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What kind of runner can run as very fast as they can from the very start of a race? Only someone who runs really short races. But of course we're programmers and we're smarter than runners. Because we know how to fix that problem. We just fire the starting pistol every hundred yards and call it a new sprint.
Simple Made Easy by Rich Hickey
This Talk came across me once again. Always worth looking. RichHickey on software architecture: simple made easy.
Clojure プロジェクトの主流ライセンスが EPL なのはだいたい Leiningen のせい
三行でまとめると、
Rich Hickey 氏が EPL を Clojure に採用したので、
初期の Clojure プロジェクトに EPL が多く、
Leiningen 開発時には EPL が主流派となっており、
Leiningen がプロジェクトの雛形を EPL にしたら、
EPL プロジェクトが拡大再生産された。
というわけです。
Rich Heickey 氏のライセンス選択
氏が Clojure のライセンスを選択するに重要視した条件は、
互恵的な (reciprocal) ライセンスであること
他人に特定のライセンスを強要しないこと
よく知られたライセンスであること
氏が Clojure を仕事で使い続けられること
だそうです。 これら 4 つの条件がどのようにライセンス選択に影響したのかを考えてみましょう。 まず、 1. があるため、 MIT ラインセスや Apache ラインセンスは候補から外れます。 では GPL であればよいかというと 2. があるので、これも候補から外れます。また、 3. があるので、Clojure 独特のラインセンス条項を用意することもありません。 そういうわけで、ライセンス決定当時 Eclipse などで使われていた EPL がこれらの条件を満たすライセンスであったので選択されたというわけです。 EPL であれば、contributions も含めて Clojure を仕事で使い続けることができるので、4. も満たします。
参考
https://groups.google.com/forum/m/#!topic/clojure/bpnKr88rvt8
Leiningen がプロジェクト生成時に EPL ライセンスを含む雛形を生成するわけ
GitHub で公開されているプロジェクトのうちライセンスが明記されているプロジェクトが全体のわずか 14% という結果がありました。そこで、 ランセンス明記のない Clojure プロジェクトを多数産み出すよりは、 Leiningen で生成するプロジェクトの雛形でデフォルトのランセンスを設定しておいたほうがよいという議論がありました。 それではデフォルトのランセンスをどうするかですが、Clojure プロジェクトは必ず clojure-x.y.z.jar と共に使うものであり、 また、当時の Clojure プロジェクトの多くが EPL を採用していたため、EPL をプロジェクト雛形生成時のデフォルトライセンスとしているようです。 EPL で雛形を作成しておけば、ライセンス無しのプロジェクトは減りますし、開発者が別のライセンスを選択したかれば、自分で雛形を変更すればよいという考え方です。
参考
https://github.com/technomancy/leiningen/issues/1266
おわりに
Rich Hickey 氏が Clojure のライセンスとして EPL を選択し、 Leiningen がプロジェクトの雛形を EPL で作成するようになりました。この結果、何が起こるのでしょうか。
先に述べたように、 GitHub にはライセンスが設定されていないプロジェクトが多数あるそうです。もし、Leiningen がデフォルトのライセンスを設定しなければ、Clojure プロジェクトでも多数の無ライセンスプロジェクトが生まれたことでしょう。しかし、 Leiningen の決断により、多数の無ライセンスプロジェクトが EPL になりました。自らがライセンスを選択しているプロジェクトでは EPL は多数派ではないかもしれませんが、 Leiningen のせいで無ライセンスプロジェクトになるはずだった多数のプロジェクトが EPL になったため、 Clojure プロジェクトの主流ライセンスが EPL となっている、というのが私の考えです。
参考
なんでClojureとかClojureのライブラリ色々はEPLってのが選ばれてるんだろう
— か (@ka_) April 11, 2015
Another excellent talk by Rich Hickey. Clojure, Datomic, Functional Programming and Functional Databases.