ちょっと気が早いけど、来月になったら書かない気がしたので駆け足気味に纏めておきます。
■Flip Flop ~SSA3A Rearrange Mix / 荒木比奈(CV.田辺留依), 上条春菜(CV.長島光那)
デレマス枠からは文句なくこの曲。琴線に触れた理由は色々あるんですが、端的にはアシッドジャズということに尽きると思う。
強いて言えばもっとベースの主張が強いほうがらしいとは思うけれど、それは望みすぎですね。
■何でも言うことを聞いてくれるフェネック / アライグマ(CV.小野早稀), フェネック(CV.本宮佳奈)
強いネタ感で損してる気がするのはさておき、ラテンジャズ+長台詞とキャラクタの性格を活かしたVo.の組み立てと実はめちゃくちゃよくできてる。
ピアノを中心にぐりぐりとドライブする楽曲の熱量にフェネックさんのダウナーが対比となり、全体的に絶妙にクールな雰囲気を纏わせるバランス感覚がとにかく秀逸。
昔って案外ラテンリズムのアニソンて多かった気がするけど、そうでもないですかね。そうでもないですか。
■ストロベリーアイスクリーム / 十倉栄依子(CV.領内ともみ)
スロウスタートのキャラソンアルバムはシティポップのイメージで纏められた非常に出来の高い一枚で、どの曲にすべきか悩んだうえで最もベタな栄依子ちゃんを選んで見た(とんかつには中濃ソースをかける派)。
何がいいって、ドラムブレイクがあるのとトライトーンで軽快なベースがいい、ソウルミュージック。
このような書き方がよくないことは承知の上であえて。
やはりTaishiさんと竜王更紗こそが音楽少女であり、それを超えられなかった時点で残念ながらアニメ化企画もメジャーレーベル移行も失敗でしかない。
竜王更紗のテクノポップ路線はこの曲で完成したと思う。
ちなみにドララドラとほぼBPMもイントロの進行も同じなので繋ぐとすごくいい(いい)。
■走れウマ娘 / スペシャルウィーク (CV.和氣あず未)、サイレンススズカ (CV.高野麻里佳)、トウカイテイオー (CV.Machico)、ゴールドシップ (CV.上田 瞳)、タマモクロス (CV.大空直美)、ウイニングチケット (CV.渡部優衣)、駿川たづな (CV.藤井ゆきよ)、実況の赤坂さん (CV.明坂聡美)
説明はいらないと思うけど、ウマ娘の初代CM曲のアレですね。まさかフルサイズでCD化するとは思わなかった。
曲についてはマキバオーはやはり偉大だったって事なんだけど、リスペクトを込めた丁寧な作りはアニメ本編に通ずるものがあって素直に好感が持てる、タマモクロスとウイニングチケットとゴルシがいるところとか。
■小さな恋のうた / 山田結衣(CV.高橋未奈美)、加瀬友香(CV.佐倉綾音)
まさか1年に2度もカバーされるとは露にも思わなかったけど、個人的な好みでこちらで(てゆうか高木さんの方は一応EDだし)。
楽曲そのものについては特に言うことなし。ただ、Vo.がどんどん息切れしていく、音を外す、苦笑するといった遊び心は企画盤らしい楽しさに溢れているし、高橋さん佐倉さんの声も曲にとてもマッチしててブンダバ。カバー曲メインのミックス作るなら絶対入れたい。
以前にも書いたけど、ザ・Lynnさん。ストレートアヘッドなロックが好きなんでしょうな、やっぱ。
特設ページで無料DLできるのでみんな聴くといいと思います(再掲)。
http://www.shonenmagazine.com/special/fuka-ed/
■ファンシー☆ファンキー☆ブルース / ココロちゃん(CV.一条和矢), ハッピーちゃん(林勇)
普通にトラックもありがちといえばありがちとはいえアイドル四つ打ち的でちゃんとしてるんだけど、一条和矢さんに歌わせたことを何より最大限評価したい。これこそキャラソン集のあるべき姿。
魔法少女 俺のキャラソンアルバムはある意味今年一番キャラソン集らしい一枚なので普通におすすめ。
と、書いてしまえば簡単だけど、パート毎のリズムの組み立て方が想像以上に丁寧。2コーラス目サビ後のソロとかおじさん大好き。強いていえばもっと各Vo,ソロを組み込むと公正に緻密さが出てよかったかなとも思うけど、好き好きの範囲。Reステージ見直した。
今年はあんまりキャラソン集まらなかったな、自分が真面目に掘らなかったせいだけど。来年はもう少し本腰を入れたい。
■スリピス / 本田華子(CV:木野日菜)、オリヴィア(CV:長江里加)、野村香純(CV:小原好美)
番外というかキャラソンですらないんだけど、今年リリースのアニソンで1,2の完成度にどうしても書きたかったの!
謎のコンポーザーとして一部で話題になってるようなそうでもないようなタナカ零さんの新曲。とにかくこの曲はすごい。作品世界に寄りそうわちゃわちゃとした情景感の演出、歌詞センス(言葉遊びのようでちゃんと意味が通るバランス感)、展開構成力、音の情報量とにかく全てがすごい。「流路」のジャズトロニカで度肝を打ち抜かれた後としてはパッと聽きこじんまりとしてしているのだけど、むしろその振れ幅の大きさや、聴き込むと少しずつ滲んでくるエレクトロニカ系全般への造詣の深さなど掘り下げるべき点が多すぎる。2コーラスBメロでギターを入れるセンスとか本当キレてる。最高だから全員CDと盤買え。
■サーチライトと月明かり / 天月真白(CV.水瀬いのり)
あまりこういうボンガボンガしたのは好きじゃないんだけど、この曲はすごく構成が練られていていい。否応無く大サビで盛り上がれるし、リズムが太すぎないのが前のめり感を演出してる。カップリングのfakejazz remixもちょっと音がちゃちい気がする以外はガラッと印象が変わっていてよくできてる。
2018年クソキャラソンはウマ娘が正式リリースされたら書きます。