I drew Saki Yoshida from Emergence/Metamorphosis 😊

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I drew Saki Yoshida from Emergence/Metamorphosis 😊
GINZA編集長 中島敏子氏の講義にて
ファッション好きの私が実は一番楽しみにしていたGINZA編集長の中島敏子さんの回。 中島さんは「BRUTUS」「Tarzan」「relax」を経て、2011年5月号からGINZA編集長に。アートやサブカルチャーを盛り込んだ、唯一無二の東京らしいモード誌作りで言わずと知れた名編集長です。 ”売れる企画はわかっているけれどファッションの啓蒙していくことも私たちの仕事” ”ファッション誌の限界に挑戦することが使命だと思っている” そんな中島さんのかっこいい言葉で幕を開けました。
課題 「『GINZA』という雑誌の中で表現できる極北のファッション企画を提案せよ」
中島さんとお話したい、そのためには良いもの出してプレゼンしなきゃ。あとそろそろゲスト賞取りたい(本音)。あらためてGINZAを見まくり、中島さんについて調べまくりました。インタビューもかたっぱしから読みました。この一年間、頭の中でくるくる回り続けた菅付さんの言葉のひとつ、”調査力ニアイコール企画力”を思いながら。
紆余曲折ののち、極北に込められた意味は、最もファッションから遠いものをファッションに持ってくることだと解釈することにしました。GINZAのことはだいぶ分かった気がするけど、極北に行くということはGINZAらしいということではないし、全てを一回忘れないといけないかもしれない。。
この一年間、頭の中をくるくるまわり続けた菅付さんの言葉ふたつめ、"大ぶりの企画を出せ"を思いながら"極北"を考えていると、一体どこまで行けば良いのか分からなくなってきました。現実というより編集塾の課題として、なるべく遠いぎりぎりのラインを狙い、正直恥かきそうな気もしつつ出した企画がこちら。
初めてどっと笑いが起きたプレゼンでした。なんだそれ、っていう。しかし中島さんに、こういうのが聞きたかったと言ってもらったときの喜び。勇気を振り絞って大ぶりした甲斐あって、”企画は飛距離” という名言もいただきました。驚いたのは、終わった後何人かの受講生が話しかけてくれたこと。もっともっと驚いたのは、半年たった今も、企画を覚えてくれている人が何人もいたこと。その時に菅付さんのおっしゃっていた"10回バントを打っても覚えてもらえないけど、1回ホームランを打ったら覚えてもらえる"という言葉を実感することができました。(ホームランと呼べるかは分からないけど、大振りではあったはず)
そしてこれはゲスト賞の初受賞となりました。(菅付さんの、やっと選ばれたね、という言葉もかなり沁みました。) 選んだ理由を聞かれて中島さんが「たまにしかしない話をします」と言って、素敵なお話をしてくださいました。編集者ってこうあってほしい、こういう人を応援したいし目指してほしい、という涙が出そうになったお話は、ここに書いちゃうのもったいないので、個人的に私、あるいは第三期で聞いてくださいね。 この一年間、頭の中をくるくるまわり続けた菅付さんの言葉みっつめ、"イタコ力"にちょっと近づけたかと思えたときでもあり、嬉しい瞬間でした。
ひとつ目の記事にも書いたのですが、この講座は、講義を聞くことではなく取り組むところに重要な意味があり、その先に超一流のゲストがいてくれることが絶対的なハードルになります。最後にゲスト賞としてひとり選んでもらい、その理由を聞くところも、素晴らしいと思いました。課題の本当の当事者であるゲストが、何を選ぶか、なぜ選ぶかには、重要な意味があり、その人の大事にしているものがよく見えるし、非常に納得して講義を終えることができます。実践を通してあらためて、本当にゲストのみなさんは尊敬できる人たちでしたし、やっぱり、頑張って相手のことを調べたり考えたり、思い切ってさらけ出したり、出し切っただけ得るものは大きいです。辛いけど、たまに嬉しいことがあって頑張れるのは普段の仕事や人生と一緒で。。 思うようにできてもできなくても、体験に勝るものはないので、迷ってる方は飛び込んでください!
そして一年を終えると、そこまでの交流があったわけでもないのに、同志のような、いい仲間ができたような気がします。こうしてブログが立ち上がりみんなが寄稿して読み合えていることにも表れています。 ちなみに、不特定多数への文章が苦手な私が、この記事を書けているのも、背中を押してくれる仲間のおかげ。中島さんの回の記事を書いて。もう一度プレゼンシートが見たいと言ってもらったから。 この講座に関わっているみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです。心から、これからもずっと、どうぞよろしくお願いします!
編集に限らず、ものづくりに関わる人なら
締め切り間近にこのブログを読んでいる受講を迷っている人に一番伝えたいことは、迷っているなら是非飛び込んでみてほしいということ。 私が編集塾で得た物はとても大きくて、本気でものづくりをしていこうと思っているのなら、ある程度の犠牲を払っても受ける価値のある講座だと思います。良い記事は既に出揃っているので、ここにはだいぶ個人的なことを書いてみます。
恥はかきすて!と思い切って申し込むまで
"いわゆる編集”を経験したことないデザイナーの私がこの講座に興味を持ったのにはいくつか理由がありました。 デザインは編集だと思うこと。昔からいわゆる雑誌などの編集にも興味があること。ADというよりCD的なものの見方をしていきたいと常々思っていること。それって編集長じゃないかと思うこと。いわゆる編集というよりは広い意味の編集を勉強したいと思ったこと。菅付さんの著書を読んでいるとあまりにもすんなり全ての言葉が入ってくるので、菅付さんのことが気になりすぎたこと。などなど。
ためらう理由もいくつかありました。 まずひとつは時間。私は広告を中心としたグラフィック制作会社に勤務しており、第一回は平日に通えるわけないと諦めました。でも第二回を知った時はなぜか、今なら行ける気がすると思えたのです。時期が来たと。でも実際は無理矢理でした。笑 次にスパルタという言葉。30を過ぎた編集素人には怖い響き。でも興味があるなら思ったときが一番若いし、何かを打開したいなら恥はかきすてかなと思うことにしました。とにかく思い切って、申し込みました。
それは唐突に始まった
最初の課題が出て二週間は本当に辛いものでした。がんばるもなにも、何をどうしていいか分からなかったからです。BRUTUSや西田さんのインタビューなどをひとしきり読んでから、あらためて途方にくれました。動き方がわからない新入社員みたいな気持ち。そうこうしているうちに日にちが経ち、あと数日というところでとりあえず企画を決め、追い込まれた私はいろんな人に頼りました。自分の中で思い浮かぶ、企画に合いそうな人。久しぶりの人から仕事で一度しか会ったことのない人までコンタクトを取りました。信じられないくらいみんな丁寧に応えてくれて、そのことだけでもう感動して、既に講座に通った意味があったと思えたほどでした。そうこうしてなんとか提出した課題は、まさかプレゼンの機会が与えられ、震えたのを覚えています。西田さんからは「博報堂ぽいプレゼンだね!」「でもこのテーマ気持ち悪くない?」菅付さんからは「パワポがきれい」 愕然としました。全エネルギーを"中身"に注ぎ込んだつもりの、がんばってデザインしたわけでもないプレゼンシート。中身じゃなく見た目だけで選ばれたなんて、恥ずかしすぎる。見た目なら本気出せばもっともっときれいなの作れるし!(←デザイナーの変なプライド笑)それ以来、この講座にはデザイン以外のこと学びに来てるんだからと、あえてデザインを重視せずプレゼンシートを作ってきました。
先日最後のプレゼンを終えて、菅付さんからは、内容についての言葉と共に、「毎回パワポのグラフィックが素晴らしかった、それは特筆すべき点」という言葉をいただきました。皮肉にも、初回と同じ内容です。しかし振り返ると、提出した課題はほぼプレゼンさせていただけたものの、ゲスト賞に選んで頂けたのは中島敏子さんと嶋浩一郎さんの2回、両方とも企画がビジュアル寄りのプレゼンでした。今更ながら何故もっと自分の強みをもっと生かした企画やプレゼンをしてこなかったのかと反省しました。コピーライターの方が言葉を生かした企画やプレゼンをされているのに、私は頑なにデザイン以外の訓練のつもりで受講していました。最終講座に向けて考えてる時も気づけなくて、終わってから気づいたのです。菅付さん、あれは示唆だったのでしょうか。私はなんてひねくれてたのしょうと思いますが、実生活では引き続きデザインを武器に生きていこうと再確認させていただきました。
スパルタかどうかは自分次第
そんなわけで、強みと弱み、否が応でも露呈しちゃうんですね。 菅付さんもゲストの方もみな優しく、ものづくりや人に対してまっすぐです。フラットな評価のおかげで、何を言われても意外と恥ずかしくありません。スパルタなのは、菅付さんと一流のゲストに見ていただくということがハードルをとんでもなくあげていて、自分を追い込むほかないということだけ。それぞれ何かに日々真剣に取り組んでいる大先輩に、素人が挑むのに2週間しか時間がないなんておそろしい。一方、菅付さんは調査力ニアイコール企画力と仰っていて、調べず考えることもできないし、適当に出すなんて申し訳なさすぎてできません。結果、こんなにも本を読み、ネットで検索しまくり、ずっとずっとずっとずっと考えていた年はありませんでした。遊びのお誘いもいっぱい断ったし若干引きこもりにもなりました。それでも調査しきれず中途半端なところで時間切れになったり、悩んだ挙句出せないことも、えいやと出して後悔したこともありました。多忙そうな人はいっぱいいたけれど、しっかりこなしてくる塾生に圧倒されもしました。ただ講義直前まで考えることだけはやめないで必ず参加する、ということだけは決めて強い意志を持って通い続けました。有難いことに提出した回はほぼプレゼンの機会をいただけたものの、だいたい時間切れの感があり、詰めきれていないので自信もないことが多かったように思います。
そんな私にも、いくつか思い出のプレゼンがあります。( GINZA編集長 中島敏子氏の講義にて へ )