"Brown and Roach Incorporated" 掘り出し物超コスパで私的初物を3枚。 1枚目は、ジャズ界で最も有名で最高の実力も兼ね備えた最強の双頭クインテット、ブラウン&ローチとして台頭する前の同メンバーでの最初の録音盤です。その実力を世に示した傑作!で、何と¥300! 先に録音評から... Monophonicですので、残念ながらダイナミック・レンジは狭く、歪みも所々気になりますね。トランペットは結構尖って大音量、他の楽器は控えめな楽器のバランス。録音はこの時代らしいですが、演奏は4日間のものなので、何となくまとまりにも欠けている感が。 楽曲はオリジナルやスタンダードなど、1-2 "I Don't Stand A Ghost Of A Chance With You"が盤イチですね。 1954年8月3日(Track 1, 2), 8月10日(Track 3, 4, 7), 8月6日(Track 5), 8月2日(Track 6) Capitol Studios, Los Angeles, California録音。 #EmArcyRecords レーベル(MG36008)。 双頭クインテット初スタジオ録音の名盤と言われる"Brown and Roach"は10インチで発売されたオリジナル(MG 26043)の1954年8月2,3,6日録音に1955年2月24,25日を追加収録し12インチ(MG-36036)で発売、こちらもキャピトル・スタジオなので、10インチ録音は本作と同日セッションと思われ、姉妹盤?なのでしょうか。 当時はマイルスやモンクも活動を再開、イーストの黒人ミュージシャンにもようやく活気が戻ってきた頃。それでもウエストの白人の景気の良さやスタジオ・ミュージシャンの羽振りの良さは相変わらず。とは言え、アート・ブレイキーのクインテットでセンセーショナルなデビューを果たしたクリフォード・ブラウンをマックス・ローチがスカウトし、双頭コンボを結成したことはイーストでも衝撃的な出来事だったのではと。また、演奏だけでなく、人間的にも素晴らしい人物であったブラウニーとリズムの哲学者ローチの輝かしい船出の記念すべきドキュメントであるとの評も。 #CliffordBrown (tp, tracks 1-3 & 5, 7) #MaxRoach (ds) #HaroldLand (ts, tracks 1, 3 & 5-7) #RichiePowell (p) #GeorgeMorrow (b) 本作後2年間の双頭コンボの始まりであり、新鮮さとやる気や喜びに満ちた溢れ、ハード・バップ復活の強い意気込みを感じますが、1956年、ハード・バップが頂点を迎えた時、突然悲劇が... 。1956年6月26日の深夜、バンドのピアニスト、リッチー・パウエル(バド・パウエルの弟)とその妻ナンシーの運転で、ブラウンを乗せてフィラデルフィアから仕事先のシカゴに向かう途中のペンシルベニア・ターンパイクで、折からの大雨でスリップしガードレールを突き破って75フィート下に転落。3人は命を落としてしまいます... 。この時ブラウン、25歳。あまりにも、あまりにも早すぎる天才の死...ジャズ界の大きな損失でした。 Side 1-1 "Sweet Clifford"(Clifford Brown) 1-2 "I Don't Stand A Ghost Of A Chance With You"(Crosby, Washington, Young) 1-3 "Stompin' At The Savoy"(Razaf, Goodman, Webb, Sampson) 2-1 "I'll String Along With You"(Dubin, Warren) 2-2 "Mildama"(Max Roach) 2-3 "Darn That Dream"(De Lange, Van Heusen) 2-4 "I Get A Kick Out Of You"(Cole Porter) #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzrecords #recordcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード ※作品を知り、ジャズの素晴らしさを伝えたい。様々なソースをアレンジ、先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/Bw0uF0zgz2Q/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=17m91nm2uk067