスタッフ車両から撮影した移動中のMozBus)。
写真の渡り廊下の奥側へ停車し通信衛星の位置する南側の空がひらけた場所に停車する予定が、天井高の関係で渡り廊下の手前に停車することになりました。体育館の影に衛星がかくれそうで、衛星通信ができるか不安がありましたが、結果的には無事通信することができました。
12 月 5 日は、東向陽台小学校の 4 年生と 5 年生を対象に ALMA 望遠鏡との遠隔授業をおこないました。前日の中学校では、宇宙の果てはどうなっていますか?やビッグバンの前は何があったのか?といった質問でしたが、小学校では宇宙人はいますか?といった小学生らしい質問がストレートに研究者に突きつけられていました。授業の終わりには前日同様 Mozilla の紹介をさせていただきました。
2 日間で会うことができた500人の小中学生の皆さんに貴重な体験をお届けするお手伝いができたことに感謝しつつ、参加してくれた皆さんの中から将来、天文学者やオープンソースソフトウェアの開発者が生まれることを期待します!














