23年コンサート#36
3月24日 上野の森美術館
ギター 山田岳、土橋庸人 電子音響 有馬純寿 アコーディオン 太田智美
ジェイムス・テニー(1934-2006)七重奏曲 マウロ・ヘルティヒ(1989-)ピン・ポル ハヤ・チェルノヴィン(1957-)風変わりな騎士 シュテファン・バイヤー(1981-)顧客のほとんどは戻ってくる キャシー・ファン・エック(1979-)ソング No.3 ベン・ワイリー(1992-)An inequality: wind flower スティーヴ・ライヒ(1936-)エレクトリック・カウンターポイント
「現代美術と音楽が出会うとき」シリーズの演奏会。1930年代生まれのテニーとライヒの曲を始めと終わりに、間には若い世代の作曲家の曲メイン。また、各曲間には出演者の即興演奏が挿入された。
休憩後に演奏された(演じられた)キャシー・ファン・エックの「ソング No.3」が怪作でインパクト大。山田岳氏が画用紙に丸い穴を開けてそこにスピーカーを取り付けた半仮面をつけ、マイクを持って歌にならない歌のパフォーマンス。スピーカーから出た音をマイクが拾って循環する?。ワタクシ、思わず呼応して立ち上がりそうになってしまいましたよ。山田さんは昨年にもこの曲を演じているらしい。そのときはどんな様子だったのだろう。
今回取り上げられた作曲家の中で最も若いベン・ワイリーの「An inequality: wind flower」は微分音のステレオ効果に、一人風の強い草原に立っているような感覚になり、トリップしかけるが、その長大さのために正気に戻る不思議な曲。
締めのライヒの前の山田岳・有馬純寿両氏による即興演奏がチョーカッコいい。そしてライヒ「エレクトリック・カウンターポイント」の電子音なのにその響きの豊穣なこと!。







