MEZQUITA - RECUERDOS DE MI TIERRA
メズキータの故郷の思い出('79スペイン)。メズキータというのはスペイン語でモスク、つまりイスラム教の礼拝堂のことだそうだ。荒涼とした土地に佇む礼拝堂を模したジャケ。大地は割れ、月の光に浮かび上がるその姿は朽ち果てる寸前のように見える。デカダンス、、、
このメズキータというグループはスペインのアンダルシア地方コルドバ出身。ちょっと検索してみるとコルドバはスペイン南部のアンダルシア州にある都市で、コルドバ県の県都です。古代ローマ帝国の重要な都市として発展し、中世時代はイスラム王朝の主要中心都市として繁栄しました。西暦 784 年に建てられた巨大なモスクのメスキータはこの街で最も有名な建物で、円柱が立ち並ぶ礼拝の間とビザンチン様式のモザイク装飾が特徴的です。その後 1236 年にカトリック教会となり、17 世紀にはルネサンス様式の身廊が増築されました。とのことです。故郷の思い出という邦題に納得です。ただし画像検索にかけると退廃的なジャケとはまるで別モノの荘厳で立派な巨大モスクが…、、、
さて、そんな歴史を紐解きながら針を落とすと(CDだけど…)、中近東音階を想像させるエキゾチックなシンセの音色に哀愁のフラメンコギターが絡み付き「嗚呼、これがコルドバの土着感なのであろう」と。イスラムとスペインの音が混ざり合っているのだ。この異国情緒がじつに気持ち良い。そしてこのメズキータというグループはそれだけではない。手数のやたら多い超高速ドラムが引っ張るように怒涛のハイテンションが、これまたスパニッシュギターとエキゾチックシンセとハイテクベースが畳み掛けながら緊張の糸を切らすことなくハイテンションを最後まで持続させていく。ボーカルもまるで熱風を浴びたかのように熱唱。これは私のような異国情緒派も、はたまたテクニック重視の技巧派をも絶対満足させる傑作です。コルドバ、面白いな、、、
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