Twelve-tones music is the challenge of our imaginations...?
"ウェーベルンの12音技法による~虫歯菌~" Thanks for creating !! @soaimusic
12音技法の常に付きまとう不安定感は、その技法自体が「既存の調性音楽」からの脱却を意図しているところからも必然なのだと感じるが、やっぱり音楽単体だと和声的な心地よさをどうしても求めてしまう。
しかしながら音楽は音楽的表現以上のものは表現できない。音楽で着色することで非実体的なレイヤーが被表現体を補完する。それが「調性音楽」の根本的価値でもある。
12音技法が非常に面白いのは、音楽を用いながらもより実体を伴った、生々しい表現で受け手にストレートに伝えてくれるところにある。映像作品とのコラボレーションにおいては、動作そのものを「音」を駆使して表現し、より詳細な質感を伝えることを可能にする。
そういう意味では、調性音楽は「逃避的」なのかもしれない。事象を抽象的にとらえ、メロディーやコード進行等によって実体を曖昧化することで空想の世界に逃げ込んでいる。12音技法はそれを真っ向から否定し、現実世界をしっかり見つめる余地を与える。聞き手にはより高度な想像力を要求し、表現しようとしている場景を理屈を用いて具現化しなければ、意思伝達は達成されない。なんと挑戦的なことだろうか…!〆
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