Phineas Newborn "Plays Again!" 久し振りのフィニアス。そして、不思議な珍しいフィニアス... 。 名盤でもなく、聴いたこともない。えっ~、何とイタリア・ローマ録音! 本作の第一印象、偏見かも知れないが、超絶テクニックと才能を披露するため、あえて有名スタンダードを選曲した見せつけ盤?みたい。何か共感できないなぁ。これぞ、フィニアスのテクニック!みたいな。当時、この高いテクニックに比べ人気と言う点では高くなかったのは、こんな彼の一面のせいでは... ? 欧州クラシック的なのか、とても低い音圧、音量を上げると割れ気味に荒れる。音ちょっと硬くてリアリティがない... 。 本作について、ネットでようやく情報見つけました!ありがとうございます! 1959年5月28日、Roma, Italy録音。 #MillsBrothers (ミルス・ブラザース、男性ジャズ・コーラスの草分け。"Barbershop Swing Chorus")と一緒に演奏旅行にやって来たのだそう。そこでフィニアスのレコードを作ろうという話になり、それに絡んでいたのがイタリア人ジャズ・ピアニストの #RomanoMussolini (ロマノ・ムッソリーニ)。独裁者ムッソリーニの息子で戦後のイタリア・ジャズ界で活躍をした人物。 ピアノ・トリオで、ベースはCarlo Loffredo(カルロ・ロフレド)、ドラムはSergio Pissi(セルジオ・ピッシ)と言う現地のミュージシャン。当時この二人は第二期ローマ・ニューオルリンズ・ジャズバンドに在籍。普段ニューオルリンズ・ジャズの演奏しているベースとドラムをバリバリのモダン・ジャズのピアニストと共演させるというのは無茶と思いきや、これがなかなかの至極まともなジャズピアノ・アルバムに。 セルジオ・ピッシはニューオルリンズ風のドラミングを避けて淡々とリズムを刻み、ベースとバンジョーが専門のカルロ・ロフレドは堅実なベースラインを奏で、フィニアスのピアノを引き立てる。 このアルバムの聴き処、実はフィニアスのソロ。Side 1-3 "Nica's Dream" とSide 1-4 "Airegin"!それぞれの作曲者ホレス・シルバー(ライナーにはジジ・グライスと)とソニー・ロリンズの演奏を軽く凌駕するフィニアスの才能、別次元の彼の作品に。 また、本作に収録されているのはトリオ4曲とソロ2曲で30分に満たない短い演奏時間。当時は10インチのLPか2枚のEPとして売り出そうとしていたのではとも。ところが何故か、約20年後の1978年に同じイタリアの Edizioni Dell'Isola 社から通常のLPとしてやっと発売。長い時間を経て日の目を見たので題名も"Plays Again"なのだろうか。 代表作以外で地味であまり話題に上らない、でも善し悪し別にこれは外せない、全盛期の元気なフィニアスというのが本作。 #EdizioniDell'Isola (Italy)レーベル。本盤は、 #RedBirdRecords からの1990年再発盤。印象的なジャケット・デザインは、 #TittiFabiani 。 #CaloLoffredo (b), #SergioPissi (ds), #PhineasNewbornJr (p) #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzrecords #ジャズ #スイングジャーナル ※作品の良さを多くの人に知ってもらい、ジャズを好きになって欲しいため、様々なソースをアレンジしています。先輩諸氏に感謝します。









