PARANOIA GIRLS - experiment forty-six
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PARANOIA GIRLS - experiment forty-six
Paranoia Girls 2.0 - experiment eleven
“Larissa wakes up alone, by herself in the bushes, in the park… She feels ripped apart, thrown up, put down.
Lost.
” PARANOIA GIRLS 2.0 Experiment Nine online now at www.wattpad.com/411235726-paranoia-girls-experiment-nine
Larissa & Laura, from PARANOIA GIRLS
PARK × Crunchyroll
「PARK:HARAJUKU Crisis Team!」
web comic (英語)
http://harajuku-crisis-team.tumblr.com/
単行本 (日本語訳)
http://phct01.tumblr.com/
お知らせ:@yunico_uchiyama 氏のイラストとの共作コラボ=weird girls...今夏ネットにて公開予定
## 白鳥のジュンのパンチラの衝撃 >『ガッチャマン』を改悪し、今も『BOTP』の版権で儲けているのはサンデー・フランク。サンデーなんて名前のくせに男である。70年代、フランクはニューヨークでテレビのクイズ番組で儲けていた。ただ『ゴングショー』のチャック・バリスと違って、フランクは番組を自分で製作するわけではなく、他人の作った番組の権利を売買するだけだったが。それなりに成功したフランクはさらなるヒット作を求めて、77年、カンヌで開かれたテレビ配給業者のマーケットに買い付けに出かけた。そこでタツノコプロのセールスと接触したのだ。タツノコプロ作品は67年に『マッハGo Go Go』が "Speed Racer" としてアメリカで大ヒットしている(日本製であることは隠されていたが)。『ガッチャマン』のサンプルを観たフランクは商売になると考え、タツノコと交渉と始めた。 > その1カ月後、『スター・ウォーズ』が全米公開され、社会現象になるほど大ヒットした。アメリカの配給業者はあわてて「宇宙が出てくる映画なら何でもいい!」と世界中を探し回った。フランクはすぐさまタツノコとの契約書にサインした。『ガッチャマン』を『スター・ウォーズ』のアニメ版として売ろうと思ったからだ。 > フランクは『ガッチャマン』の放映権を全米70ものテレビ局に売り込んだ。『スター・ウォーズ』ブームに少しでもあやかりたいと思ったテレビ局は我先にとフランクに契約金を払った。その金でフランクは『ガッチャマン』の改造作業を始めた。 > アニメーションとは縁もゆかりもなかったフランクは、『チキチキマシン猛レース』などのアニメ会社、ハンナ・バーベラで働いていたジェームソン・ブリューワーとアラン・ダインハートを雇った。アニメの演出、編集、脚色、アフレコのすべてに精通していた二人は、『科学忍者隊ガッチャマン』を、銀河を旅する宇宙戦士の物語 "Battle of the Planets" に作り変えた。 > 舞台ははるかな未来。人類は銀河系の様々な惑星に入植していた。そこにカニ星雲の惑星スペクトラからの侵略者が襲いかかった。スペクトラとはもちろんギャラクターのこと。総裁Xはグレート・スピリット(偉大なる精霊】、ベルク・カッツェはゾルターと改名されている。彼らはスペクトラの天然資源を掘り尽くしてしまったので、新たな惑星が欲しいのだ。侵略者に対抗するため、IFPP(平和惑星銀河連邦)が結成したのがGフォース(科学忍者隊)である。Gフォースは毎週、違う惑星に派遣され、スペクトラの陰謀を打ち砕く。『ガッチャマン』の背景は東京やパリ、ロンドンといった実在の都市が多いので、よほど幼い子供でないかぎり、エッフェル塔を見て他の惑星だと信じるわけがなかったが。 > 残念なのは敵も味方も攻撃がヌルいことだ。フランクたちはオリジナルの『ガッチャマン』を観て暴力描写があまりにリアルすぎると思った。アメリカで子供番組として放映するには大幅にカットしなくてはということで、ガッチャマンがギャラクターの戦闘員と格闘する場面は短くなるかバッサリ削除された。ビルが倒壊して群衆が巻き込まれるシーンも見られなかった。しかし、それらを取り除いた後でもアメリカ製アニメに比べるとはるかにアクションはダイナミックだった。それにギャラクターが一人として死ぬ場面がなくても、視聴者は白鳥のジュンのパンチラ・キックで充分満足した。パンチラは放送を許されたのだ(21世紀になってからアメコミの巨匠アレックス・ロスが描いた『BOTP』のイラストでもパンチラは描かれていた。これがいかにアメリカに衝撃を残したかがわかる)。 > 大量にカットしたぶんの穴を埋めたのは、アメリカで作られたアニメーションだ。惑星から惑星に旅する話なのでゴッド・フェニックスは宇宙を飛ぶ。Gフォースたちの出演シーンを増やすため、彼らが船内の「準備室」で暇をつぶす姿が描かれた。ジュンとジンペイはロックを演奏し、ケンとジョーは卓球(!)、リュウは山ほどハンバーガーを食いまくる。しかし最大の追加シーンは、7ザーク7というロボットだ。7ザーク7はコントロール・ルームで毎回、これから行く惑星について解説する。このロボットの役割は侵略者の探知と、頭の弱い子供にこれから何が起こるかを言葉で説明することなのだ。しかしこのR2-D2モドキの場面は退屈きわまりなかった。こいつと1ローバー1というロボット犬がどうでもいい芝居をしている間、子供たちは早くジュンのハイキックが見たくてイライラした。
パトリック・マシアス著/町山智浩編・訳『オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史』太田出版、2006年